TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2024134267
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-03
出願番号
2023044479
出願日
2023-03-20
発明の名称
アース棒の打込引抜工具
出願人
中国電力株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
H01R
43/00 20060101AFI20240926BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】アース棒の打ち込みと引抜きが実施できるアース棒の打込引抜工具を提供する。
【解決手段】打込引抜工具10は、アース棒Bgをその外側から挟持可能に半分割した穴部1hを有する一対の円錐台体1・1、アース棒Bgが通過自在な挿通穴を有する係合体2、及び、打撃体3を備える。円錐台体1・1は、半分割した穴部1hを開口している。係合体2は、アース棒が通過自在な挿通穴を一方の面の中心部に有し、円錐台体1の円錐面1cを受容可能な凹部21を有する。打撃体3は、係合体2の一方の面を打撃できる。一対の円錐台体1・1が係合体2の凹部21に係合しているときは、一対の円錐台体1・1は、アース棒Bgを挟持している。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
長尺のアース棒を地中に打ち込み、又は、地中から引き抜くためのアース棒の打込引抜工具であって、
前記アース棒をその外側から挟持可能に半分割した穴部を有する一対の円錐台体と、
前記アース棒が通過自在な挿通穴を一方の面の中心部に有し、及び、前記挿通穴の途中から他方の面に向けて円錐状に開角し、前記一対の円錐台体の円錐面を受容可能な凹部を有する円柱状の係合体と、
前記アース棒に案内される案内穴を中心部に有し、前記係合体の一方の面を打撃する打撃体と、を備え、
前記一対の円錐台体が前記係合体の凹部に係合しているときは、前記一対の円錐台体は前記アース棒を挟持している、アース棒の打込引抜工具。
続きを表示(約 500 文字)
【請求項2】
前記打撃体は、相当の重量を有する金属体からなる、請求項1記載のアース棒の打込引抜工具。
【請求項3】
長尺のアース棒を地中に打ち込み、又は、地中から引き抜くためのアース棒の打込引抜方法であって、
前記アース棒をその外側から挟持可能に半分割した穴部を有する一対の円錐台体と、
前記アース棒が通過自在な挿通穴を一方の面の中心部に有し、及び、前記挿通穴の途中から他方の面に向けて円錐状に開角し、前記一対の円錐台体の円錐面を受容可能な凹部を有する円柱状の係合体と、
前記アース棒に案内される案内穴を中心に有し、前記係合体の一方の面を打撃する打撃体と、を備えたアース棒の打込引抜工具を用いて、
前記一対の円錐台体が前記係合体の凹部に係合し、前記一対の円錐台体が前記アース棒を挟持している状態において、
短尺の係合アームと長尺の操作アームで構成したL字状のバールを用いて、前記係合アームの先端縁を前記係合体の一方の面又は前記打撃体の面に係合すると共に、前記係合アームと前記操作アームの交差部を地面に当接させる、アース棒の引抜方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、アース棒の打込引抜工具に関する。特に、アース棒を地中に打込み、又は、アース棒を地中から引抜き自在なアース棒の打込引抜工具の構造に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
金属性の屋根を有する建物を送電線の下に建てた場合に、送電線が破断した際の災害防止の観点から、抵抗値を100オーム以下にすることが定められている。このため、長尺のアース棒を地中に打ち込み、アース棒と建物をリード線で接続することで抵抗値を下げていた。
【0003】
しかし、工事現場に設ける現場事務所のように、短期間しか設置しない建物もあり、現場事務所を撤去するときにはアース棒も撤去する必要があった。長尺のアース棒は、アース棒を地中に打込むのが容易でなく、地中から引抜きも容易でなかった。
【0004】
このような背景から、油圧式又は空圧式などのブレーカを利用して、容易かつ短時間にアース棒を打ち込み可能なアース棒の打ち込み装置が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
実開昭55-68288号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1によるアース棒の打ち込み装置は、ブレーカに連結される連結シャフトと、連結シャフトと平行に取り付けられ、アース棒を挟持する一対のチャックを備えたボディと、ボディに設けた圧縮コイルばねを介して地面に設置されたベースと、を備えている。
【0007】
特許文献1によるアース棒の打ち込み装置は、ブレーカを作動(振動)させると、ボディは、上下方向に振動し、ボディが下方に移動するときには、チャックに形成した円錐面が摺動することで、一対のチャックがアース棒を締まる方向に力が作用し、アース棒は、一対のチャックに挟持されて地中に打ち込まれる。
【0008】
一方、ボディが上方に移動するときには、一対のチャックが緩み、アース棒を残して一対のチャックだけが上方に移動する。このように、ブレーカが振動を続けることでアース棒は、地中に順次打ち込まれる。
【0009】
特許文献1によるアース棒の打ち込み装置は、容易かつ短時間にアース棒を打ち込むことができる、としている。しかしながら、従来の装置は、油圧源又は空気圧源を必要としている。したがって、装置を動かすための機械を必要としている。又、従来の装置は、アース棒を地中に打込むことが容易であるが、アース棒を地中から引抜きことは、考慮されていない。
【0010】
構成が簡易であり、アース棒の打ち込みと引抜きの両方が実施できるアース棒の打込引抜工具が求められている。そして、以上のことが本発明の課題といってよい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
中国電力株式会社
短絡防止具
12日前
中国電力株式会社
蓄電池付き照明装置
5日前
中国電力株式会社
無人航空機飛行支援システム
26日前
中国電力株式会社
機械学習装置及び無人飛行体の運用支援装置
26日前
中国電力株式会社
樹木の伐採方法、及びこの方法に用いる無人航空機
20日前
中国電力株式会社
発電所内植物管理システムおよび発電所内植物管理プログラム
20日前
個人
複円環アレーアンテナ
21日前
個人
接触式電気的導通端子
6日前
日星電気株式会社
同軸ケーブル
13日前
オムロン株式会社
入力装置
21日前
株式会社GSユアサ
蓄電装置
21日前
株式会社GSユアサ
蓄電装置
21日前
株式会社GSユアサ
蓄電装置
21日前
太陽誘電株式会社
全固体電池
12日前
三菱電機株式会社
漏電遮断器
26日前
個人
安全プラグ安全ソケット
8日前
オムロン株式会社
電磁継電器
20日前
株式会社GSユアサ
蓄電装置
21日前
株式会社村田製作所
磁性部品
1か月前
日本バイリーン株式会社
電極支持体
14日前
マクセル株式会社
配列用マスク
12日前
古河電池株式会社
非水電解質二次電池
1か月前
TDK株式会社
電子部品
20日前
株式会社ダイヘン
開閉器
12日前
日本特殊陶業株式会社
保持装置
12日前
マクセル株式会社
配列用マスク
12日前
ローム株式会社
半導体装置
6日前
アスザック株式会社
搬送用ハンド
6日前
日本無線株式会社
ホーンアンテナ
21日前
住友化学株式会社
積層基板
1か月前
住友化学株式会社
積層基板
1か月前
ヒューグル開発株式会社
拡張装置
12日前
ホシデン株式会社
多方向入力装置
12日前
ソニーグループ株式会社
発光素子
20日前
ローム株式会社
半導体装置
12日前
三菱電機株式会社
端子構造
12日前
続きを見る
他の特許を見る