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公開番号
2024129557
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-27
出願番号
2023038852
出願日
2023-03-13
発明の名称
高さミリング装置及び高さミリング部材
出願人
惠亞工程股ふん有限公司
代理人
弁理士法人鷲田国際特許事務所
主分類
B23C
3/12 20060101AFI20240919BHJP(工作機械;他に分類されない金属加工)
要約
【課題】高さミリング装置を提供する。
【解決手段】前記高さミリング装置は、作業面を有する基台と、該作業面に移動可能に設けられた高さミリング部材とを備えており、前記高さミリング部材で目標物に対して高さの加工処理を行うことにより、生産時間を加速させ、生産効率を向上させ、人的コストを低減させることができる。
【選択図】図2A
特許請求の範囲
【請求項1】
少なくとも1つのミリングカッターツールと、
カップリングにより前記ミリングカッターツールと直線的に一体化され、前記ミリングカッターツールを該カップリングにより直接駆動する少なくとも1つのサーボモータと、
対向する両側の表面にスライドレールがそれぞれ設けられた少なくとも1つの支持構造と、
前記支持構造の左右両側に対称的に設けられており、一方の側に前記サーボモータ及び前記ミリングカッターツールが配置され、他方の側にスライドベースが配置された少なくとも1つの搭載構造と、
前記搭載構造上のミリングカッターツールを前記スライドレールに上下方向に沿って加工すべき脚座の所望の高さに直線移動させるように駆動する少なくとも1つの調整構造と、
を備える、高さミリング部材。
続きを表示(約 2,100 文字)
【請求項2】
前記搭載構造は、L形枠体となり、前記支持構造の左右両側に対称的に設けられており、
前記搭載構造は、一方の端側に向けて前記ミリングカッターツール及び前記サーボモータが配置されることで、前記搭載構造上のミリングカッターツールが前記スライドレールに上下方向に沿って直線移動することを特徴とする、請求項1に記載の高さミリング部材。
【請求項3】
前記サーボモータはカップリングベースの上ベース体にボルトで固定され、該カップリングベースの下ベース体は前記ミリングカッターツールのミリングカッターヘッドにボルトで固定され、前記カップリングは、前記カップリングベース内に設けられ、前記サーボモータと前記ミリングカッターヘッドとを接続し、前記カップリングは高性能防振材からなる円筒状構造であり、前記サーボモータの回転軸は前記カップリングの一方の端に固定され、前記ミリングカッターヘッドの回転軸は前記カップリングの他方の端に固定され、前記少なくとも1つのサーボモータは4つのサーボモータであり、該4つのサーボモータがそれぞれ同時に回転されることにより、前記ミリングカッターツールが同時に加工を行うことができる、請求項1に記載の高さミリング部材。
【請求項4】
前記支持構造の底部にはナットと該ナットに接合されるボールスクリューとが固定され、動力セットによって該ボールスクリューを回転駆動して前記ナットを直線運動させることで、前記支持構造が直線移動し、少なくとも1つの支持構造は2つであり、2つの前記動力セットはそれぞれに対応する前記ボールスクリューを回動駆動することで、前記ミリングカッターツールは同時に所望の位置に移動可能となる、請求項1に記載の高さミリング部材。
【請求項5】
請求項1に記載の高さミリング部材と、
作業面を有する基台と、
前記作業面に平行に設けられ、目標物を搭載し該目標物の移動を制限する位置決め構造であって、前記目標物が、対向する第1の表面及び第2の表面、該第1の表面及び第2の表面に隣接する側面、並びに該側面より突出する凸縁を有し、前記第2の表面の4つの隅には4つの脚座が設けられた位置決め構造と、
前記位置決め構造の対向する両側に対応して設けられ、前記目標物を前記位置決め構造に押圧する固定部と、
前記支持構造の移動を駆動し、前記高さミリング部材の直線運動を駆動し、前記目標物の高さミリング処理を行う駆動構造と、
を備えることを特徴とする、高さミリング装置。
【請求項6】
前記高さミリング部材は、前記基台の作業面に移動可能に設けられ、前記位置決め構造の対向する両側にそれぞれ設置されることにより、前記目標物に対して高さミリング処理を行い、前記目標物の脚座の端面を加工し、
前記少なくとも1つのミリングカッターツール及び前記サーボモータは、前記少なくとも1つの搭載構造により、前記基台における支持構造に設けられ、
前記搭載構造は、その同一の端側には前記サーボモータ及び前記ミリングカッターツールが配置され、前記位置決め構造の外側には前記目標物の側面を受け止めるストッパーが配置されていることを特徴とする、請求項5に記載の高さミリング装置。
【請求項7】
前記駆動構造は、ボールネジと、該ボールネジに接合する軸受けと、前記ボールネジに接合するナットとを含み、
前記軸受けは、前記基台に固定された軸受けベースに設置され、
前記ナットは、前記支持構造の底部に固定されていることを特徴とする、請求項5に記載の高さミリング装置。
【請求項8】
前記基台には動力セットが設置され、それが減速機により前記基台に固着され、
前記動力セットは、前記減速機を駆動して前記ボールネジを回転させることを特徴とする、請求項7に記載の高さミリング装置。
【請求項9】
前記支持構造の底部に配置された複数のスライダーと、
前記基台に配置され前記スライダーに対応して接合する複数のスライドレールと
をさらに備え、
前記スライダーが前記スライドレールに沿って直線移動することで、前記駆動構造が、前記支持構造及びその上の2つの搭載構造並びに該搭載構造に固定された前記サーボモータ及び前記ミリングカッターツールを同時に駆動して、ともに前記基台に対して所定の距離だけ移動させることができることを特徴とする、請求項5に記載の高さミリング装置。
