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公開番号
2024133838
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-03
出願番号
2023043821
出願日
2023-03-20
発明の名称
半導体記憶装置
出願人
キオクシア株式会社
代理人
弁理士法人志賀国際特許事務所
主分類
H01L
23/00 20060101AFI20240926BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】設計の自由度の向上を図ることができる半導体記憶装置を提供することである。
【解決手段】実施形態の半導体記憶装置は、回路基板と、電子部品と、複数の導電部材と、情報表示領域とを持つ。回路基板は、第1面と、第1面とは反対側にある第2面とを有する。電子部品は、回路基板の第1面に実装されている。複数の導電部材は、回路基板の第2面に配列されている。複数の導電部材は、回路基板と電気的に接続されている。複数の導電部材は、導電材料で形成されている。情報表示領域は、回路基板の第2面上に設けられている。情報表示領域は、塗布材料、又は、導電材料と同じ導電材料で形成された情報表示パターンを有する。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
第1面と、前記第1面とは反対側にある第2面とを有する回路基板と、
前記回路基板の前記第1面に実装された電子部品と、
前記回路基板の前記第2面に配列され、かつ、前記回路基板と電気的に接続され、導電材料で形成された複数の導電部材と、
前記回路基板の前記第2面上に設けられた情報表示領域と、
を備え、
前記情報表示領域は、塗布材料、又は、前記導電材料と同じ導電材料で形成された情報表示パターンを有する、
半導体記憶装置。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
前記第2面は、前記回路基板の厚さ方向に交差する第1方向と、前記厚さ方向及び前記第1方向の各々に交差する第2方向とに平行であり、
前記回路基板は、複数の角部を有し、
前記第2面は、前記第1方向及び前記第2方向における中央に位置する中央領域と、前記中央領域よりも前記複数の角部のうちの1つの角部の近くに位置する角領域とを有し、
前記情報表示領域は、前記角領域に位置する、
請求項1に記載の半導体記憶装置。
【請求項3】
前記第2面は、前記回路基板の厚さ方向に交差する第1方向と、前記厚さ方向及び前記第1方向の各々に交差する第2方向とに平行であり、
前記第2面は、前記第1方向及び前記第2方向における中央に位置する中央領域を有し、
前記情報表示領域は、前記中央領域に位置する、
請求項1に記載の半導体記憶装置。
【請求項4】
前記第2面は、前記回路基板の厚さ方向に交差する第1方向と、前記厚さ方向及び前記第1方向の各々に交差する第2方向とに平行であり、
前記回路基板は、複数の角部と、前記複数の角部のうち互いに隣り合う2つの角部の間に位置する側部とを有し、
前記第2面は、前記第1方向及び前記第2方向における中央に位置する中央領域と、前記中央領域よりも前記側部の近くに位置する側部領域とを有し、
前記情報表示領域は、前記側部領域に位置する、
請求項1に記載の半導体記憶装置。
【請求項5】
前記情報表示パターンは、前記塗布材料が存在する複数の第1部位と、前記塗布材料が存在していない複数の第2部位とを含む、
請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の半導体記憶装置。
【請求項6】
前記情報表示パターンは、前記複数の第1部位と前記複数の第2部位との組み合わせで表される複数の情報表示列を有し、
第1方向と、前記第1方向に交差する第2方向とにおいて、前記複数の情報表示列が並んでいる、
請求項5に記載の半導体記憶装置。
【請求項7】
前記情報表示パターンは、前記導電材料が存在する複数の第1部位と、前記導電材料が存在していない複数の第2部位とを含む、
請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の半導体記憶装置。
【請求項8】
前記情報表示パターンは、前記複数の第1部位と前記複数の第2部位との組み合わせで表される複数の情報表示列を有し、
第1方向と、前記第1方向に交差する第2方向とにおいて、前記複数の情報表示列が並んでいる、
請求項7に記載の半導体記憶装置。
【請求項9】
前記情報表示領域は、
前記複数の導電部材とは異なる位置に設けられた第1領域と、
前記複数の導電部材に重なる位置に設けられた第2領域と、
を有し、
複数の導電部材の一部は、前記第2領域における前記複数の第1部位の一部である、
請求項8に記載の半導体記憶装置。
【請求項10】
前記複数の第1部位の一部を形成する導電部材は、放熱部である、
請求項9に記載の半導体記憶装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、半導体記憶装置に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
