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公開番号
2024132758
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-01
出願番号
2023060700
出願日
2023-04-04
発明の名称
ヘッドクーリングシート
出願人
エムパックプラス カンパニー リミテッド
代理人
KEY弁理士法人
主分類
A42B
3/10 20060101AFI20240920BHJP(頭部に着用するもの)
要約
【課題】頭に載せると、頭頂から半径方向の曲面周りに対応して密着を自然に誘導してクーリング効果及び着用感を高めるヘッドクーリングシートを提供。
【解決手段】本発明は、第1及び第2のフィルムシートの間に液状の相変化物質を充填し接合して頭皮熱を下げるヘッドクーリングシートであって、第1及び第2のフィルムシートからなる2枚のフィルムシートの中心に相変化物質が区画充填された頭頂部が形成され、頭頂部から放射状方向に複数個の切欠き部を形成して、切欠き部を介して複数個のブレードクーリング部を形成し、ブレードクーリング部が頭頂部から曲げ可能なように第1のフィルムヒンジが形成され、ブレードクーリング部には、頭頂部から放射状方向へ行くほど重さを次第に増加させた相変化物質を充填した複数の区画充填セルを形成し、区画充填セル間には、それぞれの区画充填セルが曲げ可能なように第2のフィルムヒンジが形成されて構成されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
第1のフィルムシートと第2のフィルムシートとの間に液状の相変化物質を充填し、接合して頭の頭皮熱を下げるようにするヘッドクーリングシートであって、
前記第1のフィルムシート及び第2のフィルムシートからなる2枚のフィルムシートの中心に相変化物質が区画充填された頭頂部が形成され、前記頭頂部から放射状方向に複数個の切欠き部を形成して、この切欠き部を介して複数個のブレードクーリング部を形成し、前記ブレードクーリング部が頭頂部から曲げ可能なように第1のフィルムヒンジが形成され、前記ブレードクーリング部には、頭頂部から放射状方向へ行くほど重さを次第に増加させた相変化物質を充填した複数の区画充填セルを形成し、前記区画充填セル間には、それぞれの区画充填セルが曲げ可能なように第2のフィルムヒンジが形成されて構成されたことを特徴とするヘッドクーリングシート。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記第1のフィルムヒンジと第2のフィルムヒンジとは、頭の半径方向の曲面周りへの密着を誘導するために弓形で形成されたことを特徴とする請求項1に記載のヘッドクーリングシート。
【請求項3】
前記第1のフィルムヒンジ及び第2のフィルムヒンジには、曲げが円滑になされるように長孔形態のスリットが形成されたことを特徴とする請求項1に記載のヘッドクーリングシート。
【請求項4】
前記ブレードクーリング部には、固定手段としてベルクロテープ(面ファスナ)が形成されたことを特徴とする請求項1に記載のヘッドクーリングシート。
【請求項5】
前記ブレードクーリング部には、固定手段として磁石が形成されたことを特徴とする請求項1に記載のヘッドクーリングシート。
【請求項6】
前記複数のブレードクーリング部のうち、少なくとも1個または2個を放射状方向に拡張させ、第3のフィルムヒンジを介して曲げ可能なように固定バンドを形成したことを特徴とする請求項1に記載のヘッドクーリングシート。
【請求項7】
第1のフィルムシートと第2のフィルムシートとの間に液状の相変化物質を充填し、接合して頭の頭皮熱を下げるようにするヘッドクーリングシートであって、
前記第1のフィルムシート及び第2のフィルムシートからなる2枚のフィルムシートの中心に孔が形成され、前記孔から放射状方向に複数個の切欠き部を形成して、この切欠き部を介して複数個のブレードクーリング部を形成し、前記ブレードクーリング部が孔から曲げ可能なように第1のフィルムヒンジが形成され、前記ブレードクーリング部には、孔から放射状方向へ行くほど重さを次第に増加させた相変化物質を充填した複数の区画充填セルが形成され、前記区画充填セル間には、それぞれの区画充填セルが曲げ可能なように第2のフィルムヒンジが形成されて構成されたことを特徴とするヘッドクーリングシート。
【請求項8】
前記第1のフィルムヒンジと第2のフィルムヒンジとは、頭の半径方向の曲面周りへの密着を誘導するために弓形で形成されたことを特徴とする請求項7に記載のヘッドクーリングシート。
【請求項9】
前記第1のフィルムヒンジ及び第2のフィルムヒンジには、曲げが円滑になされるように長孔形態のスリットが形成されたことを特徴とする請求項7に記載のヘッドクーリングシート。
【請求項10】
