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公開番号2024139427
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-09
出願番号2023050364
出願日2023-03-27
発明の名称眼鏡レンズ、および眼鏡
出願人日東電工株式会社
代理人個人,個人
主分類G02C 7/02 20060101AFI20241002BHJP(光学)
要約【課題】所定のピーク波長の光を装着者に視認させる眼鏡レンズの意匠性を高くすること。
【解決手段】本眼鏡レンズは、レンズ部と、前記レンズ部の装着者側または前記装着者側とは反対側のどちらか一方に配置される光取出部と、を有し、前記光取出部は、前記レンズ部の内部を導光される所定のピーク波長の光を前記装着者側に取り出し可能である。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
レンズ部と、
前記レンズ部の装着者側または前記装着者側とは反対側のどちらか一方に配置される光取出部と、を有し、
前記光取出部は、前記レンズ部の内部を導光される所定のピーク波長の光を前記装着者側に取り出し可能な眼鏡レンズ。
続きを表示(約 930 文字)【請求項2】
前記光取出部により前記装着者側に取り出される光の光量をAとし、前記光取出部により前記装着者側とは反対側に取り出される光の光量をBとすると、AがBより大きいである、請求項1に記載の眼鏡レンズ。
【請求項3】
前記光取出部は、前記装着者側に配置されている、請求項1に記載の眼鏡レンズ。
【請求項4】
前記装着者側または前記装着者側とは反対側の少なくとも一方に配置され、可視光透過率が80%以下である光学部材をさらに有する、請求項1に記載の眼鏡レンズ。
【請求項5】
前記光学部材は、偏光板およびスモークフィルムの少なくとも一方を含む、請求項4に記載の眼鏡レンズ。
【請求項6】
前記所定のピーク波長は、380~490nm、500~560nm、または600~780nmのいずれか1つの波長領域に含まれる、請求項1に記載の眼鏡レンズ。
【請求項7】
請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の眼鏡レンズと、
前記眼鏡レンズの支持体と、
前記支持体に配置され、前記支持体に支持された前記眼鏡レンズの内部に前記所定のピーク波長の光を入射させる光源と、を有し、
前記光取出部は、前記光源から発せられて前記眼鏡レンズの内部に入射し、前記眼鏡レンズの内部を導光された前記所定のピーク波長の光を取り出し可能である、眼鏡。
【請求項8】
前記光源は、前記眼鏡レンズの上部または下部に配置される、請求項7に記載の眼鏡。
【請求項9】
前記光源は、それぞれが異なるピーク波長の光を出射し、個別に発光可能な複数の光源を含む、請求項7に記載の眼鏡。
【請求項10】
前記複数の光源は、
380~490nmの波長領域に含まれるピーク波長の光を出射する第1光源と、
500~560nmの波長領域に含まれるピーク波長の光を出射する第2光源と、
600~780nmの波長領域に含まれるピーク波長の光を出射する第3光源と、を含む、請求項9に記載の眼鏡。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、眼鏡レンズ、および眼鏡に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1には、光学フィルタを有し、所定のピーク波長の光を装着者に視認させる眼鏡レンズが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第5807237号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に開示された眼鏡レンズでは、該眼鏡レンズの装着者以外の者から眼鏡レンズが色づいて見えるため、眼鏡レンズの意匠性が損なわれる場合がある。
【0005】
本発明は、所定のピーク波長の光を装着者に視認させる眼鏡レンズの意匠性を高くすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様に係る眼鏡レンズは、レンズ部と、前記レンズ部の装着者側または前記装着者側とは反対側のどちらか一方に配置される光取出部と、を有し、前記光取出部は、前記レンズ部の内部を導光される所定のピーク波長の光を前記装着者側に取り出し可能である。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、所定のピーク波長の光を装着者に視認させる眼鏡レンズの意匠性を高くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1実施形態に係る眼鏡の模式的斜視図である。
図1におけるII-II線の断面図である。
第1実施形態に係る眼鏡における光取出部の模式的正面図である。
図3におけるIV-IV線の模式的断面図である。
図3における領域Vの模式的拡大図である。
図4における領域VIの模式的拡大図である。
第1実施形態に係る眼鏡の模式的側面図である。
第1変形例に係る眼鏡の模式的断面図である。
第2変形例に係る眼鏡の模式的断面図である。
第2実施形態に係る眼鏡の模式的斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照して本発明の実施形態について詳細に説明する。各図面において、同一構成要素には同一符号を付与し、重複した説明を適宜省略する。
【0010】
以下に示す実施形態は、本開示の技術思想を具体化するための眼鏡レンズ、および眼鏡を例示するものであって、本開示を以下に示す実施形態に限定するものではない。以下に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対的配置等は、特定的な記載がない限り、本開示の範囲をそれのみに限定する趣旨ではなく、例示することを意図したものである。また図面が示す部材の大きさや位置関係等は、説明を明確にするため、誇張している場合がある。
(【0011】以降は省略されています)

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