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公開番号2024130724
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-30
出願番号2023040607
出願日2023-03-15
発明の名称基板用コネクタ及び電気機器
出願人住友電装株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類H01R 12/71 20110101AFI20240920BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】端子間の絶縁性をより向上させることを目的とする。
【解決手段】基板用コネクタ30は、基板に実装される基板用コネクタであって、複数の端子40と、複数の端子のそれぞれの連結部と基板側接続部を外側に延出させた状態で複数の端子のそれぞれの外側接続部を保持するハウジング32と、ハウジングによって、連結部及び基板側接続部が延出する側に支持された補助部材60と、を備え、複数の端子のうちの少なくとも1つは電力端子40であり、補助部材60は、複数の端子の基板側接続部がそれぞれ貫通される複数の貫通孔81、83とを有するアライメントプレート80を含み、アライメントプレートが、複数の貫通孔81、83との間に位置し、複数の貫通孔のそれぞれに貫通される基板側接続部44間の沿面距離を大きくする突部85、86a、86bを有する。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
基板に実装される基板用コネクタであって、
外側接続部と、基板側接続部と、前記外側接続部と前記基板側接続部との間に位置する連結部とをそれぞれ有する複数の端子と、
前記複数の端子のそれぞれの前記連結部と前記基板側接続部を外側に延出させた状態で前記複数の端子のそれぞれの前記外側接続部を保持するハウジングと、
前記ハウジングによって、前記連結部及び前記基板側接続部が延出する側に支持された補助部材と、
を備え、
前記複数の端子のうちの少なくとも1つは電力端子であり、
前記補助部材は、前記複数の端子の前記基板側接続部がそれぞれ貫通される複数の貫通孔を有するアライメントプレートを含み、
前記アライメントプレートは、前記複数の貫通孔との間に位置し、前記複数の貫通孔のそれぞれに貫通される前記基板側接続部間の沿面距離を大きくする突部を有する、基板用コネクタ。
続きを表示(約 760 文字)【請求項2】
請求項1に記載の基板用コネクタであって、
前記突部は、前記貫通孔の縁に沿って形成された開口周縁突部を含む、基板用コネクタ。
【請求項3】
請求項2に記載の基板用コネクタであって、
前記開口周縁突部は、前記基板側接続部を前記貫通孔内に向けて導く案内面を有する、基板用コネクタ。
【請求項4】
請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の基板用コネクタであって、
前記突部は、前記複数の貫通孔から離れ、前記複数の貫通孔の間に位置する中間突部を含む、基板用コネクタ。
【請求項5】
請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の基板用コネクタであって、
前記突部は、前記アライメントプレートの両面に形成されている、基板用コネクタ。
【請求項6】
請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の基板用コネクタであって、
前記複数の端子のそれぞれの前記基板側接続部は、前記外側接続部に対して交差する方向に延びている、基板用コネクタ。
【請求項7】
請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の基板用コネクタであって、
前記補助部材は、前記複数の端子の前記連結部を一括して両側から覆う一対の保護板を有する、基板用コネクタ。
【請求項8】
請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の基板用コネクタと、
開口を有する筐体と、
前記筐体内に収容された前記基板と、
を備え、
前記基板用コネクタが前記開口に貫通した状態で前記筐体に固定されており、
前記ハウジングから延出する前記基板側接続部が前記筐体内で前記基板に固定されている、電気機器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、基板用コネクタ及び電気機器に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、ハウジングと、ハウジングに貫通した状態で保持され、ハウジングの外部に配されて回路基板のスルーホールに貫通される基板接続部を有する端子金具と、基板接続部を回路基板側へ向けて貫通させることにより位置決めするアライメントプレートとを備える基板用コネクタを開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-005445号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
端子金具が電力用の導電経路として利用される場合がある。このような場合において、端子金具間の絶縁性をさらに向上させることが望まれる。
【0005】
そこで、本開示は、端子間の絶縁性をより向上させることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の基板用コネクタは、基板に実装される基板用コネクタであって、外側接続部と、基板側接続部と、前記外側接続部と前記基板側接続部との間に位置する連結部とをそれぞれ有する複数の端子と、前記複数の端子のそれぞれの前記連結部と前記基板側接続部を外側に延出させた状態で前記複数の端子のそれぞれの前記外側接続部を保持するハウジングと、前記ハウジングによって、前記連結部及び前記基板側接続部が延出する側に支持された補助部材と、を備え、前記複数の端子のうちの少なくとも1つは電力端子であり、前記補助部材は、前記複数の端子の前記基板側接続部がそれぞれ貫通される複数の貫通孔を有するアライメントプレートを含み、前記アライメントプレートは、前記複数の貫通孔との間に位置し、前記複数の貫通孔のそれぞれに貫通される前記基板側接続部間の沿面距離を大きくする突部を有する、基板用コネクタである。
【0007】
また、この電気機器は、上記基板用コネクタと、開口を有する筐体と、前記筐体内に収容された前記基板と、を備え、前記基板用コネクタが前記開口に貫通した状態で前記筐体に固定されており、前記ハウジングから延出する前記基板側接続部が前記筐体内で前記基板に固定されている、電気機器である。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、端子間の絶縁性をより向上できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は実施形態に係る電気機器を示す概略図である。
図2は基板用コネクタを示す斜視図である。
図3は基板用コネクタを示す斜視図である。
図4は基板用コネクタの分解斜視図である。
図5は基板用コネクタを部分的に切り欠いた分解斜視図である。
図6は基板用コネクタを背面側から見た部分斜視図である。
図7は図6のVII-VII線断面図である。
図8は図6のVIII-VIII線断面図である。
図9は基板用コネクタを筐体に取付ける作業例を示す説明図である。
図10は基板用コネクタを筐体に取付ける作業例を示す説明図である。
図11は基板用コネクタを筐体に取付ける作業例を示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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