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公開番号
2024141336
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-10
出願番号
2023052920
出願日
2023-03-29
発明の名称
散布装置
出願人
住化農業資材株式会社
代理人
弁理士法人藤本パートナーズ
主分類
A01M
7/00 20060101AFI20241003BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約
【課題】本発明は、農地の広範囲にわたって効率的に農薬等の液体を散布することができ、且つ、葉の表面及び裏面を含む農作物の全体に液体を散布することに優れる散布装置を提供することを課題とする。
【解決手段】一方向に沿って列をなす農作物に液体を散布するために用いられ、前記一方向に延びる少なくとも1つの管状部材を備え、前記管状部材は、内部に流通させた前記液体を散布するための複数の貫通孔を有し、前記管状部材を上下方向に移動させる移動機構を備えている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
一方向に沿って列をなす農作物に液体を散布するために用いられ、
前記一方向に延びる少なくとも1つの管状部材を備え、
前記管状部材は、内部に流通させた前記液体を散布するための複数の貫通孔を有し、
前記管状部材を上下方向に移動させる移動機構を備えている、散布装置。
続きを表示(約 520 文字)
【請求項2】
前記移動機構は、前記管状部材の上方に設置された支持部材と、前記管状部材を前記支持部材に吊り下げる紐部材とを備え、
前記支持部材は、前記紐部材が巻き付けられる周面を有する、請求項1に記載の散布装置。
【請求項3】
第1の管状部材と、第2の管状部材とを備え、
前記移動機構が、前記第1の管状部材及び前記第2の管状部材を同期して上下方向に移動させるように構成されている、請求項2に記載の散布装置。
【請求項4】
前記移動機構は、前記第1の管状部材を前記支持部材に吊り下げる第1の紐部材と、前記第2の管状部材を前記支持部材に吊り下げる第2の紐部材と、前記第1の管状部材から前記第2の管状部材を離間させるように前記第2の紐部材を案内する案内部材とを備え、
前記第1の紐部材及び前記第2の紐部材は、何れも前記支持部材の周面に固定されている、請求項3に記載の散布装置。
【請求項5】
前記管状部材は、前記液体を霧状に散布可能に構成されている、請求項1又は2に記載の散布装置。
【請求項6】
前記液体が、農薬である、請求項1又は2に記載の散布装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、散布装置に関し、具体的には、農作物に農薬等の液体を散布するための散布装置に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、農業における人的労力を削減する観点から、農薬等の液体の散布作業を効率化するための提案がなされている。
【0003】
例えば、特許文献1では、潅水チューブを備える農業用ハウスが提案されている。通常、潅水チューブは、農作物のなす列と隣り合うように配置され、且つ、内部に流通させた水を散布するための貫通孔を有する。また、潅水チューブには、長さ方向に所定の間隔を空けて多数の貫通孔が形成されている。そして、特許文献1の農業用ハウスでは、かかる潅水チューブが天井付近(すなわち農作物の上方)に設置されている。これによって、農業用ハウスの広域にわたって効率的な散水が可能とされている。
【0004】
また、潅水チューブを用いる別の方法として、農作物の上方に配置された潅水チューブを水平方向において移動させる移動機構を備えた散布装置が提案されている。
【0005】
さらに、最近では、潅水チューブを用いる方法以外にも、マルチコプター等の無人航空機を用いて農作物の上方から農薬を散布する方法が提案されている(例えば特許文献2)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
国際公開第2016/136988号
特開2020-199481号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
ところで、農作物への液体の散布では、農作物の全体に万遍なく液体を散布することが必要となる場合がある。例えば、農薬の散布では、葉の表面だけでなく、裏面にも農薬を散布することが必要である。また、水の散布でも、気温の高い夏季に葉水と呼ばれる葉全体への水の散布が必要な場合がある。
【0008】
さらに、農業用ハウスでの水の散布は、農業用ハウス内を冷却する役割も求められる。そして、効率的な冷却のためには、農業用ハウスの広範囲にわたって水を散布することが好ましい。
【0009】
しかしながら、従来技術は上記した要望を十分に満足できるとは言い難い。例えば、特許文献1の設備のように、農作物の上方に配置された潅水チューブでは、葉の裏面への液体の供給が不十分になるおそれがある。また、特許文献2のマルチコプターを用いる方法は、農地の広範囲にわたる同時的な散布が困難であり効率的とは言い難い。
【0010】
上記問題点に鑑み、本発明は、農地の広範囲にわたって効率的に農薬等の液体を散布することができ、且つ、葉の表面及び裏面を含む農作物の全体に液体を散布することに優れる散布装置を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)
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