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公開番号
2024130801
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-30
出願番号
2023040706
出願日
2023-03-15
発明の名称
読取装置および読取装置の制御方法
出願人
セイコーエプソン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H04N
1/387 20060101AFI20240920BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】下地除去の対象とする色を選ぶユーザーを支援し、より簡単に適切な選択をさせ
るための改善が求められている。
【解決手段】読取装置は、原稿を読み取って読取結果としてのスキャンデータを生成する
読取部と、表示部と、外部からの操作を受け付け可能な操作受付部と、制御部と、を備え
、前記制御部は、前記スキャンデータにおける各色の頻度に基づき、下地除去の色の候補
である候補色を決定し、前記候補色を含む、前記スキャンデータに含まれている複数の色
を、選択肢として前記表示部に表示し、前記操作受付部を通じて、前記表示部が表示する
複数の前記色の中から色の選択を受け付け、選択された前記色を除去対象とした下地除去
を前記スキャンデータに対して実行する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
原稿を読み取って読取結果としてのスキャンデータを生成する読取部と、
表示部と、
外部からの操作を受け付け可能な操作受付部と、
制御部と、を備え、
前記制御部は、
前記スキャンデータにおける各色の頻度に基づき、下地除去の色の候補である候補色
を決定し、
前記候補色を含む、前記スキャンデータに含まれている複数の色を、選択肢として前
記表示部に表示し、
前記操作受付部を通じて、前記表示部が表示する複数の前記色の中から色の選択を受
け付け、
選択された前記色を除去対象とした下地除去を前記スキャンデータに対して実行する
、ことを特徴とする読取装置。
続きを表示(約 2,000 文字)
【請求項2】
前記制御部は、
前記スキャンデータに対して前記下地除去を実行した場合、前記下地除去を実行する
前の前記スキャンデータから生成したヒストグラムと、前記スキャンデータから除去した
色の情報とを対応付けて、所定の記憶部へ記憶させ、
前記読取部により新たな原稿の読取結果としての新たなスキャンデータが生成された
場合、新たな前記スキャンデータから生成したヒストグラムが、前記記憶部に記憶されて
いる前記ヒストグラムのいずれかとの一致度合いが所定度合い以上であれば、新たな前記
スキャンデータから生成したヒストグラムとの一致度合いが前記所定度合い以上である前
記ヒストグラムと対応付けられている色を、新たな前記スキャンデータにおける各色の頻
度に基づき決定した前記候補色と共に、前記選択肢として前記表示部に特定の態様で表示
する、ことを特徴とする請求項1に記載の読取装置。
【請求項3】
前記制御部は、
前記スキャンデータに対して前記下地除去を実行した場合、前記下地除去を実行する
前の前記スキャンデータから生成したヒストグラムと、前記スキャンデータから除去した
色の情報とを対応付けて、所定の記憶部へ記憶させ、
前記読取部により新たな原稿の読取結果としての新たなスキャンデータが生成された
場合、新たな前記スキャンデータから生成したヒストグラムが、前記記憶部に記憶されて
いる前記ヒストグラムのいずれかとの一致度合いが所定度合い以上であれば、新たな前記
スキャンデータから生成したヒストグラムとの一致度合いが前記所定度合い以上である前
記ヒストグラムと対応付けられている色を前記除去対象として、新たな前記スキャンデー
タに対して下地除去を実行し、
前記記憶部に記憶されている前記ヒストグラムのいずれも、新たな前記スキャンデー
タから生成したヒストグラムとの一致度合いが所定度合い以上でない場合、新たな前記ス
キャンデータにおける各色の頻度に基づき決定した前記候補色を、前記選択肢として前記
表示部に表示する、ことを特徴とする請求項1に記載の読取装置。
【請求項4】
前記制御部は、
前記操作受付部を通じて、前記原稿のカラーコピーの指示またはモノクロコピーの指
示を受けた上で、前記読取部に前記原稿の読取を実行させ、
前記スキャンデータに対して前記下地除去を実行した場合に、前記下地除去を実行す
る前の前記スキャンデータから生成したヒストグラムと、前記スキャンデータから除去し
た色の情報とを、前記操作受付部を通じて受けた前記カラーコピーの指示またはモノクロ
コピーの指示に対応付けて前記記憶部へ記憶させ、
新たな前記スキャンデータが前記カラーコピーの指示を受けて生成されたものであれ
ば、新たな前記スキャンデータから生成したヒストグラムを、前記記憶部に記憶されてい
る前記ヒストグラムのうち前記カラーコピーの指示と対応付けて記憶されているヒストグ
ラムと比較し、
新たな前記スキャンデータが前記モノクロコピーの指示を受けて生成されたものであ
れば、新たな前記スキャンデータから生成したヒストグラムを、前記記憶部に記憶されて
