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公開番号2024131537
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-30
出願番号2023041866
出願日2023-03-16
発明の名称塵芥収集車
出願人極東開発工業株式会社
代理人個人,個人
主分類B65F 3/00 20060101AFI20240920BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】塵芥収集車における積み込み処理、または、排出処理において、作業者に対して、より便宜を図った制御を行う。
【解決手段】塵芥収集車1は、塵芥を収集する筐体3および筐体3内に設けられた塵芥を排出する排出板561、排出板561を駆動する排出板駆動部521、排出板駆動部521を制御する制御手段513、筐体3に収集された塵芥の総収集重量を計測する重量計測手段510を備えている。また、排出板駆動部521は、縮み方向への負荷が増減可能であり、制御手段513は、重量計測手段510が計測した総収集重量に応じて、排出板駆動部521の縮み方向への負荷を増減するように制御する。
【選択図】 図3
特許請求の範囲【請求項1】
塵芥を収集する筐体、
前記筐体内に設けられた塵芥を排出する排出板、
前記排出板を駆動する排出板駆動部、
前記排出板駆動部を制御する制御手段、
前記筐体に収集された塵芥の総収集重量を計測する重量計測手段、
を備えた塵芥収集車において、
前記排出板駆動部は、縮み方向への負荷が増減可能であり、
前記制御手段は、前記総収集重量に応じて前記縮み方向への負荷を増減するように制御すること、
を特徴とする塵芥収集車。
続きを表示(約 2,000 文字)【請求項2】
塵芥を収集する筐体、
前記筐体内に設けられた塵芥を排出する排出板、
前記排出板を駆動する排出板駆動部、
前記排出板駆動部を制御する制御手段、
塵芥の種類ごとに重量と容積との関係を示す重量容積関数を記憶する塵芥別重量容積関数記憶手段、
収集する塵芥の種類を記憶する塵芥種別記憶手段、
を備え、
前記排出板駆動部は、縮み方向への負荷が増減可能であり、
前記制御手段は、前記塵芥種別記憶手段に記憶された塵芥の種別に対応する重量容積関数を、前記塵芥別重量容積関数記憶手段から読みだして、この塵芥別重量容積関数に応じて前記縮み方向への負荷を増減するように制御すること、
を特徴とする塵芥収集車。
【請求項3】
塵芥を収集する筐体であって、塵芥が投入される第1収納部および前記塵芥を収納する第2収納部を有する筐体、
前記第1収納部の塵芥を前記第2収納部へ積み込む積込装置、
前記積込装置を駆動制御する積込装置駆動部、
前記第2収納部に収集される塵芥の満載度を決定する満載度決定手段、
を備え、
前記積込装置は、前記第1収納部の塵芥を前記第2収納部へ加圧状態で積込可能であり、
前記制御手段は、前記満載度が高くなると、前記積込装置の加圧力を低くするように前記積込装置駆動部を制御すること、
を特徴とする塵芥収集車。
【請求項4】
塵芥を収集する筐体であって、塵芥が投入される第1収納部と、前記塵芥を収納する第2収納部を有する筐体、
前記第1収納部の塵芥を前記第2収納部へ積み込む積込装置、
前記積込装置を駆動制御する制御手段、
前記第2収納部に収集された塵芥の総収集重量を計測する重量計測手段、
左右振り分け命令が与えられると、前記第1収納部に投入される塵芥を左右に振り分ける左右振り分け手段、
を備え、
前記重量計測手段は、前記第2収納部における左右方向の重量の偏りを計測可能であり、
前記制御手段は、前記重量偏りに応じて前記左右振り分け手段に前記左右振り分け命令を与えること、
を特徴とする塵芥収集車。
【請求項5】
塵芥を収集する筐体、
排出命令を受けると、前記収集した塵芥を前記筐体外に排出する排出機構、
前記筐体の重量を計測する重量計測手段、
前記筐体が空状態である場合の重量を初期重量として記憶する空重量記憶手段、
前記排出機構から排出完了指示を受け取ると、前記重量計測手段により前記筐体の重量を計測させる制御手段、
警告命令を受けると作業者に警告する警告手段、
を備え、
前記制御手段は、前記計測結果と前記初期重量とを比較して、前記筐体内に塵芥が残存していると判断した場合は、前記警告命令を前記警告手段に与えること、
を特徴とする塵芥収集車。
【請求項6】
塵芥を収集する筐体、
排出命令を受けると、前記収集した塵芥を筐体外に排出する排出機構、
前記排出機構を制御する制御手段、
前記筐体に収集された塵芥の総重量を計測する重量計測手段、
を備えた塵芥収集車において、
前記排出機構は、排出速度の増減が可能であり、
前記制御手段は、排出開始時の総重量に応じて前記排出速度を調整するように前記排出機構を制御すること、
を特徴とする塵芥収集車。
【請求項7】
請求項6の塵芥収集車において、
前記排出機構は、排出板、前記排出板を駆動させる駆動部、および前記排出板の位置を検出する位置検出部で構成されており、
前記制御手段は、前記排出板による排出中に、前記重量計測手段による重量計測、または、前記位置検出部に位置検出を行わせ、前記計測した重量または前記検出した位置に基づいて、前記駆動部による前記排出板の排出速度を調整すること、
を特徴とする塵芥収集車。
【請求項8】
車高調整機能付きの空気バネ式サスペンションを有する塵芥収集車であって、
塵芥を収集する筐体、
前記筐体を支持する基本骨格、
前記基本骨格とタイヤ支持部の間に位置する後輪側空気バネ式サスペンション、
