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公開番号
2024130875
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-30
出願番号
2023040821
出願日
2023-03-15
発明の名称
像ぶれ補正装置、撮像装置、及び像ぶれ補正装置の制御方法
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
G03B
5/00 20210101AFI20240920BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】 優先して補正するぶれを切り替えることで良好な映像を取得することが可能な像ぶれ補正装置を提供する。
【解決手段】 像ぶれ補正装置は、入力された画像から被写体を検出する被写体検出部105と、画像における被写体の動きを示す動き情報を取得する被写体動き情報取得部106と、撮像装置の動きを示す動き情報を取得する撮像装置動き情報取得部108と、画像における被写体の動きを補正するに被写体ぶれ補正と、撮像装置の動きに伴う像ぶれを補正する撮像装置ぶれ補正と、を制御することが可能なぶれ補正制御部109と、被写体の動き情報に基づいて被写体ぶれ補正と撮像装置ぶれ補正のいずれを優先するかを判定する判定部107と、を備える。ぶれ補正制御部109は、判定部107の判定結果に基づいて被写体ぶれ補正と撮像装置ぶれ補正とを制御する。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
入力された画像から被写体を検出する被写体検出部と、
前記画像における検出された被写体の動きを示す動き情報を取得する被写体動き情報取得部と、
撮像装置の動きを示す動き情報を取得する撮像装置動き情報取得部と、
前記画像における前記被写体の動きを補正するに被写体ぶれ補正と、前記撮像装置の動きに伴う像ぶれを補正する撮像装置ぶれ補正と、を制御することが可能なぶれ補正制御部と、
前記被写体の動き情報に基づいて前記被写体ぶれ補正と前記撮像装置ぶれ補正のいずれを優先するかを判定する判定部と、を備え、
前記ぶれ補正制御部は、前記判定部の判定結果に基づいて前記被写体ぶれ補正と前記撮像装置ぶれ補正とを制御することを特徴とする像ぶれ補正装置。
続きを表示(約 880 文字)
【請求項2】
前記判定部は、被写体ぶれ補正を実行している間に、前記被写体の動き情報に基づく前記判定を行うことを特徴とする請求項1に記載の像ぶれ補正装置。
【請求項3】
前記被写体ぶれ補正は、前記画像における被写体の位置を、前記画像内に設定された目標位置に近づけることを特徴とする請求項1に記載の像ぶれ補正装置。
【請求項4】
前記補正制御部は、前記判定部による判定結果と、前記被写体の動きと、前記撮像装置の動きとに基づいて、像ぶれ補正手段により補正する補正量を算出することを特徴とする請求項1に記載の像ぶれ補正装置。
【請求項5】
前記補正制御部は、前記判定部による判定結果に基づいて、前記被写体の動きに基づく第1の補正量と、前記撮像装置の動きに基づく第2の補正量との重み付けを変更することを特徴とする請求項4に記載の像ぶれ補正装置。
【請求項6】
前記第1の補正量は、前記被写体の前記画像における位置と前記画像内に設定された目標位置とに基づくことを特徴とする請求項5に記載の像ぶれ補正装置。
【請求項7】
前記第1の補正量は、前記被写体の移動量に基づくことを特徴とする請求項5に記載の像ぶれ補正装置。
【請求項8】
前記判定部は、前記被写体の動き情報に基づいて、前記被写体の移動量が閾値を所定の回数超えたら前記撮像装置ぶれ補正を優先すると判定することを特徴とする請求項1に記載の像ぶれ補正装置。
【請求項9】
前記判定部は、前記被写体の動き情報に基づいて、前記被写体の移動量が閾値を所定の時間超えたら前記撮像装置ぶれ補正を優先すると判定することを特徴とする請求項1に記載の像ぶれ補正装置。
【請求項10】
前記判定部は、前記被写体の動き情報に基づいて、前記被写体の移動量の包絡線の傾きが閾値を超えたら前記撮像装置ぶれ補正を優先すると判定することを特徴とする請求項1に記載の像ぶれ補正装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、像ぶれ補正手段を用いた被写体像の安定化に関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、デジタルカメラ等の撮像装置に手ぶれ等が加わることによって生じる画像のぶれを補正するためのぶれ補正機能が種々提案されており、それらを撮像装置に搭載することで、より良好な撮影画像を取得することが出来るようになっている。また、撮像装置本体を保持するユーザの手ぶれとは別に、人物などの被写体の位置が変化することで生じる被写体ぶれの補正(追尾ともいう)を行うことも提案されている。ここで、ユーザの手ぶれについては撮像装置に取り付けた角速度センサの検出結果や撮像画像内の静止領域の移動量に基づいて検出出来る。それに対して被写体ぶれは、被写体認識手段等によって被写体の位置の移動量に基づいて検出出来る。そして、被写体ぶれを補正する際には、被写体を画像中央などの特定の位置に留め続けるように、検出した被写体の動きに基づいて像ぶれ補正手段を制御することで実現出来る。
【0003】
特許文献1に記載の撮像装置は、撮像部をパン及びチルト駆動することで被写体追尾と撮像装置のぶれによる像ぶれの補正を行う。この撮像装置は、撮像装置のぶれによる像ぶれを抑制するための第1の駆動量及び被写体追尾のための第2の駆動量を算出し、第1の駆動量の所定比率と第2の駆動量とに基づいて駆動信号を生成する。そして、パン駆動の速度とチルト駆動の速度とが閾値以上の場合には、速度が閾値未満の場合よりも所定比率を小さくすることで発振現象が起こりにくい構成としている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2018-180341号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら上述の特許文献1には、被写体ぶれと撮像装置に加わるぶれのいずれを優先して補正するかについて詳細な記載がなく、被写体ぶれ補正と撮像装置に加わるぶれ補正との切り替え方について十分な検討がされていない。
【0006】
本発明は、優先して補正するぶれを切り替えることで良好な映像を取得することが可能な像ぶれ補正装置を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一側面としての像ぶれ補正装置は、入力された画像から被写体を検出する被写体検出部と、前記画像における検出された被写体の動きを示す動き情報を取得する被写体動き情報取得部と、撮像装置の動きを示す動き情報を取得する撮像装置動き情報取得部と、前記画像における前記被写体の動きを補正するに被写体ぶれ補正と、前記撮像装置の動きに伴う像ぶれを補正する撮像装置ぶれ補正と、を制御することが可能なぶれ補正制御部と、前記被写体の動き情報に基づいて前記被写体ぶれ補正と前記撮像装置ぶれ補正のいずれを優先するかを判定する判定部と、を備え、前記ぶれ補正制御部は、前記判定部の判定結果に基づいて前記被写体ぶれ補正と前記撮像装置ぶれ補正とを制御することを特徴とする。
【0008】
本発明のその他の側面は後述する発明を実施するための形態で詳細に説明をする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、優先して補正するぶれを切り替えることで良好な映像を取得することが可能な像ぶれ補正装置を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施形態に係る撮像装置の構成例を示すブロック図
実施形態の被写体追尾動作に係るフローチャート
補正の対象とするぶれの切り替えについて説明する模式図
被写体の動き判定について説明する模式図
補正対象の切り替え方法を説明する模式図
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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