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公開番号
2024132317
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-30
出願番号
2023043061
出願日
2023-03-17
発明の名称
情報処理装置、情報処理装置の制御方法、及びプログラム
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
主分類
H04N
1/00 20060101AFI20240920BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】エラーの対応が完了するまで一つの携帯端末がBLE通信を占有し続けるのを防止することができる情報処理装置を提供する。
【解決手段】情報処理装置としての画像形成装置104は、携帯端末101から受信したジョブデータに基づいて印刷処理を実行する。画像形成装置104は、BLE通信により、携帯端末101からUWBTAG情報を取得し、UWBTAG情報を取得したことに従って、携帯端末101とBLE通信による通信接続を切断してUWB通信による通信接続を確立する。画像形成装置104は、UWB通信により、画像形成装置104と携帯端末101の間の距離を測定し、印刷処理に関するエラーが発生した際に、測定した距離に基づいて、BLE通信以外の方法でエラーを通知する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
携帯端末から受信したデータに基づいて所定の処理を実行する情報処理装置であって、
前記携帯端末と通信接続が確立された後に当該携帯端末と1対1の通信を行う第1の無線通信により、前記第1の無線通信より正確な距離情報を取得可能な第2の無線通信に必要な情報を前記携帯端末から取得する手段と、
前記第2の無線通信に必要な情報を取得したことに従って、前記携帯端末と前記第1の無線通信による通信接続を切断して前記第2の無線通信による通信接続を確立する手段と、
前記第2の無線通信により、前記情報処理装置と前記携帯端末の間の距離を測定する手段と、
前記所定の処理に関するエラーが発生した際に、前記測定した距離に基づいて、前記第1の無線通信以外の方法で前記エラーを通知する通知手段とを備えることを特徴とする情報処理装置。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
前記第1の無線通信は、BLE(Bluetooth Low Energy)に基づく通信であることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記第2の無線通信は、IEEE802.15.4z規格のUWB(Ultra Wide Band)に基づく通信であることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記所定の処理は、印刷処理であり、
前記情報処理装置は、前記携帯端末から受信したデータに基づいて印刷処理を実行する画像形成装置であることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記エラーは、紙詰まりによるエラー、用紙切れによるエラー、トナー切れによるエラー、印刷物の取り忘れによるエラーを含むことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記測定した距離が予め設定された閾値以上である場合、前記通知手段は、前記エラーの発生を示す画面を表示させるための通知を、前記第2の無線通信により前記携帯端末へ送信することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記測定した距離が予め設定された閾値未満である場合、前記通知手段は、前記エラーの発生を示す画面を前記情報処理装置の表示手段に表示させることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記閾値より大きい他の閾値が設定され、
前記測定した距離が前記閾値以上であって前記他の閾値未満である場合、前記通知手段は、ブザー音を鳴らすことを特徴とする請求項7に記載の情報処理装置。
【請求項9】
携帯端末から受信したデータに基づいて所定の処理を実行する情報処理装置の制御方法であって、
前記携帯端末と通信接続が確立された後に当該携帯端末と1対1の通信を行う第1の無線通信により、前記第1の無線通信より正確な距離情報を取得可能な第2の無線通信に必要な情報を前記携帯端末から取得する工程と、
前記第2の無線通信に必要な情報を取得したことに従って、前記携帯端末と前記第1の無線通信による通信接続を切断して前記第2の無線通信による通信接続を確立する工程と、
前記第2の無線通信により、前記情報処理装置と前記携帯端末の間の距離を測定する工程と、
前記所定の処理に関するエラーが発生した際に、前記測定した距離に基づいて、前記第1の無線通信以外の方法で前記エラーを通知する工程とを有することを特徴とする情報処理装置の制御方法。
【請求項10】
携帯端末から受信したデータに基づいて所定の処理を実行する情報処理装置の制御方法をコンピュータに実行させるプログラムであって、
前記情報処理装置の制御方法は、
前記携帯端末と通信接続が確立された後に当該携帯端末と1対1の通信を行う第1の無線通信により、前記第1の無線通信より正確な距離情報を取得可能な第2の無線通信に必要な情報を前記携帯端末から取得する工程と、
前記第2の無線通信に必要な情報を取得したことに従って、前記携帯端末と前記第1の無線通信による通信接続を切断して前記第2の無線通信による通信接続を確立する工程と、
前記第2の無線通信により、前記情報処理装置と前記携帯端末の間の距離を測定する工程と、
前記所定の処理に関するエラーが発生した際に、前記測定した距離に基づいて、前記第1の無線通信以外の方法で前記エラーを通知する工程とを有することを特徴とするプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置、情報処理装置の制御方法、及びプログラムに関する。
続きを表示(約 2,900 文字)
【背景技術】
【0002】