車高調整命令を受けると、前記後輪側空気バネ式サスペンションの空気量を調整する空気量制御機構、
前記空気量制御機構に車高調整命令を与える制御手段、
前記筐体に収集された塵芥の総重量を計測する重量計測手段、
を備えた塵芥収集車において、
前記制御手段は、前記塵芥の総重量に応じて前記後輪側空気バネ式サスペンションの車高を調整する車高調整命令を前記空気量制御機構に与えること、
を特徴とする塵芥収集車。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、塵芥収集車に関し、特に、収集した塵芥による悪影響の解消に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、ロードセルより、収集した塵芥を計量する塵芥収集車が開示されている(段落0036、図1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許4671870号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
発明者は、特許文献1の塵芥収集車においては、各種のセンサなどで状態を検出しているにも関わらず、塵芥収集車における積み込み処理、または、排出処理におけるこれらを用いた制御を行うことはできなかったいう問題があることに気がついた。
【0005】
この発明は、塵芥収集車において、作業者に対して、より便宜を図った制御を行うこことのできる塵芥収集車を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(1)本発明にかかる塵芥収集車は、塵芥を収集する筐体、前記筐体内に設けられた塵芥を排出する排出板、前記排出板を駆動する排出板駆動部、前記排出板駆動部を制御する制御手段、前記筐体に収集された塵芥の総収集重量を計測する重量計測手段を備え、前記排出板駆動部は、縮み方向への負荷が増減可能であり、前記制御手段は、前記総収集重量に応じて前記縮み方向への負荷を増減するように制御する。したがって、計測した総収集重量に応じて、排出板駆動部の縮み方向への負荷を増減することができる。
【0007】
(2)本発明にかかる塵芥収集車は、塵芥を収集する筐体、前記筐体内に設けられた塵芥を排出する排出板、前記排出板を駆動する排出板駆動部、前記排出板駆動部を制御する制御手段、塵芥の種類ごとに重量と容積との関係を示す重量容積関数を記憶する塵芥別重量容積関数記憶手段、収集する塵芥の種類を記憶する塵芥種別記憶手段を備え、前記排出板駆動部は、縮み方向への負荷が増減可能であり、前記制御手段は、前記塵芥種別記憶手段に記憶された塵芥の種別に対応する重量容積関数を、前記塵芥別重量容積関数記憶手段から読みだして、この塵芥別重量容積関数に応じて前記縮み方向への負荷を増減するように制御する。したがって、塵芥の種類に応じて、排出板駆動部の縮み方向への負荷を増減することができる。
【0008】
(3)本発明にかかる塵芥収集車
塵芥を収集する筐体であって、塵芥が投入される第1収納部および前記塵芥を収納する第2収納部を有する筐体、前記第1収納部の塵芥を前記第2収納部へ積み込む積込装置、前記積込装置を駆動制御する積込装置駆動部、前記第2収納部に収集される塵芥の満載度を決定する満載度決定手段を備え、前記積込装置は、前記第1収納部の塵芥を前記第2収納部へ加圧状態で積込可能であり、前記制御手段は、前記満載度が高くなると、前記積込装置の加圧力を低くするように前記積込装置駆動部を制御する。したがって、
前記積込装置による過度な圧縮を回避でき、筐体の変形を抑止できる
(4)本発明にかかる塵芥収集車は、塵芥を収集する筐体であって、塵芥が投入される第1収納部と、前記塵芥を収納する第2収納部を有する筐体、前記第1収納部の塵芥を前記第2収納部へ積み込む積込装置、前記積込装置を駆動制御する制御手段、前記第2収納部に収集された塵芥の総収集重量を計測する重量計測手段、左右振り分け命令が与えられると、前記第1収納部に投入される塵芥を左右に振り分ける左右振り分け手段を備え、前記重量計測手段は、前記第2収納部における左右方向の重量の偏りを計測可能であり、前記制御手段は、前記重量偏りに応じて前記左右振り分け手段に前記左右振り分け命令を与える。これにより、前記第2収納部に収集した塵芥の積載の偏りを抑制することができる。
【0009】
(5)本発明にかかる塵芥収集車は、塵芥を収集する筐体、排出命令を受けると、前記収集した塵芥を前記筐体外に排出する排出機構、前記筐体の重量を計測する重量計測手段、前記筐体が空状態である場合の重量を初期重量として記憶する空重量記憶手段、前記排出機構から排出完了指示を受け取ると、前記重量計測手段により前記筐体の重量を計測させる制御手段、警告命令を受けると作業者に警告する警告手段、を備え、前記制御手段は、前記計測結果と前記初期重量とを比較して、前記筐体内に塵芥が残存していると判断した場合は、前記警告命令を前記警告手段に与える。したがって、排出完了した後の塵芥の残量把握が容易となる。
【0010】
(6)本発明にかかる塵芥収集車は、塵芥を収集する筐体、排出命令を受けると、前記収集した塵芥を筐体外に排出する排出機構、前記排出機構を制御する制御手段、前記筐体に収集された塵芥の総重量を計測する重量計測手段を備え、前記排出機構は、排出速度の増減が可能であり、前記制御手段は、排出開始時の総重量に応じて前記排出速度を調整するように前記排出機構を制御する。これにより、排出機構にかかる負荷を減らすことができる。
(【0011】以降は省略されています)

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