前記ブレードクーリング部には、固定手段としてベルクロテープ(面ファスナ)が形成されたことを特徴とする請求項7に記載のヘッドクーリングシート。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、相変化物質(PCM、phase change materials)が充填されて頭の頭皮熱を下げるのに使用するヘッドクーリングシートに関し、特に、ヘッドクーリングシートに充填される相変化物質をシートの中心から放射状方向へ行くほど重さを次第に増加させた複数の区画充填セルと、前記各区画充填セルがフィルムヒンジにより曲げ可能にして、ヘッドクーリングシートが頭の頭頂から半径方向の曲面周りに対応して密着が自然に誘導されるようにしてクーリング効果及び着用感を高め、これによる構造を極めて簡単にして生産性を大きく向上させ得るようにするヘッドクーリングシートに関する。
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【背景技術】
【0002】
一般に、ヘルメットは、建設などの作業現場、オートバイや自転車の運行の際に頭を保護するために使用され、帽子は、頭保護及びレジャー活動などのために使用される。
【0003】
このようなヘルメットや帽子を着用すれば、内部において空気の流動が制限されて、温度が上昇するようになることで頭皮が高温環境に置かれるようになる。
【0004】
これに対して発明者らは、ヘルメットや帽子を着用時または未着用時、頭皮熱を下げるために様々な技術を提案している。
【0005】
韓国公開特許第10-2010-0052863号公報(2010年5月20日公開)の「かつらまたは頭皮用相変化物質パッド」は、相変化物質が混合された原糸で製織された繊維またはマイクロカプセルで製造された相変化物質がコーティング、塗布されて製造されたパッドを用いて、かつらと頭皮との間に着用して頭皮の快適な状態を維持するものであって、これは、繊維原反からなるパッドに相変化物質をコーティングまたは塗布する形態で構成したものである。
【0006】
韓国登録特許第10-1424384号公報(2014年8月1日公告)の「ヘルメットクーリング用パック」は、周縁膨満部は断面径が大きく構成され、内向きに区画線を構成した中段膨満部は、断面径が小さく構成されるようにし、中央部は、両側に若干半弧状に湾曲させるのに容易なように切取り口が構成され、前記周縁膨満部と中端膨満部との内部に相変化物質を充填密閉構成したものであって、前記切取り口によりパックの湾曲が容易なようにしているが、このような構造は、頭の頭頂から半径方向の曲面周りによる湾曲が容易でなく、ヘルメットの内部に形成された支えバンドが押されなければならない。
【0007】
韓国公開特許第10-2022-0148633号公報(2022年11月7日公開)の「ヘルメット用クーリングシート」は、板状形態で形成され、予め設定された収容空間を有する2つ以上のポケット部を備える面状クーリング部と、前記面状クーリング部のポケット部内部に構成される冷却媒体と、前記面状クーリング部の中央に面状クーリング部の上下部の空気が流動するように形成される流動ホールとを備えて構成されるヘルメット用クーリングシートであって、前記ヘルメット用クーリングシートが平たい板状形態からヘルメットに挿入後、着用者の頭に密着されるように半球形に変形させるために面状クーリング部に切欠き部と区画部とを設けている。このような切欠き部と区画部とは、ヘルメットを着用してヘルメット内部の支えバンドが押されてこそ半球形に変形されるものである。
【0008】
韓国公開特許第10-2022-0135601号公報(2022年10月7日公開)の「ヘッドクーラ」は、第1の冷却突部、第1の通気凹部、第2の冷却突部、第2の通気凹部、第3の冷却突部、第3の通気凹部、及び第4の冷却突部を備え、前記各冷却突部と通気凹部とは、円形の環状をなし、交互に連なって形成され、前記冷却突部の内部に相変化物質が収納されたものであり、前記冷却突部に補助通気路を形成し、前記補助通気路が東西南北の4方向に柔軟な構造を提供するものであって、これは、ヘルメットを着用してヘルメット内部の支えバンドがヘッドクーラを押すとき、補助通気路の構造によって東西南北の4方向に曲がるものである。
【0009】
特開2005-273119号公報(2005年10月6日公開)の「頭部冷却用の冷却材と冷却材付きヘルメット及び帽子」と特開2007-217846号公報(2007年8月30日公開)の「ヘルメット」が提案されている。
【0010】
これらの先行技術は、頭の頭頂から半径方向の頭周りに沿って自然に密着されるのに限界を有しているという共通的な問題点を有している。
【先行技術文献】
【特許文献】
(【0011】以降は省略されています)
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