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公開番号
2024136893
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-04
出願番号
2023048194
出願日
2023-03-24
発明の名称
プリンタ
出願人
東芝テック株式会社
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
B41J
29/13 20060101AFI20240927BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】オプション機能を提供するためのユニットを着脱可能にする構造を、標準モデルの構造に含める。
【解決手段】プリンタは、帯状の用紙が巻かれたロール紙を保持する用紙保持部と、前記用紙保持部から引き出された前記用紙に印字する印字部と、前記用紙保持部および前記印字部を収納する箱型の筐体と、を備え、前記筐体は、印字後の前記用紙を排出する排紙口が設けられた面の少なくとも一部を構成する板状のカバー部と、前記カバー部以外の部分である本体部と、を含み、前記本体部に対して前記カバー部を着脱自在に取り付ける構造である取付構造は、板状である前記カバー部の一方の面である第1面と他方の面である第2面とのどちらが前記本体部に面する向きでも前記カバー部を取り付け可能であって、前記カバー部は、前記第1面および前記第2面のいずれか一方に、前記用紙に所定の処理を施すオプションユニットを着脱自在に支持する支持部を備える。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
帯状の用紙が巻かれたロール紙を保持する用紙保持部と、前記用紙保持部から引き出された前記用紙に印字する印字部と、前記用紙保持部および前記印字部を収納する箱型の筐体と、を備えるプリンタにおいて、
前記筐体は、印字後の前記用紙を排出する排紙口が設けられた面の少なくとも一部を構成する板状のカバー部と、前記カバー部以外の部分である本体部と、を含み、
前記本体部に対して前記カバー部を着脱自在に取り付ける構造である取付構造は、板状である前記カバー部の一方の面である第1面と他方の面である第2面とのどちらが前記本体部に面する向きでも前記カバー部を取り付け可能であって、
前記カバー部は、前記第1面および前記第2面のいずれか一方に、前記用紙に所定の処理を施すオプションユニットを着脱自在に支持する支持部を備える
プリンタ。
続きを表示(約 490 文字)
【請求項2】
前記支持部は、鉤状の形状を有し、
前記オプションユニットは、前記支持部に引っ掛け状態で支持される鉤状の形状を有した被支持部を有し、
前記支持部と前記被支持部との引っ掛け状態を解除する方向の移動によるズレを抑えるズレ抑止部を、前記支持部に隣接させてさらに設けた
請求項1に記載のプリンタ。
【請求項3】
前記ズレ抑止部は、ネジと、当該ネジがねじ込まれるネジ受部とを含んで構成され、
前記ネジ受部にねじ込まれた前記ネジの頭部は、前記支持部に引っ掛け状態で支持された前記被支持部に接して当該被支持部の移動を妨げる位置に位置する
請求項2に記載のプリンタ。
【請求項4】
前記ネジの前記ネジ受部へのねじ込み方向は、前記支持部に引っ掛けられた前記被支持部が前記支持部から脱する際の移動方向の略反対方向である
請求項3に記載のプリンタ。
【請求項5】
前記オプションユニットは、前記用紙に、切断の処理を施すものである
請求項1~4のいずれか1項に記載のプリンタ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、プリンタに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、ロール紙から引き出した用紙に印字して発行するプリンタが、用いられている(例えば特許文献1)。このようなプリンタにおいては、切断や剥離などを行わずに用紙を帯状のまま排出するモデルを標準とし、当該標準モデルに取り付け可能なオプションとして、切断や剥離などの機能を提供するといった販売手法が、とられることがある。
【0003】
上述のような手法によって複数モデルを展開している場合、オプションを着脱可能にするための構造が必要となる。当該構造を実現する部材は、標準モデルのプリンタを機能させるに必要な部材としてではなく、オプションのユニットとともに、別途準備されるのが一般的である。
【0004】
オプションのユニットの他に別途準備すべき部材があると、材料や製造に要するコストが高くなり、また、その部材を管理する必要も生じてしまうので、好ましくない。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明が解決しようとする課題は、オプション機能を提供するためのユニットを着脱可能にする構造を、標準モデルが含む構造によって実現可能なプリンタを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
実施形態のプリンタは、帯状の用紙が巻かれたロール紙を保持する用紙保持部と、前記用紙保持部から引き出された前記用紙に印字する印字部と、前記用紙保持部および前記印字部を収納する箱型の筐体と、を備えるプリンタであって、前記筐体は、印字後の前記用紙を排出する排紙口が設けられた面の少なくとも一部を構成する板状のカバー部と、前記カバー部以外の部分である本体部と、を含み、前記本体部に対して前記カバー部を着脱自在に取り付ける構造である取付構造は、板状である前記カバー部の一方の面である第1面と他方の面である第2面とのどちらが前記本体部に面する向きでも前記カバー部を取り付け可能であって、前記カバー部は、前記第1面および前記第2面のいずれか一方に、前記用紙に所定の処理を施すオプションユニットを着脱自在に支持する支持部を備える。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、実施形態にかかる標準状態のプリンタの、外観の一例を示す図である。
図2は、プリンタの内部構造の一例を示す図である。
図3は、切断ユニット付きプリンタの、外観の一例を示す図である。
図4は、プリンタの、前部カバーを含む部分の構造例を示す図である。
図5は、プリンタの、前部カバーを含む部分の構造例を示す図である。
図6は、図4および図5の状態から下部ケースを除いた状態を示す図である。
図7は、図6の状態から前部カバーを取り外して裏返して支持部を表に向けた状態を示す図である。
図8は、支持部を表にした前部カバーを装着した状態を示す図である。
図9は、切断ユニットの構造の一例を示す分解斜視図である。
図10は、切断ユニット付きプリンタの、前部カバーを含む部分の構造例を示す図である。
図11は、支持部による切断ユニットの支持状態を示す図である。
図12は、支持部による切断ユニットの支持状態を示す図である。
図13は、剥離ユニットおよび、剥離ユニットのフレームに対する位置関係を示す図である。
図14は、下部ケースを除いた状態での、剥離ユニット付きプリンタの一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
実施形態について図面を用いて説明する。図1は、実施形態にかかる標準状態のプリンタ1の、外観の一例を示す図である。図2は、プリンタ1の内部構造の一例を示す図である。
【0009】
プリンタ1は、標準モデルのプリンタの一例であって、筐体2、表示操作部103、開閉ボタン104及び排紙口105を備える。排紙口105が設けられている側がプリンタ1の正面側であり、排紙口105が設けられた面の反対側が背面側である。
【0010】
筐体2は、箱型の容器であって、上部ケース21及び下部ケース22を備えている。上部ケース21は下向きの開口部を、下部ケース22は上向きの開口部を有する。上部ケース21は、背面側の辺を、ヒンジ20によって、下部ケース22に回動自在に取り付けられている。これにより上部ケース21と下部ケース22とは回動自在に連結され、回動に伴い、互いの開口部を開閉する。
(【0011】以降は省略されています)
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