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公開番号2024129241
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-27
出願番号2023038320
出願日2023-03-13
発明の名称浴室除湿機
出願人パナソニックIPマネジメント株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類F26B 9/02 20060101AFI20240919BHJP(乾燥)
要約【課題】浴室内を快適な温度に保ちつつ除湿運転可能な浴室除湿機を提供する。
【解決手段】浴室除湿機1は、筐体2と、送風機3と、第1熱交換器4aと、第2熱交換器4bと、第3熱交換器4cと、第4熱交換器4dと、制御部5と、を備え、送風機3により吸込口6から吸い込まれた浴室101の空気は、第1熱交換器4a、第2熱交換器4b、第3熱交換器4cおよび第4熱交換器4dをこの順に通過した後に吹出口7から浴室101へ吹き出され、浴室101の湿度をH、所定の湿度をH0a、浴室101の温度をT、所定の温度をT0a、とすると、制御部5は、送風機3をONにした後に「H>H0a」且つ「T>T0a」を満たす場合、「第1熱交換器4a:熱」且つ「第2熱交換器4b:冷」且つ「第3熱交換器4c:冷」且つ「第4熱交換器4d:冷」となるように制御する。
【選択図】 図4
特許請求の範囲【請求項1】
筐体と、送風機と、第1熱交換器と、第2熱交換器と、第3熱交換器と、第4熱交換器と、制御部と、を備えた浴室除湿機であって、
前記筐体は吸込口と吹出口とを有し、
前記送風機は前記筐体の中に設けられ、
前記第1熱交換器、前記第2熱交換器、前記第3熱交換器および前記第4熱交換器によって1つの冷凍サイクルを形成し、
前記送風機により前記吸込口から吸い込まれた浴室の空気は、前記第1熱交換器、前記第2熱交換器、前記第3熱交換器および前記第4熱交換器をこの順に通過した後に前記吹出口から前記浴室へ吹き出され、
前記浴室の湿度をH、所定の湿度をH0a、前記浴室の温度をT、所定の温度をT0a、とすると、
前記制御部は、前記送風機をONにした後に「H>H0a」且つ「T>T0a」を満たす場合、「前記第1熱交換器:熱」且つ「前記第2熱交換器:冷」且つ「前記第3熱交換器:冷」且つ「前記第4熱交換器:冷」となるように制御することを特徴とする浴室除湿機。
続きを表示(約 680 文字)【請求項2】
所定の湿度をH1、所定の温度をT1とすると、
前記制御部は、「前記第1熱交換器:熱」且つ「前記第2熱交換器:冷」且つ「前記第3熱交換器:冷」且つ「前記第4熱交換器:冷」になった後に「T≦T1」且つ「H≦H1」となった場合、前記送風機および前記冷凍サイクルをOFFにすることを特徴とする請求項1に記載の浴室除湿機。
【請求項3】
所定の湿度をH0bとすると、
前記制御部は、前記送風機をONにした後に「H≦H0a」を満たす場合、所定時間経過後に「H>H0b」となった後に、「前記第1熱交換器:冷」且つ「前記第2熱交換器:冷」且つ「前記第3熱交換器:熱」且つ「前記第4熱交換器:熱」となるように制御することを特徴とする請求項1に記載の浴室除湿機。
【請求項4】
所定の湿度をH2、所定の温度をT2とすると、
前記制御部は、「前記第1熱交換器:冷」且つ「前記第2熱交換器:冷」且つ「前記第3熱交換器:熱」且つ「前記第4熱交換器:熱」になった後に「T>T2」且つ「H≦H2」となった場合、前記送風機および前記冷凍サイクルをOFFにすることを特徴とする請求項3に記載の浴室除湿機。
【請求項5】
前記制御部は、前記送風機をONにした後に「H>H0a」且つ「T≦T0a」を満たす場合、「前記第1熱交換器:冷」且つ「前記第2熱交換器:冷」且つ「前記第3熱交換器:熱」且つ「前記第4熱交換器:熱」となるように制御することを特徴とする請求項1~4の何れかに記載の浴室除湿機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、浴室に使用される浴室除湿機に関するものである。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、この種の浴室除湿機は、冷凍サイクルを用いたものが知られている。例えば特許文献1には、浴室内に干した衣類を乾燥させることが可能な浴室空調機が開示されている。この浴室空調機は、冷凍サイクルを用いて空気から水分を回収することにより浴室内の空気を除湿する。衣類が保持している水分は除湿された空気へ揮発する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第5082523号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
このような従来の浴室除湿機においては、浴室除湿機の筐体内に吸い込まれた浴室の空気は、蒸発器で低温低湿とされ、その後、凝縮器により再加熱されて吸い込み時より温度が高くなって浴室へ吹き出す。これに起因する浴室内温度の上昇により、夏場や梅雨時などにおいて、使用者が浴室に入ると不快に感じるという課題を有していた。
【0005】
そこで本発明は、上記従来の課題を解決するものであり、浴室内を快適な温度に保ちつつ除湿運転可能な浴室除湿機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
そして、この目的を達成するために、本発明の一態様に係る浴室除湿機は、筐体と、送風機と、第1熱交換器と、第2熱交換器と、第3熱交換器と、第4熱交換器と、制御部と、を備えた浴室除湿機であって、筐体は吸込口と吹出口とを有し、送風機は筐体の中に設けられ、第1熱交換器、第2熱交換器、第3熱交換器および第4熱交換器によって1つの冷凍サイクルを形成し、送風機により吸込口から吸い込まれた浴室の空気は、第1熱交換器、第2熱交換器、第3熱交換器および第4熱交換器をこの順に通過した後に吹出口から浴室へ吹き出され、浴室の湿度をH、所定の湿度をH0a、浴室の温度をT、所定の温度をT0a、とすると、制御部は、送風機をONにした後に「H>H0a」且つ「T>T0a」を満たす場合、「第1熱交換器:熱」且つ「第2熱交換器:冷」且つ「第3熱交換器:冷」且つ「第4熱交換器:冷」となるように制御することを特徴としたものであり、これにより所期の目的を達成するものである。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、浴室内を快適な温度に保ちつつ除湿運転可能な浴室除湿機を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施の形態1の浴室除湿機を建物内に設置する一例を概略的に示す模式図
同浴室除湿機の構成と浴室除湿機の運転時の気流を概略的に示す模式図
同浴室除湿機の低温時などにおける運転を示すフローチャート
同浴室除湿機の高温多湿時などにおける運転を示すフローチャート
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明を実施するための形態について添付図面を参照して説明する。実施の形態および変形例では、同一または同等の構成要素、部材には、同一の符号を付するものとし、適宜重複した説明は省略する。また、各図面における部材の寸法は、理解を容易にするために適宜拡大、縮小して示される。また、各図面において実施の形態を説明する上で重要ではない部材の一部は省略して表示する。
【0010】
また、第一、第二などの序数を含む用語は多様な構成要素を説明するために用いられるが、この用語は一つの構成要素を他の構成要素から区別する目的でのみ用いられ、この用語によって構成要素が限定されるものではない。
(【0011】以降は省略されています)

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