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公開番号2024128808
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-24
出願番号2023038034
出願日2023-03-10
発明の名称リミットスイッチ
出願人オムロン株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H01H 21/28 20060101AFI20240913BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】耐熱性を向上させることが可能なリミットスイッチを提供すること。
【解決手段】リミットスイッチが、スイッチ本体と、スイッチ本体に接続された操作部とを備える。操作部が、ハウジングと、軸部材と、付勢部とを含む。付勢部は、弾性部材と、復帰プランジャと、ハウジングよりも耐熱性の高いガイド部材とを有する。弾性部材は、第2方向に延びる中心線に沿って伸縮可能であると共に、軸部材を付勢するように構成されている。復帰プランジャは、第2方向における弾性部材および軸部材の間に位置し、中心線に沿って移動可能であると共に、弾性部材の付勢力を軸部材に伝達するように構成されている。ガイド部材は、ハウジングに取り付けられていると共に、内部に復帰プランジャを収容して、復帰プランジャの移動をガイドするように構成されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
スイッチ本体と、
前記スイッチ本体に接続された操作部と
を備え、
前記操作部が、
ハウジングと、
第1方向に沿って前記ハウジングの外部から前記ハウジングの内部まで延びて、前記第1方向に延びる回転軸まわりに復帰位置から動作位置に回転可能な状態で前記ハウジングに支持されている軸部材と、
前記ハウジングの内部に位置し、前記第1方向に交差する第2方向でかつ前記スイッチ本体に接近する方向に前記軸部材を付勢して前記復帰位置に復帰させる付勢部と
を含み、
前記付勢部が、
前記第2方向に延びる中心線に沿って伸縮可能であると共に、前記軸部材を付勢するように構成されている弾性部材と、
前記第2方向における前記弾性部材および前記軸部材の間に位置し、前記中心線に沿って移動可能であると共に、前記弾性部材の付勢力を前記軸部材に伝達するように構成されている復帰プランジャと、
前記ハウジングに取り付けられていると共に、内部に前記復帰プランジャを収容して、前記復帰プランジャの移動をガイドするように構成され、前記ハウジングよりも耐熱性の高いガイド部材と
を有する、リミットスイッチ。
続きを表示(約 590 文字)【請求項2】
前記操作部が、前記ハウジングの内部に位置する前記軸部材の端部を回転可能に支持するように構成され、前記ハウジングよりも耐熱性の高い支持部材を有する、請求項1に記載のリミットスイッチ。
【請求項3】
前記操作部が、
前記軸部材の前記ハウジングの外部に位置する端部に位置する操作レバーと、
前記操作レバーを前記軸部材に固定する締結部材と
を含み、
前記締結部材が、
前記第1方向および前記第2方向に交差する第3方向に沿って延びると共に、前記軸部材の一部を収容する凹部が設けられているシャフトと、
前記シャフトの一端に位置するナットと
を有する、請求項1または2に記載のリミットスイッチ。
【請求項4】
前記弾性部材が、径が異なる2つのコイルばねを含む、請求項1または2に記載のリミットスイッチ。
【請求項5】
前記スイッチ本体が、前記軸部材の回転によりオンオフ切り替え可能なスイッチ部を有し、
前記スイッチ部が、ポリエーテルエーテルケトン樹脂を含む材料で構成されている、請求項1または2に記載のリミットスイッチ。
【請求項6】
前記操作部が、前記軸部材に塗布されたフッ素グリスを含む、請求項1または2に記載のリミットスイッチ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、リミットスイッチに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、内部に内蔵スイッチが収容されたハウジングを備えるリミットスイッチが開示されている。このリミットスイッチでは、カム部を有する回転可能なシャフトと、シャフトの回転に応じて移動するスイッチ動作プランジャとを備え、シャフトの回転に応じてカム部が傾斜することでスイッチ動作プランジャがシャフトから離れる方向に移動し、内蔵スイッチがオンオフされる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-204223号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
例えば、塗装ラインでは、摂氏約160度の高温環境下でリミットスイッチが使用される場合がある。一般に、リミットスイッチの耐熱温度は最大で摂氏約120度であるため、高温環境でリミットスイッチを使用すると短期間で故障するおそれがある。
【0005】
本開示は、耐熱性を向上させることが可能なリミットスイッチを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様のリミットスイッチは、
スイッチ本体と、
前記スイッチ本体に接続された操作部と
を備え、
前記操作部が、
ハウジングと、
第1方向に沿って前記ハウジングの外部から前記ハウジングの内部まで延びて、前記第1方向に延びる回転軸まわりに復帰位置から動作位置に回転可能な状態で前記ハウジングに支持されている軸部材と、
前記ハウジングの内部に位置し、前記第1方向に交差する第2方向でかつ前記スイッチ本体に接近する方向に前記軸部材を付勢して前記復帰位置に復帰させる付勢部と
を含み、
前記付勢部が、
前記第2方向に延びる中心線に沿って伸縮可能であると共に、前記軸部材を付勢するように構成されている弾性部材と、
前記第2方向における前記弾性部材および前記軸部材の間に位置し、前記中心線に沿って移動可能であると共に、前記弾性部材の付勢力を前記軸部材に伝達するように構成されている復帰プランジャと、
前記ハウジングに取り付けられていると共に、内部に前記復帰プランジャを収容して、前記復帰プランジャの移動をガイドするように構成され、前記ハウジングよりも耐熱性の高いガイド部材と
を有する。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、耐熱性を向上させることが可能なリミットスイッチを実現できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示の一実施形態のリミットスイッチを示す斜視図。
図1のII-II線に沿った断面図。
図1のIII-III線に沿った断面図。
ガイド部材を備えていないリミットスイッチの操作部の一例を示す断面図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本開示の一例を添付図面に従って説明する。以下の説明は、本質的に例示に過ぎず、本開示、本開示の適用物、および、本開示の用途を制限することを意図するものではない。添付図面は模式的なものであり、各寸法の比率等は現実のものとは必ずしも合致していない。
【0010】
本開示の一実施形態のリミットスイッチ1は、図1に示すように、オンオフ切り替え可能なスイッチ本体2と、スイッチ本体2に接続された操作部3とを備える。
(【0011】以降は省略されています)

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