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公開番号2024140596
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-10
出願番号2023051799
出願日2023-03-28
発明の名称光学フィルムの製造方法
出願人日東電工株式会社
代理人弁理士法人籾井特許事務所
主分類G02B 5/30 20060101AFI20241003BHJP(光学)
要約【課題】異物の発生が抑制された光学フィルムを提供すること。
【解決手段】本発明の実施形態による光学フィルムの製造方法は、少なくとも1つの光学フィルム本体の外周面を切削刃で加工すること、および、前記加工が施された加工面からケバを除去すること、を含む。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
少なくとも1つの光学フィルム本体の外周面を切削刃で加工すること、および、
前記加工が施された加工面からケバを除去すること、
を含む、光学フィルムの製造方法。
続きを表示(約 420 文字)【請求項2】
前記少なくとも1つの光学フィルム本体は、複数の光学フィルム本体を含み、
前記複数の光学フィルム本体を重ねた状態で、前記加工を行う、請求項1に記載の製造方法。
【請求項3】
前記加工面の厚み方向と直交する方向の単位長さ10mm当たりの長径50μmを超え150μm以下の異物の量が10個以下の光学フィルムを得る、請求項1に記載の製造方法。
【請求項4】
前記除去は、テープを用いて行う、請求項1に記載の製造方法。
【請求項5】
前記除去は、前記テープを前記加工面に貼り付けて剥がす操作を複数回行うことを含む、請求項4に記載の製造方法。
【請求項6】
前記テープの剥離力は、2N/25mm以上10N/25mm以下である、請求項4に記載の製造方法。
【請求項7】
前記除去は、前記加工面に気体を吹き付けて行う、請求項1に記載の製造方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、光学フィルムの製造方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
液晶表示装置およびエレクトロルミネセンス(EL)表示装置(例えば、有機EL表示装置)に代表される画像表示装置が急速に普及している。画像表示装置においては、画像表示を実現し、画像表示の性能を高めるために、一般的に、偏光部材、位相差部材等の光学部材が用いられている(例えば、特許文献1を参照)。
【0003】
近年、画像表示装置の新たな用途が開発されている。例えば、Virtual Reality(VR)を実現するためのディスプレイ付きゴーグル(VRゴーグル)が製品化され始めている。VRゴーグルは様々な場面での利用が検討されており、高精細化等の視認性の向上が望まれている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-103286号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
VRゴーグルでは、レンズを介して画像を視認することから、VRゴーグル内に存在する微小な異物は視認されやすい傾向にある。
【0006】
上記に鑑み、本発明は、異物の発生が抑制された光学フィルムを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
1.本発明の実施形態による光学フィルムの製造方法は、少なくとも1つの光学フィルム本体の外周面を切削刃で加工すること、および、前記加工が施された加工面からケバを除去すること、を含む。
2.上記1に記載の光学フィルムの製造方法において、上記少なくとも1つの光学フィルム本体は、複数の光学フィルム本体を含み、上記複数の光学フィルム本体を重ねた状態で、上記加工を行ってもよい。
3.上記1または2に記載の光学フィルムの製造方法において、上記加工面の厚み方向と直交する方向の単位長さ10mm当たりの長径50μmを超え150μm以下の異物の量が10個以下の光学フィルムを得てもよい。
4.上記1から3のいずれかに記載の光学フィルムの製造方法において、上記除去は、テープを用いて行ってもよい。
5.上記4に記載の光学フィルムの製造方法において、上記除去は、上記テープを上記加工面に貼り付けて剥がす操作を複数回行うことを含んでもよい。
6.上記4または5に記載の光学フィルムの製造方法において、上記テープの剥離力は、2N/25mm以上10N/25mm以下であってもよい。
7.上記1から6のいずれかに記載の光学フィルムの製造方法において、上記除去は、上記加工面に気体を吹き付けて行ってもよい。
【発明の効果】
【0008】
本発明の実施形態によれば、異物の発生が抑制された光学フィルムを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の1つの実施形態に係る光学フィルムを模式的に示す斜視図である。
切削加工の一例を説明するための模式的な斜視図である。
VRゴーグルの表示システムの一例の概略の構成を示す模式図である。
光学フィルムの詳細の一例を示す模式的な断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明するが、本発明はこれらの実施形態には限定されない。また、図面は説明をより明確にするため、実施の形態に比べ、各部の幅、厚さ、形状等について模式的に表される場合があるが、あくまで一例であって、本発明の解釈を限定するものではない。
(【0011】以降は省略されています)

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