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公開番号
2024134670
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-04
出願番号
2023044985
出願日
2023-03-22
発明の名称
コネクタユニット
出願人
住友電装株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
H01R
13/52 20060101AFI20240927BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】コネクタユニットの耐塵埃性能をさらに高めることを目的とする。
【解決手段】コネクタユニット8は、第1コネクタ10と、第2ハウジング120と、嵌合用レバー140とを含む第2コネクタ110とを備える。第1ハウジングは、内側嵌合周壁部と、内側嵌合周壁部の外面に突設された突部とを有し、第2ハウジングは、内側嵌合周壁部に外嵌めされる外側嵌合周壁部124を有し、外側嵌合周壁部は、接続時に、突部の通過移動を許容するスリットを有し、嵌合用レバーは、レバー本体142と、レバー本体から延出する延長カバー部148とを有すると共に、待機位置と締込み位置との間で回転移動可能に支持される。レバー本体は、作動面を有し、作動面は、突部を第2ハウジングに向けて移動させる面であり、延長カバー部148は、締込み位置に位置する状態で、スリットに沿って外側嵌合周壁部の開口に向って延びている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
第1端子と、前記第1端子を収容する第1ハウジングとを含む第1コネクタと、
第2端子と、前記第2端子を収容する第2ハウジングと、嵌合用レバーとを含む第2コネクタと、
を備え、
前記第1ハウジングは、内側嵌合周壁部と、前記内側嵌合周壁部の外面に突設された突部とを有し、
前記第2ハウジングは、前記内側嵌合周壁部に外嵌めされる外側嵌合周壁部を有し、
前記外側嵌合周壁部は、前記第1ハウジングと前記第2ハウジングとの接続時に、前記突部の通過移動を許容するスリットを有し、
前記嵌合用レバーは、レバー本体と、前記レバー本体から延出する延長カバー部とを有すると共に、前記第2ハウジングに対して待機位置と締込み位置との間で回転移動可能に支持され、
前記レバー本体は、前記第1ハウジングと前記第2ハウジングとの接続時に、前記スリットから突出する前記突部に接する作動面を有し、
前記作動面は、前記嵌合用レバーの前記待機位置から前記締込み位置への回転移動により、前記突部を前記第2ハウジングに向けて移動させる面であり、
前記延長カバー部は、前記嵌合用レバーが前記締込み位置に位置する状態で、前記スリットに沿って前記外側嵌合周壁部の開口に向って延びている、コネクタユニット。
続きを表示(約 770 文字)
【請求項2】
請求項1に記載のコネクタユニットであって、
前記延長カバー部の先端は、前記嵌合用レバーが前記締込み位置に位置する状態で、前記スリットの延在方向に対して直交する方向に沿っている、コネクタユニット。
【請求項3】
請求項2に記載のコネクタユニットであって、
前記延長カバー部は、前記延長カバー部の前記先端の両端から前記先端に直交しつつ前記延長カバー部の基端側に向う一対の側縁を有する、コネクタユニット。
【請求項4】
請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のコネクタユニットであって、
前記延長カバー部は、前記嵌合用レバーが前記締込み位置に位置する状態で、前記外側嵌合周壁部の開口縁に達している、コネクタユニット。
【請求項5】
請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のコネクタユニットであって、
前記第1コネクタは、前記内側嵌合周壁部の基端部から外側に突出する板部を有し、
前記延長カバー部の先端は、前記嵌合用レバーが前記締込み位置に位置する状態で、前記板部に対向する、コネクタユニット。
【請求項6】
請求項2又は請求項3に記載のコネクタユニットであって、
前記延長カバー部は、前記待機位置から中間位置を経て前記締込み位置に回転し、
前記作動面は、前記嵌合用レバーが前記待機位置と前記中間位置との間に位置する状態で、前記突部に接する第1作動面と、前記嵌合用レバーが前記中間位置と前記締込み位置との間に位置する状態で前記突部に接する第2作動面とを有し、
前記作動面が前記嵌合用レバーの回転に伴って前記突部を移動させる速度は、前記第1作動面よりも前記第2作動面の方が大きい、コネクタユニット。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、コネクタユニットに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1は、第1コネクタと第2コネクタとを備える防水コネクタ嵌合構造を開示している。特許文献1において、第1コネクタは、第2コネクタとのコネクタ嵌合のために負荷する力に梃を利用可能にした嵌合補助レバー部を有しており、第2コネクタは、嵌合補助レバー部の嵌合ガイド溝に嵌め込まれる嵌合ガイド突起を有している。嵌合ガイド突起が嵌合補助レバー部の嵌合ガイド溝に嵌ることによって、嵌合補助レバー部のレバー操作によって発生されたコネクタ嵌合のために必要な力が伝達される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-152265号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示の技術によると、嵌合ガイド突起は、第1コネクタに形成された嵌合ガイドスリットを通じて外側に突出する。ここにおいて、コネクタユニットの耐塵埃性能をさらに高めることが望まれている。
【0005】
そこで、本開示は、コネクタユニットの耐塵埃性能をさらに高めることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示のコネクタユニットは、第1端子と、前記第1端子を収容する第1ハウジングとを含む第1コネクタと、第2端子と、前記第2端子を収容する第2ハウジングと、嵌合用レバーとを含む第2コネクタと、を備え、前記第1ハウジングは、内側嵌合周壁部と、前記内側嵌合周壁部の外面に突設された突部とを有し、前記第2ハウジングは、前記内側嵌合周壁部に外嵌めされる外側嵌合周壁部を有し、前記外側嵌合周壁部は、前記第1ハウジングと前記第2ハウジングとの接続時に、前記突部の通過移動を許容するスリットを有し、前記嵌合用レバーは、レバー本体と、前記レバー本体から延出する延長カバー部とを有すると共に、前記第2ハウジングに対して待機位置と締込み位置との間で回転移動可能に支持され、前記レバー本体は、前記第1ハウジングと前記第2ハウジングとの接続時に、前記スリットから突出する前記突部に接する作動面を有し、前記作動面は、前記嵌合用レバーの前記待機位置から前記締込み位置への回転移動により、前記突部を前記第2ハウジングに向けて移動させる面であり、前記延長カバー部は、前記嵌合用レバーが前記締込み位置に位置する状態で、前記スリットに沿って前記外側嵌合周壁部の開口に向って延びている、コネクタユニットである。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、コネクタユニットの耐塵埃性能をさらに高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は実施形態に係るコネクタユニットを示す斜視図である。
図2はコネクタユニットを示す分解斜視図である。
図3は接続前のコネクタユニットを示す側面図である。
コネクタの接続作業例を示す説明図である。
コネクタの接続作業例を示す説明図である。
コネクタの接続作業例を示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
【0010】
本開示のコネクタユニットは、次の通りである。
(【0011】以降は省略されています)
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