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公開番号2024143035
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-11
出願番号2023055503
出願日2023-03-30
発明の名称駐車支援システム、機械式駐車設備、および方法
出願人株式会社アイシン,新明和工業株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類G08G 1/14 20060101AFI20241003BHJP(信号)
要約【課題】車両や機械式駐車設備の可動部の位置の検出の精度の向上を図る上で機械式駐車設備の構成が複雑化するのを抑制することが可能な駐車支援システム、機械式駐車設備、および方法を得る。
【解決手段】実施形態の駐車支援システムは、車両に搭載される情報処理装置と、駐車場の機械式駐車設備に設けられ駐車場での車両の移動のために動作する可動部、を制御する駐車場制御装置と、を備える。情報処理装置は、車両に搭載され車両の位置を検出可能な情報を取得する車両側センサの出力に基づいて、車両と可動部との相対位置と可動部の絶対位置との少なくとも一方を検出し、検出結果を駐車場制御装置に送信する。駐車場制御装置は、情報処理装置からの検出結果に基づいて、可動部を制御する。
【選択図】図9
特許請求の範囲【請求項1】
車両に搭載される情報処理装置と、
駐車場の機械式駐車設備に設けられ前記駐車場での前記車両の移動のために動作する可動部、を制御する駐車場制御装置と、
を備える駐車支援システムであって、
前記情報処理装置は、前記車両に搭載され前記車両と前記車両の周辺との関係を表す情報を取得する車両側センサの出力に基づいて、前記車両と前記可動部との相対位置と前記可動部の絶対位置との少なくとも一方を検出し、検出結果を前記駐車場制御装置に送信し、
前記駐車場制御装置は、前記情報処理装置からの前記検出結果に基づいて、前記可動部を制御する、
駐車支援システム。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記可動部は、前記車両を搬送する搬送部を含み、
前記情報処理装置は、前記車両が前記搬送部上に位置したことを示す前記車両と前記可動部との前記相対位置と、前記搬送部上から前記車両が退去したことを示す前記車両と前記可動部との前記相対位置との少なくとも一方を検出する、
請求項1に記載の駐車支援システム。
【請求項3】
前記可動部は、ターンテーブルを含む、
請求項1に記載の駐車支援システム。
【請求項4】
前記絶対位置は、前記ターンテーブルの回転位置である、
請求項3に記載の駐車支援システム。
【請求項5】
前記機械式駐車設備は、前記駐車場内の前記車両の周辺の情報を取得する駐車場側センサを備え、
前記駐車場制御装置は、前記情報処理装置からの前記検出結果と前記駐車場側センサの出力とに基づいて前記可動部を制御する、
請求項1に記載の駐車支援システム。
【請求項6】
駐車場の機械式駐車設備であって、
前記駐車場での車両の移動のために動作する可動部と、
前記可動部を制御する駐車場制御装置と、
前記車両の車両側通信装置と通信を行う設備側通信装置と、
を備え、
前記車両の情報処理装置は、前記車両と前記車両の周辺との関係を表す情報を取得する車両側センサの出力に基づいて、前記車両と前記可動部との相対位置と前記可動部の絶対位置との少なくとも一方を検出し、検出結果を前記車両側通信装置を介して前記駐車場制御装置に送信し、
前記駐車場制御装置は、前記情報処理装置からの前記検出結果を前記設備側通信装置を介して受信し、受信した前記検出結果に基づいて、前記可動部を制御する、
機械式駐車設備。
【請求項7】
前記可動部は、ターンテーブルを含み、
前記車両に前記ターンテーブルの回転中心位置を認識させる認識部を備え、
前記認識部は、前記車両に前記通信により地図情報を送信する情報送信部、または、前記車両のセンサにより光学的に認識される表示である、
請求項6に記載の機械式駐車設備。
【請求項8】
車両に搭載される情報処理装置と、
前記車両が駐車可能な駐車場の機械式駐車設備に設けられ前記車両の移動のために動作する可動部、を制御する駐車場制御装置と、
を備える駐車支援システムで実行される方法であって、
前記情報処理装置が、前記車両に搭載され前記車両と前記車両の周辺との関係を表す情報を取得する車両側センサの出力に基づいて、前記車両と前記可動部との相対位置と前記可動部の絶対位置との少なくとも一方を検出し、検出結果を前記駐車場制御装置に送信し、
前記駐車場制御装置が、前記情報処理装置からの前記検出結果に基づいて、前記可動部を制御する、
方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、駐車支援システム、機械式駐車設備、および方法に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、車両を搬送するパレットやターンテーブル等の可動部を備えた機械式駐車設備がある。
【0003】
この種の機械式駐車設備には、機械式駐車設備に設置された光電管センサ等のセンサの検出結果を用いて自動運転車両の入出庫において車両位置が適切か否かを判断するものがしられている(例えば、特許文献1)。また、機械式駐車設備には、車両の姿勢をレーザレーダで検出するものが知れている(例えば、特許文献2)。また、機械式駐車設備にはターンテーブルの回転機構にセンサを設けて、ターンテーブルの回転角度を検出するものが知られている(例えば、特許文献3)。
【0004】
上記のような各種のセンサが設けられていない機械式駐車設備においては、例えば、人が、車両や可動部の位置を確認して、ターンテーブル等の可動部の操作を行う。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特許第6826835号公報
特開2011-89354号公報
特許第6498002号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上記のような従来の機械式駐車設備を備えた駐車場では、例えば、車両や可動部の位置の検出精度の向上を図るために、センサを増設したり、人の代わりにセンサを新設したりすることが考えられるが、いずれの場合にも機械式駐車設備の構成が複雑化してしまう。
【0007】
そこで、実施形態の課題の一つは、車両や機械式駐車設備の可動部の位置の検出の精度の向上を図る上で機械式駐車設備の構成が複雑化するのを抑制することが可能な駐車支援システム、機械式駐車設備、および方法を得ることである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
実施形態の駐車支援システムは、車両に搭載される情報処理装置と、駐車場の機械式駐車設備に設けられ前記駐車場での前記車両の移動のために動作する可動部、を制御する駐車場制御装置と、を備える駐車支援システムであって、前記情報処理装置は、前記車両に搭載され前記車両と前記車両の周辺との関係を表す情報を取得する車両側センサの出力に基づいて、前記車両と前記可動部との相対位置と前記可動部の絶対位置との少なくとも一方を検出し、検出結果を前記駐車場制御装置に送信し、前記駐車場制御装置は、前記情報処理装置からの前記検出結果に基づいて、前記可動部を制御する。
【0009】
上記の駐車支援システムによれば、車両の情報処理装置が、車両側センサの出力に基づいて、車両と可動部との相対位置と可動部の絶対位置との少なくとも一方を検出し、検出結果を駐車場制御装置に送信し、駐車場制御装置が、検出結果に基づいて、可動部を制御するので、車両や機械式駐車設備の可動部の位置の検出の精度の向上を図る上で機械式駐車設備の構成が複雑化するのを抑制することができる。
【0010】
前記駐車支援システムでは、例えば、前記可動部は、前記車両を搬送する搬送部を含み、前記情報処理装置は、前記車両が前記搬送部上に位置したことを示す前記車両と前記可動部との前記相対位置と、前記搬送部上から前記車両が退去したことを示す前記車両と前記可動部との前記相対位置との少なくとも一方を検出する。
(【0011】以降は省略されています)

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