【請求項10】
スライドレールと該スライドレールに接合するスライドベースとを含むガイド構造をさらに備え、
前記スライドレールが前記支持構造に固定され、前記スライドベースが前記搭載構造に固定されることで、前記搭載構造は、前記ガイド構造により前記支持構造に設けられ、前記調整構造が作動する場合、前記搭載構造及びその上のミリングカッターツールを前記支持構造に対して昇降させるように駆動することができることを特徴とする、請求項5に記載の高さミリング装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、バリを処理する機具に関し、特に、高さ(高度ともいう)ミリング装置及びその高さミリング部材に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
現在、二重床装置は、静電防止の機械室又はクリーンルームに広く適用されている。そのうち、既存のアルミニウム合金ダイキャスト成型の二重床に対しては、通常、金型製作、アルミニウム溶融、ダイキャスト、成型及びトリミング等の5つの製造工程により製造されてなる。成型プロセスにおいて、二重床の表面と底部には複数のバリが生じ、これらのバリによって、取り付け過程において二重床同士の間が密接できず、ステージフレームとの間とも密接できないほか、作業者の取り付けにも不利となり、作業者の安全性が不十分になるおそれがある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、現在の方法では、成型後の二重床の4つの脚座に対して人工でバリを除去する必要があるため、生産効率が低くなるのみならず、加工のたびに手間が掛かる。
【0004】
従って、如何にして上記従来技術の欠点を解消するかは、現在業界で解決すべき重要な課題となっている。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記従来技術の欠点に鑑み、本発明は、少なくとも1つのミリングカッターツールと、カップリングにより該ミリングカッターツールと直線的に一体化され、該ミリングカッターツールを該カップリングを介して直接駆動する少なくとも1つのサーボモータと、対向する両側の表面にスライドレールがそれぞれ設けられた少なくとも1つの支持構造と、該支持構造の左右両側に対称的に設けられており、一方の側に該サーボモータ及び該ミリングカッターツールが配置され、他方の側にスライドベースが配置された少なくとも1つの搭載構造と、該搭載構造上のミリングカッターツールを該スライドレールに上下方向に沿って加工すべき脚座の所望の高さに直線移動させるように駆動する少なくとも1つの調整構造と、を備える高さミリング部材を提供する。
【0006】
前記の高さミリング部材において、該搭載構造は、L形枠体となり、該支持構造の左右両側に対称的に設けられており、また、該搭載構造は、一方の端側に向けて該ミリングカッターツール及び該サーボモータが配置されることで、該搭載構造上のミリングカッターツールが該スライドレールに上下方向に沿って直線移動する。
【0007】
前記の高さミリング部材において、該サーボモータはカップリングベースの上ベース体にボルトで固定され、該カップリングベースの下ベース体は該ミリングカッターツールのミリングカッターヘッドにボルトで固定され、該カップリングは、該カップリングベース内に設けられ、該サーボモータと該ミリングカッターヘッドとを接続し、該カップリングは高性能防振材からなる円筒状構造であり、該サーボモータの回転軸は該カップリングの一方の端に固定され、該ミリングカッターヘッドの回転軸は該カップリングの他方の端に固定され、該少なくとも1つのサーボモータは4つのサーボモータであり、該4つのサーボモータがそれぞれ同時に回転されることにより、該ミリングカッターツールが同時に加工を行うことができる。
【0008】
前記の高さミリング部材において、該支持構造の底部にはナットと該ナットに接合されるボールスクリューとが固定され、該動力セットによって該ボールスクリューを回転駆動して該ナットを直線運動させることで、該支持構造が直線移動し、少なくとも1つの支持構造は2つであり、2つの該動力セットは同時にそれぞれに対応する該ボールスクリューを回動駆動することで、該ミリングカッターツールを同時に所望の位置に移動可能となる。
【0009】
本発明は、前記の高さミリング部材と、作業面を有する基台と、該作業面に平行に設けられ、目標物を搭載して該目標物の移動を制限する位置決め構造であって、該目標物が、対向する第1の表面及び第2の表面、該第1及び第2の表面に隣接する側面、並びに該側面から突出する凸縁を有し、該第2の表面の4つの隅には4つの脚座が設けられた位置決め構造と、該位置決め構造の対向する両側に対応して設けられ、該目標物を該位置決め構造に押圧する固定部と、該支持構造の移動を駆動し、該高さミリング部材の直線運動を駆動し、該目標物の高さミリング処理を行う駆動構造と、を備える高さミリング装置をも提供する。
【0010】
例えば、該高さミリング部材は、該基台の作業面に移動可能に設けられ、該位置決め構造の対向する両側にそれぞれ設置されることにより、該目標物に対して高さミリング処理を行い、該目標物の脚座の端面を加工し、また、該少なくとも1つのミリングカッターツール及び該サーボモータは、該少なくとも1つの搭載構造により、該基台における支持構造に設けられ、また、該搭載構造は、その同一の端側には該サーボモータ及び該ミリングカッターツールが配置され、該位置決め構造の外側には該目標物の側面を受け止めるストッパーが配置されている。
(【0011】以降は省略されています)
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