いる前記ヒストグラムのうち前記モノクロコピーの指示と対応付けて記憶されているヒス
トグラムと比較する、ことを特徴とする請求項2または請求項3に記載の読取装置。
【請求項5】
前記制御部は、前記候補色の前記スキャンデータにおける頻度を前記候補色と共に前記
表示部に表示する、ことを特徴とする請求項1~請求項3のいずれかに記載の読取装置。
【請求項6】
前記下地除去が行われた前記スキャンデータに基づいて印刷を行う印刷部を備える、こ
とを特徴とする請求項1~請求項3のいずれかに記載の読取装置。
【請求項7】
原稿を読み取って読取結果としてのスキャンデータを生成する読取装置の制御方法であ
って、
前記スキャンデータにおける各色の頻度に基づき、下地除去の色の候補である候補色を
決定する候補色決定工程と、
前記候補色を含む、前記スキャンデータに含まれている複数の色を、選択肢として表示
部に表示する表示工程と、
前記表示部が表示する複数の前記色の中から色の選択を受け付ける選択受付工程と、
選択された前記色を除去対象とした下地除去を前記スキャンデータに対して実行する下
地除去工程と、を備えることを特徴とする読取装置の制御方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、読取装置および読取装置の制御方法に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
原稿を読み取る読取装置の分野では、原稿のスキャンデータから下地の色を除去する下
地除去が行われている。
【0003】
関連技術として、画像読取手段によって読み取られた原稿に対応する画像データを表示
部に表示し、除去すべき下地領域をユーザーに選択させる画像処理装置が開示されている
(特許文献1参照)。
また、スキャナー部で予めスキャンされた画像データをプレビュー画面に表示し、除去
したり他の色に置き換えたりしたい背景色を選択するための選択用枠をユーザーが移動さ
せて、希望する背景色をユーザーが選択する複合機が開示されている(特許文献2参照)
。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2013‐9109号公報
特開2008‐210195号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、下地除去の対象とする色を選ぶユーザーを支援し、より簡単に適切な選
択をさせるための改善が求められている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
読取装置は、原稿を読み取って読取結果としてのスキャンデータを生成する読取部と、
表示部と、外部からの操作を受け付け可能な操作受付部と、制御部と、を備え、前記制御
部は、前記スキャンデータにおける各色の頻度に基づき、下地除去の色の候補である候補
色を決定し、前記候補色を含む、前記スキャンデータに含まれている複数の色を、選択肢
として前記表示部に表示し、前記操作受付部を通じて、前記表示部が表示する複数の前記
色の中から色の選択を受け付け、選択された前記色を除去対象とした下地除去を前記スキ
ャンデータに対して実行する。
【0007】
原稿を読み取って読取結果としてのスキャンデータを生成する読取装置の制御方法であ
って、前記スキャンデータにおける各色の頻度に基づき、下地除去の色の候補である候補
色を決定する候補色決定工程と、前記候補色を含む、前記スキャンデータに含まれている
複数の色を、選択肢として表示部に表示する表示工程と、前記表示部が表示する複数の前
記色の中から色の選択を受け付ける選択受付工程と、選択された前記色を除去対象とした
下地除去を前記スキャンデータに対して実行する下地除去工程と、を備える。
【図面の簡単な説明】
【0008】
装置構成を簡易的に示す図。
第1実施形態のコピー処理を示すフローチャート。
ステップS120で表示されるUI画面の一例を示す図。
ユーザーによる下地色の選択を反映したUI画面の一例を示す図。
第2実施形態のコピー処理を示すフローチャート。
ヒストグラムの一例を示す図。
第3実施形態のコピー処理を示すフローチャート。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、各図を参照しながら本発明の実施形態を説明する。なお各図は、本実施形態を説
明するための例示に過ぎない。各図は例示であるため、比率や形状や濃淡が正確でなかっ
たり、互いに整合していなかったり、一部が省略されていたりする場合がある。
【0010】
1.装置構成:
図1は、本実施形態にかかる読取装置10の構成を簡易的に示している。読取装置10
を、スキャナー、複写機、コピー機、複合機と呼んだりしてもよい。読取装置10は、制
御部11、表示部13、操作受付部14、通信IF15、記憶部16、読取部17、印刷
部18等を備える。IFは、インターフェイスの略である。制御部11は、プロセッサー
としてのCPU11a、ROM11b、RAM11c等を有する一つ又は複数のICや、
その他の不揮発性メモリー等を含んで構成される。
(【0011】以降は省略されています)
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