基板と、基板に実装された電子部品と備えた半導体記憶装置が知られている。半導体記憶装置は、2次元コード等のマークを有する。このようなマークは、例えば、製造履歴情報等の管理情報である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-146418号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の実施形態は、設計の自由度の向上を図ることができる半導体記憶装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
実施形態の半導体記憶装置は、回路基板と、電子部品と、複数の導電部材と、情報表示領域とを持つ。回路基板は、第1面と、第1面とは反対側にある第2面とを有する。電子部品は、回路基板の第1面に実装されている。複数の導電部材は、回路基板の第2面に配列されている。複数の導電部材は、回路基板と電気的に接続されている。複数の導電部材は、導電材料で形成されている。情報表示領域は、回路基板の第2面上に設けられている。情報表示領域は、塗布材料、又は、導電材料と同じ導電材料で形成された情報表示パターンを有する。
【図面の簡単な説明】
【0006】
第1実施形態に係る記憶装置を示す斜視図。
第1実施形態に係る記憶装置を一部分解して示す斜視図。
第1実施形態に係るNANDメモリの構成を示す断面図。
第1実施形態に係るNANDメモリの構成を示す下面図。
第1実施形態に係る情報表示パターンを示す平面図。
第1実施形態に係るNANDメモリの製造方法を説明する図であって、大判回路基板を示す平面図。
第1実施形態に係るNANDメモリの製造方法を説明する図であって、大判回路基板の変形例を示す平面図。
第1実施形態に係るNANDメモリの製造方法を説明する図であって、大判回路基板の一部を示す断面図。
第1実施形態に係るNANDメモリの製造方法を説明する図であって、大判回路基板の一部を示す断面図。
第1実施形態に係るNANDメモリの製造方法を説明する図であって、大判回路基板の一部を示す断面図。
第1実施形態に係るNANDメモリの製造方法を説明する図であって、大判回路基板の一部を示す断面図。
第1実施形態に係るNANDメモリの製造方法を説明する図であって、大判回路基板の一部を示す断面図。
第1実施形態に係るNANDメモリの製造方法を説明する図であって、半田ボールをランドに配置する際に用いられる装置を示す模式断面図。
第1実施形態に係るNANDメモリの製造方法を説明する図であって、半田ボールをランドに配置する際に用いられる装置を示す模式断面図。
第2実施形態に係る情報表示パターンを示す平面図。
第2実施形態に係るNANDメモリの変形例の構成を示す下面図。
第2実施形態に係るNANDメモリの変形例の構成を示す下面図。
第2実施形態に係るNANDメモリの変形例の構成を示す下面図。
第2実施形態に係るNANDメモリの変形例の構成を示す下面図。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、実施形態に係る半導体記憶装置を、図面を参照して説明する。以下の説明では、同一または類似の機能を有する構成に同一の符号を付す。そして、それら構成の重複する説明は省略する場合がある。
本出願で、「第1」「第2」「第3」といった序数詞を用いる場合がある。この序数詞は、序数詞で記載された部材の個数を示していない。
本出願で、「平行」、「直交」、または「同じ」とは、それぞれ「略平行」、「略直交」、または「略同じ」である場合も含み得る。
本出願で、「接続」とは、機械的な接続に限定されず、電気的な接続も含み得る。また、「接続」とは、接続対象である2つの要素が直接に接続される場合に限定されず、別の要素を間に介在させて接続対象である2つの要素が接続される場合も含み得る。また、文言「接続」とは、互いに連結された場合に限定されず、接しているだけの場合も含み得る。
本出願で、「重なる」とは、2つの要素が別の要素を間に介在させて重なる場合も含み得る。
【0008】
ここで、+X方向、-X方向、+Y方向、-Y方向、+Z方向、及び-Z方向について定義する。+X方向、-X方向、+Y方向、及び-Y方向は、後述する基板21の第1面21aと平行な方向である(図2参照)。
【0009】
+X方向は、基板21の第1端部21e1から第2端部21e2に向かう方向である(図2参照)。-X方向は、+X方向とは反対の方向である。+X方向と-X方向とを区別しない場合は、単に「X方向」と称する。+Y方向及び-Y方向は、X方向とは交差する(例えば、直交する)方向である。X方向は、「第1方向」の一例である。
【0010】
+Y方向は、後述するNANDメモリ25AからNANDメモリ25Bに向かう方向である(図2参照)。-Y方向は、+Y方向とは反対の方向である。+Y方向と-Y方向とを区別しない場合は、単に「Y方向」と称する。Y方向は、X方向に交差する方向であり、「第2方向」の一例である。
(【0011】以降は省略されています)
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