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公開番号2024134484
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-03
出願番号2023062384
出願日2023-03-20
発明の名称マッサージ具
出願人ベス工業株式会社
代理人
主分類A61H 7/00 20060101AFI20240926BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】手で持って使用するマッサージ具において、把持の安定性を向上すると共に多様で充実したマッサージを実現する。
【解決手段】屈曲体2の下側に複数の各突起3と、左右の各指かけ部4とを備え、各指かけ部4にそれぞれ指をかけて左右の各左右方向弾性突起32で揉みマッサージが可能なマッサージ具1は、片手でも使用できるよう凹部11の左右方向の最大幅W1よりも各指かけ部4の各先端42の相互離間距離L1の方を小さくして安定的に把持できるようにし、前後方向弾性突起33や先端毛状突起34による多様で複合的なマッサージが可能である。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
弾性を有し屈曲可能な屈曲体の下側に複数の突起を設け、前記屈曲体の上側の左右両端付近から立ち上がる指かけ部をそれぞれ備え、前記屈曲体と各前記指かけ部の基端付近とで生じる凹部の左右方向の最大幅よりも各前記指かけ部の各先端の左右方向における最小の相互離間距離の方が小さくなるように形成して前記屈曲体の上側に置いた手を囲むことが可能な囲み部を設け、各前記指かけ部の各先端にそれぞれ指をかけて左右方向外側へ力をかけると、前記屈曲体が弾性屈曲して複数の各前記突起の各先端が左右方向における中央へ寄り合うように構成したことを特徴とするマッサージ具。
続きを表示(約 230 文字)【請求項2】
前記複数の突起の一部として、各前記指かけ部の基端付近に、前後方向よりも左右方向に撓みやすく弾性変形する先端を有する左右方向弾性突起をそれぞれ設けたことを特徴とする請求項1に記載のマッサージ具。
【請求項3】
前記複数の突起の一部として、前記屈曲体の前後両端付近に、左右方向よりも前後方向に撓みやすく弾性変形する先端を有する前後方向弾性突起をそれぞれ設けたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のマッサージ具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、手で持って使用するマッサージ具に関するものである。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
従来、手動で揉み動作ができるマッサージ具として、屈曲体の下方左右両側にそれぞれ球面を有する突起を設け、屈曲体の上方の左右両端に指かけ部をそれぞれ備えて構成したものが存在し、各指かけ部を各突起よりも左右方向において外側に位置するようにすると共に各指かけ部の上面にそれぞれ傾斜面を有し、各傾斜面は正面視において上方へ広がるようそれぞれ傾斜させている。それぞれの指かけ部に両手の指をそれぞれかけつつ各突起を身体に当て、各指かけ部に左右方向外側への力をかけると屈曲体が屈曲すると共に、左右両側の各突起の先端が屈曲体の中央へ互いに寄り合うので揉み動作が可能になる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-187317号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記従来のマッサージ具は、両手で持って揉みマッサージができるものであるが、片手で持つことから生じる他の様々なマッサージを実施することまでは想定されていない。仮に上記従来のマッサージ具を片手で屈曲体の中央を持つと、左右の各指かけ部は手を覆わない形状のため使用中に手から容易に離れてしまう問題があると考えられる。また、正面視において上方へ広がる傾斜面を有する指かけ部の場合、両手のそれぞれの指の力をかけると傾斜面がさらに寝てしまって指のかかりが弱くなり、この場合も使用中に手から容易に離れてしまい、把持の安定性に問題があった。
【0005】
本発明は、このような従来の構成が有していた問題を解決しようとするものであり、把持の安定性を向上すると共に多様で充実したマッサージが可能なマッサージ具を実現することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明のマッサージ具は、弾性を有し屈曲可能な屈曲体の下側に複数の突起を設け、前記屈曲体の上側の左右両端付近から立ち上がる指かけ部をそれぞれ備え、前記屈曲体と各前記指かけ部の基端付近とで生じる凹部の左右方向の最大幅よりも各前記指かけ部の各先端の左右方向における最小の相互離間距離の方が小さくなるように形成して前記屈曲体の上側に置いた手を囲むことが可能な囲み部を設け、各前記指かけ部の各先端にそれぞれ指をかけて左右方向外側へ力をかけると、前記屈曲体が弾性屈曲して複数の各前記突起の各先端が左右方向における中央へ寄り合うように構成したことを特徴とする。
【0007】
また、本発明のマッサージ具は、前記複数の突起の一部として、各前記指かけ部の基端付近に、前後方向よりも左右方向に撓みやすく弾性変形する先端を有する左右方向弾性突起をそれぞれ設けることができる。
【0008】
さらに、本発明のマッサージ具は、前記複数の突起の一部として、前記屈曲体の前後両端付近に、左右方向よりも前後方向に撓みやすく弾性変形する先端を有する前後方向弾性突起をそれぞれ設けることができる。
【発明の効果】
【0009】
本発明のマッサージ具は、前記屈曲体と各前記指かけ部の基端付近とで生じる前記凹部の左右方向の最大幅よりも各前記指かけ部の各先端の左右方向における最小の相互離間距離の方が小さくなるように形成して前記屈曲体の上側に置いた手を囲むことが可能な前記囲み部を設けているため、片手で持って使用する時に容易に手から離れて継続使用できなくなることを防止でき、前後や左右方向、また上下方向に往復動させても安定的に把持できる。よって多様で充実したマッサージが実施できるよう前記複数の突起のあり方が多様化する。また、両手で持って使用する時は、各前記指かけ部の各先端にそれぞれ指をかけて左右方向外側へ力をかけると、前記屈曲体が弾性屈曲して複数の各前記突起の各先端が左右方向における中央へ寄り合うように構成しているため、指の力を左右外側へかけたり緩めたりすることを繰り返して揉みマッサージを実施できるが、前記凹部の左右方向の最大幅よりも各前記指かけ部の各先端の左右方向における最小の相互離間距離の方が小さくなるように形成しているため、各前記指かけ部がそれぞれ外側に傾倒しても、従来のものより指のかかった状態が持続する。よって、把持の安定性が向上して充実したマッサージを実施できる。
【0010】
また、本発明のマッサージ具は、前記複数の突起の一部として、各前記指かけ部の基端付近に、前後方向よりも左右方向に撓みやすく弾性変形する先端を有する前記左右方向弾性突起をそれぞれ設けるなら、従来滑りやすかった球面を有する突起先端の改良となり、揉みマッサージの時に身体皮膚をとらえて滑りにくく張り付くようなマッサージ感をもたらすことができるので、揉みマッサージの充実感が向上する。
(【0011】以降は省略されています)

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