Bluetooth(登録商標)Low Energy(以下、「BLE」という。)の規格に基づく通信(以下、「BLE通信」という。)を行う情報処理装置が知られている。BLE通信では、ペリフェラル機器が不特定多数のセントラル機器へアドバタイズ情報を送信し、セントラル機器は受信したアドバタイズ情報に基づいて一つのペリフェラル機器を選択し、選択したペリフェラル機器に接続要求を送信する。ペリフェラル機器は、接続要求を受信すると、アドバタイズ情報の送信を停止し、1対1の接続通信(GATT通信)に切り替える。情報処理装置は、このようなBLE通信により、各種通知を送信する。例えば、情報処理装置としての複合機は、用紙切れや紙詰まり等のエラーが発生した場合、BLE通信により、ユーザの携帯端末へエラー通知を送信する(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-188875号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述した特許文献1の技術では、情報処理装置は、GATT通信に切り替わった後、ユーザの携帯端末へエラー通知を送信し、このユーザからエラーの対応を完了した旨を示す所定の操作を受け付けるまで、このユーザの携帯端末とGATT通信を継続する。つまり、このユーザがエラーの対応を完了するまでの間、このユーザーの携帯端末が情報処理装置とのBLE通信を占有する状態となる。このため、このユーザがエラーの対応を完了するまで、他のユーザーの携帯端末が情報処理装置とBLE通信を行うことができなくなってしまうという問題が生じる。
【0005】
本発明は、エラーの対応が完了するまで一つの携帯端末がBLE通信を占有し続けるのを防止することができる情報処理装置、情報処理装置の制御方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明の情報処理装置は、携帯端末から受信したデータに基づいて所定の処理を実行する情報処理装置であって、前記携帯端末と通信接続が確立された後に当該携帯端末と1対1の通信を行う第1の無線通信により、前記第1の無線通信より正確な距離情報を取得可能な第2の無線通信に必要な情報を前記携帯端末から取得する手段と、前記第2の無線通信に必要な情報を取得したことに従って、前記携帯端末と前記第1の無線通信による通信接続を切断して前記第2の無線通信による通信接続を確立する手段と、前記第2の無線通信により、前記情報処理装置と前記携帯端末の間の距離を測定する手段と、前記所定の処理に関するエラーが発生した際に、前記測定した距離に基づいて、前記第1の無線通信以外の方法で前記エラーを通知する通知手段とを備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、エラーの対応が完了するまで一つの携帯端末がBLE通信を占有し続けるのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の実施の形態に係る情報処理装置としての画像形成装置を含むデータ処理システムの構成を示す図である。
図1における携帯端末のハードウェア構成を示すブロック図である。
図1における画像形成装置のハードウェア構成を示すブロック図である。
図1の携帯端末のソフトウェア構成及びソフトウェアが管理するデータ領域を説明するためのブロック図である。
図1の画像形成装置のソフトウェアの構成及びソフトウェアが管理するデータ領域を説明するためのブロック図である。
図1のデータ処理システムにおいて適応されるUWBによる測距方式を示す図である。
本実施の形態のデータ処理システムにおける動作プロセスの全体を示すシーケンス図である。
携帯端末のトップメニュー画面の一例を示す図である。
携帯端末のUWB認証設定画面の一例を示す図である。
携帯端末のTAG設定画面の一例を示す図である。
携帯端末のプリンタ探索画面の一例を示す図である。
携帯端末の探索条件設定画面の一例を示す図である。
携帯端末のトップメニュー画面の一例を示す図である。
携帯端末の印刷指示画面の一例を示す図である。
携帯端末のエラー画面の一例を示す図である。
図1におけるUWB通信機能を備える各画像形成装置から発信されるBLEのアドバタイズパケットの構成を示す図である。
データ処理システムにおけるUWB測距で用いるパケット仕様を示す図である。
データ処理システムにおけるUWB測距で適応可能なFiRa定義の通信プロトコル定義(CSML)における通信キャパビリティメッセージの仕様を示す図である。
データ処理システムにおけるUWB測距で適応可能なFiRa定義の通信プロトコル定義(CSML)における通信コンフィギュレーションメッセージの仕様を示す図である。
画像形成装置のホーム画面を示す図である。
画像形成装置の印刷ジョブ選択画面を示す図である。
画像形成装置のプリント設定画面を示す図である。
画像形成装置のエラー画面を示す図である。
図11のステップS720の通知制御処理の手順を示すフローチャートである。
図11のステップS720の通知制御処理の別の手順を示すフローチャートである。
図12の通知制御処理によるエラー通知を説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本実施形態を実施するための最良の形態について図面を用いて説明する。
【0010】
図1は、本発明の実施の形態に係る情報処理装置としての画像形成装置104を含むデータ処理システム1の構成を示す図である。尚、本実施の形態では、画像形成装置を情報処理装置の一例として説明するが、情報処理装置は画像形成装置に限られない。情報処理装置は、無線通信機能を備え、通信装置から受信したデータに基づいて所定の処理を実行する装置であれば良い。情報処理装置は、無線通信として、BLE(Bluetooth Low Energy)通信(第1の無線通信)、及び後述するUWB(Ultra Wide Band)の規格に基づく通信(以下、「UWB通信」という。)(第2の無線通信)を行う。UWB通信では、測距対象となる装置までの距離をBLE通信より正確に測定することができる。また、UWB通信では、1つの通信装置と通信接続が確立された後に当該通信装置と1対1の通信を行うBLE通信と異なり、通信接続が確立された複数の通信装置と1対複数の通信を行うことが可能である。
(【0011】以降は省略されています)
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