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公開番号2024136007
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-04
出願番号2023046952
出願日2023-03-23
発明の名称油路装置
出願人ニデックパワートレインシステムズ株式会社
代理人個人
主分類B01D 35/02 20060101AFI20240927BHJP(物理的または化学的方法または装置一般)
要約【課題】第3平面の厚み方向の長さが第3平面から第4平面に至る厚み方向の長さより長いフィルタ装置を有する。
【解決手段】第1ボディと、セパレートプレートと、第2ボディと、フィルタ装置と、を備えた油路装置において、第1ボディの第1平面から第2平面までの厚み方向の長さが第2ボディの厚み方向の長さより長く、第1ボディは、第1ボディの第2平面側から厚み方向に第1油路に達する貫通孔を備え、フィルタ装置の厚み方向の長さは、第2ボディの第3平面から第4平面に至る厚み方向の長さより長く、フィルタ装置は、貫通孔内に位置する部分を備える。
【選択図】図1

特許請求の範囲【請求項1】
溝状の第1油路を備えた第1平面と前記第1平面の裏面となる第2平面とを備えた第1ボディと、
前記第1平面に接する第1主面と前記第1主面に対して裏面となる第2主面とを備えた板状のセパレートプレートと、
前記セパレートプレートの前記第2主面に接する第3平面に溝状の第2油路を備え、第3平面に対して裏面の第4平面を備えた第2ボディと、
フィルタ装置と、
を備えた油路装置であって、
前記第1平面から前記第2平面までの厚み方向の長さが前記第2ボディの厚み方向の長さより長く、
前記第1ボディは、前記第1ボディの前記第2平面側から厚み方向に前記第1油路に達する貫通孔を備え、
前記フィルタ装置の厚み方向の長さは、前記第3平面から前記第4平面に至る厚み方向の長さより長く、
前記フィルタ装置は、前記貫通孔内に位置する部分を備える、
油路装置。
続きを表示(約 410 文字)【請求項2】
前記フィルタ装置は、前記貫通孔側に開口部を備え且つ前記第2ボディ側に底板を備える、請求項1に記載の油路装置。
【請求項3】
前記貫通孔は、前記フィルタ装置の装着用の孔である、請求項1又は請求項2に記載の油路装置。
【請求項4】
前記フィルタ装置の前記第2ボディ側の端は、前記セパレートプレートの前記第1主面に位置する、請求項2に記載の油路装置。
【請求項5】
前記セパレートプレートは、前記フィルタ装置のための挿通孔を備え、
前記フィルタ装置は、前記挿通孔に挿通され、
前記フィルタ装置の前記第2ボディ側の端は、前記第2油路内に位置する、
請求項2に記載の油路装置。
【請求項6】
前記フィルタ装置の前記貫通孔内に位置する部分は、前記貫通孔に圧入された部分である、請求項4又は請求項5に記載の油路装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示の技術は、油路装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
車両に搭載される油圧作動式変速機は、変速機構を構成する複数の摩擦締結要素への締結用油圧の生成及び給排、変速機ケース内の各部への潤滑油の供給等を制御する油路装置を備えている。
【0003】
油路装置は、第1ボディと、第2ボディと、第1ボディ及び第2ボディの間に位置するセパレートプレートと、油圧回路を構成するソレノイドバルブと、を備えている。第1ボディ及び第2ボディには、ソレノイドバルブに連絡された複数の油路が設けられている。
【0004】
第2ボディには、フィルタ装置が組付けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2021-105420号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
車両によっては、第2ボディの油路溝を深くできない場合がある。この場合、第2ボディにおける油路溝の深さよりも第2ボディの厚み方向の長さが長いフィルタ装置は、第2ボディに組付けられない。
【0007】
本開示の技術は、上記事実に鑑み成されたもので、厚み方向の長さが第2ボディの厚み方向の長さより長いフィルタ装置を有することができる油路装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するため本開示の技術の第1の態様は、溝状の第1油路を備えた第1平面と前記第1平面の裏面となる第2平面とを備えた第1ボディと、前記第1平面に接する第1主面と前記第1主面に対して裏面となる第2主面とを備えた板状のセパレートプレートと、前記セパレートプレートの前記第2主面に接する第3平面に溝状の第2油路を備え、第3平面に対して裏面の第4平面を備えた第2ボディと、フィルタ装置と、を備えた油路装置であって、前記第1平面から前記第2平面までの厚み方向の長さが前記第2ボディの厚み方向の長さより長く、前記第1ボディは、前記第1ボディの前記第2平面側から厚み方向に前記第1油路に達する貫通孔を備え、前記フィルタ装置の前記第3平面の厚み方向の長さは、前記第3平面から第4平面に至る厚み方向の長さより長く、前記フィルタ装置は、前記貫通孔内に位置する部分を備える。
【発明の効果】
【0009】
本開示の技術の第1の態様は、厚み方向の長さが第2ボディの厚み方向の長さより長いフィルタ装置を有することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、第1の実施形態に係る油圧作動式変速機の油路装置を示す側面模式図である。
図2は、第1の実施形態の油路装置のフィルタ装置を含む領域の断面図である。
図3は、第1の実施形態のフィルタ装置の斜視図である。
図4は、第2の実施形態の油路装置のフィルタ装置を含む領域の断面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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