TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024132303
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-30
出願番号2023043035
出願日2023-03-17
発明の名称発音器
出願人株式会社デンソーエレクトロニクス
代理人弁理士法人ゆうあい特許事務所
主分類H04R 1/00 20060101AFI20240920BHJP(電気通信技術)
要約【課題】部品点数の低減を図ることができる発音器を提供する。
【解決手段】発音器は、筐体と、筐体の内部に配置された発音体と、筐体の内部の空間を2つに分ける隔壁22と、隔壁22を貫通する通気孔26を覆う通気膜27と、を備え、隔壁22には、通気膜27に付着した水を排水する排水部28が形成されている。筐体内部の隔壁22に排水部28が形成されているため、筐体にカバーが設けられていなくても通気膜27に付着した水を排水することができる。したがって、カバーを削減することが可能となり、部品点数の低減を図ることができる。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
発音器であって、
筐体(1)と、
前記筐体の内部に配置された発音体(6)と、
前記筐体の内部の空間を2つに分ける隔壁(22)と、
前記隔壁を貫通する通気孔(26)を覆う通気膜(27)と、を備え、
前記隔壁には、前記通気膜に付着した水を排水する排水部(28)が形成されている発音器。
続きを表示(約 360 文字)【請求項2】
前記排水部は、前記通気膜に付着した水を毛細管現象によって排水する構成とされている請求項1に記載の発音器。
【請求項3】
前記排水部は、前記隔壁における前記通気孔の開口端から前記通気孔の内部に突出する複数の凸部(281)を備え、前記通気膜に付着した水が、隣り合う2つの前記凸部の間の隙間を通って排水される構成とされている請求項2に記載の発音器。
【請求項4】
前記筐体は、
筒状のベース(2)と、
前記ベースの一方側開口部を覆うカバー(3)と、
前記ベースの他方側開口部を覆うケース(4)と、を備え、
前記隔壁は前記ベースに形成されており、
前記通気孔は前記カバーによって覆われている請求項1ないし3のいずれか1つに記載の発音器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、発音器に関するものである。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
車両の接近通報用の発音器として、例えば特許文献1に記載されたものがある。この発音器は、筐体と、筐体の内部に配置された発音体とを備えている。筐体は、筒状のベースと、ベースの一方側開口部を覆うカバーと、他方側開口部を覆うケースとで構成されている。ベースの内部には、筐体の内部の空間を2つに分ける隔壁が形成されており、隔壁を貫通する通気孔に張られた防水シートによって、筐体内部の空間の圧力が調整される。
【0003】
このような発音器は車室外に搭載されることが多く、搭載角度によっては筐体内部に水が入ることがある。そして、防水シートに水が付着すると内圧調整機能が低下し、発音器の音響特性が変化するおそれがある。
【0004】
特許文献1に記載の発音器では、カバーに毛細管現象を利用した排水構造が形成されており、防水シートに付着した水をカバーの排水構造によって排出することにより、音響特性の維持を図っている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2013-149573号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
発音体の保護等の観点からは、発音器の配置場所によってはカバーを削減し、ベースとケースのみで筐体を構成することも可能である。しかしながら、特許文献1のようにカバーに排水部を設けると、防水シートに付着した水の排水のためにカバーが必要であり、部品点数の低減が困難である。
【0007】
本発明は上記点に鑑みて、部品点数の低減を図ることができる発音器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明によれば、発音器は、筐体(1)と、筐体の内部に配置された発音体(6)と、筐体の内部の空間を2つに分ける隔壁(22)と、隔壁を貫通する通気孔(26)を覆う通気膜(27)と、を備え、隔壁には、通気膜に付着した水を排水する排水部(28)が形成されている。
【0009】
これによれば、筐体内部の隔壁に排水部が形成されているため、筐体にカバーが設けられていなくても通気膜に付着した水を排水することができる。したがって、カバーを削減することが可能となり、部品点数の低減を図ることができる。
【0010】
なお、各構成要素等に付された括弧付きの参照符号は、その構成要素等と後述する実施形態に記載の具体的な構成要素等との対応関係の一例を示すものである。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

個人
挿耳装置
21日前
個人
仮想アース
26日前
個人
ヘッドホン
2か月前
個人
車両の制御装置
1か月前
株式会社シグマ
撮像装置
1か月前
個人
投げ銭管理システム
25日前
キヤノン株式会社
撮像装置
25日前
キヤノン株式会社
撮像装置
24日前
キヤノン株式会社
撮像装置
24日前
キヤノン株式会社
撮像装置
1か月前
個人
平面映像の回転による立体映像
1か月前
パイオニア株式会社
音響装置
1か月前
17LIVE株式会社
サーバ
12日前
パイオニア株式会社
音響装置
1か月前
キヤノン電子株式会社
画像読取装置
10日前
パイオニア株式会社
音響装置
1か月前
太陽誘電株式会社
超音波装置
1か月前
キヤノン株式会社
無線通信装置
24日前
ブラザー工業株式会社
印刷装置
1か月前
ブラザー工業株式会社
読取装置
20日前
キヤノン電子株式会社
シート搬送装置
10日前
キヤノン株式会社
画像読取装置
1か月前
株式会社クボタ
作業車両
10日前
ブラザー工業株式会社
利用管理システム
26日前
大日本印刷株式会社
写真撮影装置
1か月前
シャープ株式会社
表示装置
19日前
株式会社ACSL
確認方法
20日前
沖電気工業株式会社
画像形成装置
1か月前
スズキ株式会社
車両用撮影システム
10日前
TOA株式会社
IP放送の停止、切替制御
1か月前
株式会社バッファロー
無線通信装置
1か月前
アイホン株式会社
インターホン機器
1か月前
アイホン株式会社
インターホン機器
1か月前
株式会社小糸製作所
音発生ユニット
1か月前
株式会社ニコン
撮像装置
1か月前
アルプスアルパイン株式会社
音響装置
24日前
続きを見る