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公開番号2024132260
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-30
出願番号2023042972
出願日2023-03-17
発明の名称情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人谷・阿部特許事務所
主分類G06T 1/00 20060101AFI20240920BHJP(計算;計数)
要約【課題】他のユーザに負担を強いることなく自分の基準で選別された画像を入手できるようにする。
【解決手段】画像保管サーバ105は、各ユーザのユーザ端末101、103からアップロードされた1以上の画像412、414を各ユーザのアカウントデータ411、413と紐づけて記憶部207に記憶する。画像保管サーバ105の選別情報設定部305は、ユーザAがユーザA自身のアカウントデータ411に紐づけて記憶された画像412に対して行う選別操作に基づいて選別情報415を設定する。画像保管サーバ105の選別実行部306は、ユーザAによる選別操作によって設定された選別情報415を用いて、他のユーザBのアカウントデータ413に紐づけて記憶された画像414を選別する。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項１】
ユーザのアカウントデータと紐づけて記憶された画像を選別するための情報である選別情報を、第１のユーザが当該ユーザ自身のアカウントデータに紐づけて記憶された画像に対して行う選別操作に基づいて設定する選別設定手段と、
前記選別設定手段により設定された前記選別情報を用いて、前記第１のユーザとは異なる第２のユーザのアカウントデータに紐づけて記憶された画像を選別する選別実行手段と、
を備えることを特徴とする情報処理装置。
続きを表示（約 970 文字）【請求項２】
前記選別情報は、少なくとも被写体を特定する情報を含むことを特徴とする請求項１に記載の情報処理装置。
【請求項３】
前記選別情報は、更に、前記被写体の撮影状態を評価する情報を含むことを特徴とする請求項２に記載の情報処理装置。
【請求項４】
前記選別情報は、更に、選別対象を絞り込む条件の情報を含むことを特徴とする請求項３に記載の情報処理装置。
【請求項５】
前記選別設定手段は、前記選別操作を行うための操作画面を提供することを特徴とする請求項１に記載の情報処理装置。
【請求項６】
前記第１のユーザが依頼者となり、前記第２のユーザのうち特定のユーザを提供者に指定して前記提供者のアカウントデータに紐づけて記憶された画像の提供を依頼するための依頼手段と、
前記依頼手段による依頼に応答して、前記選別実行手段により、前記依頼者の選別操作に基づいて設定された選別情報を用いて前記提供者のアカウントデータに紐づけて記憶された画像を選別し、選別結果の一部または全部を提供候補とする提供候補生成手段と、
を更に備えることを特徴とする請求項１に記載の情報処理装置。
【請求項７】
前記提供候補生成手段は、前記提供候補である各画像について前記提供者に対して提供の可否を問い合わせることを特徴とする請求項６に記載の情報処理装置。
【請求項８】
前記提供候補生成手段は、前記提供候補の画像数を調整する調整処理を実行することを特徴とする請求項６に記載の情報処理装置。
【請求項９】
前記選別設定手段は、前記選別実行手段が選別を実行する際に各画像について算出した評価値を、前記選別結果である各画像の付加情報として付加し、
前記調整処理は、前記選別結果である各画像に付加された評価値の上位を選出して前記提供候補とする処理であることを特徴とする請求項８に記載の情報処理装置。
【請求項１０】
前記調整処理は、前記選別結果である画像を類似度に基づきグループ化し、各グループの代表画像を選出して前記提供候補とする処理であることを特徴とする請求項８に記載の情報処理装置。
（【請求項１１】以降は省略されています）
発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、撮像装置により撮影された画像を管理する技術に関する。
続きを表示（約 1,800 文字）【背景技術】
【０００２】
運動会や学芸会等の行事では、保護者が各々のカメラを用いて子供を撮影する場面がみられる。しかし、撮影角度や障害物等により自分のカメラでは希望する画像が撮影できないこともある。その場合、同じ場面を撮影していた他の保護者に、画像の提供を依頼できないか思案することがある。お互いが気兼ねなく頼みごとができる間柄であれば問題ないが、行事で見かけるだけの間柄である場合は、画像の提供を依頼するのは気が引けてしまう。
ところで、特許文献１には、ユーザ間における画像の撮影依頼や依頼に基づく撮影画像の提供を仲介する撮影仲介サービスが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０１２－２１６１５２号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
特許文献１に開示される撮影仲介サービスを用いて依頼者が希望する画像の提供を受けるためには、依頼者がサンプル画像を用いて適切な依頼情報を提示する必要がある。また、適切な依頼情報が提示できず、模式図等による抽象的な依頼を提示すると、提供者にうまく伝わらず、依頼者が望まない画像が提供されるおそれがある。また、カメラの連射撮影機能を使用して撮影が行われている場合は、大量の類似画像が提供候補となり、画像選別の負担が大きくなる可能性がある。
【０００５】
このように、自分が希望する画像を、他人が撮影した画像の中から提供してもらうためには、希望する画像を適切に伝える難しさがあった。また、適切に伝えられたとしても相手には負担にならないように依頼したいという要望があった。
【０００６】
本開示は、他のユーザに負担を強いることなく自分の基準で選別された画像を入手できるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００７】
本開示に係る情報処理装置は、ユーザのアカウントデータと紐づけて記憶された画像を選別するための情報である選別情報を、第１のユーザが当該ユーザ自身のアカウントデータに紐づけて記憶された画像に対して行う選別操作に基づいて設定する選別設定手段と、前記選別設定手段により設定された前記選別情報を用いて、前記第１のユーザとは異なる第２のユーザのアカウントデータに紐づけて記憶された画像を選別する選別実行手段と、を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【０００８】
本開示によれば、他のユーザに選別の負担を強いることなく自分の基準で選別された画像を入手することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【０００９】
画像保管システムの全体構成を示す図である。
画像保管サーバのハードウェア構成を示すブロック図である。
画像保管サーバの機能構成を示すブロック図である。
記憶部に記憶されるデータを示す図である。
選別情報のデータ構成を示す図である。
画像保管サーバが実行する処理全体の流れを示すフローチャートである。
Ｓ６０３における選別情報設定処理のフローチャートである。
Ｓ７０３の詳細を説明するフローチャートである。
Ｓ７０４の詳細を説明するフローチャートである。
選別情報を設定するための操作画面の例を示す図である。
選別情報を設定するための操作画面の別の例を示す図である。
選別情報を設定するための操作画面の別の例を示す図である。
Ｓ６０４及びＳ６０８における選別実行処理のフローチャートである。
Ｓ６０９における提供候補生成処理のフローチャートである。
第２の実施形態における提供候補生成処理のフローチャートである。
第４の実施形態の画像保管サーバの機能構成を示すブロック図である。
第４の実施形態の画像保管サーバが実行する処理全体の流れを示すフローチャートである。
提供者候補リストの一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【００１０】
以下、添付の図面を参照して、本発明の好適な実施形態に基づいて詳細に説明する。なお、以下の複数の実施形態において示す構成は一例に過ぎず、本発明は図示された構成に限定されない。
（【００１１】以降は省略されています）

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