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公開番号2024122864
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-09
出願番号2023218789
出願日2023-12-26
発明の名称配線基板
出願人日亜化学工業株式会社
代理人個人,個人
主分類H01L 33/62 20100101AFI20240902BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】大きさの異なる発光素子に対応でき、そのいずれか1つを精度よく実装可能な配線基板を提供する。
【解決手段】配線基板は、絶縁性の基材と、前記基材の上面に配置される金属部と、を備え、上面視において、前記金属部は、外形が矩形の第1領域と、前記第1領域をその一部に含み外形が矩形の第2領域と、前記第2領域の周囲に配置される第3領域と、を有し、前記第2領域内において、前記第1領域の外縁に沿って前記金属部が配置されていない第1開口部が形成され、前記第3領域内において、前記第2領域の外縁に沿って前記金属部が配置されていない第2開口部が形成され、少なくとも前記第1領域の矩形の外形の四隅のうち対角に位置する2つの隅の外縁のそれぞれに前記第1開口部が配置され、前記第1開口部の幅は、前記第2開口部の幅よりも小さい。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
絶縁性の基材と、
前記基材の上面に配置される金属部と、を備え、
上面視において、前記金属部は、外形が矩形の第1領域と、前記第1領域をその一部に含み外形が矩形の第2領域と、前記第2領域の周囲に配置される第3領域と、を有し、
前記第2領域内において、前記第1領域の外縁に沿って前記金属部が配置されていない第1開口部が形成され、
前記第3領域内において、前記第2領域の外縁に沿って前記金属部が配置されていない第2開口部が形成され、
少なくとも前記第1領域の矩形の外形の四隅のうち対角に位置する2つの隅の外縁のそれぞれに前記第1開口部が配置され、
前記第1開口部の幅は、前記第2開口部の幅よりも小さい、配線基板。
続きを表示(約 970 文字)【請求項2】
前記第1領域の外縁のうち前記第1開口部が沿う部分が占める割合は、前記第2領域の外縁のうち前記第2開口部が沿う部分が占める割合よりも小さい、請求項1に記載の配線基板。
【請求項3】
上面視において、前記第1領域の矩形の中心と前記第2領域の矩形の中心が一致する、請求項1に記載の配線基板。
【請求項4】
前記第1領域の矩形の外形の四隅のそれぞれの外縁に前記第1開口部が配置され、前記第1領域の矩形の外形の隣り合う隅のそれぞれに配置される前記第1開口部は互いに離隔して配置されている、請求項1に記載の配線基板。
【請求項5】
前記第1開口部は、上面視において、前記第1領域の矩形の外形の四辺のうち当該第1開口部が沿う辺における垂直二等分線上に配置されず、
前記第2開口部は、上面視において、当該垂直二等分線上に配置されている、請求項1に記載の配線基板。
【請求項6】
前記第1開口部は、上面視において、前記第1領域の矩形の外形の四辺のそれぞれの垂直二等分線上に配置されていない、請求項1に記載の配線基板。
【請求項7】
前記基材は、前記第2領域の矩形の外形の四辺のうち少なくとも一辺の全長の外縁に沿って前記第2開口部を有する、請求項1に記載の配線基板。
【請求項8】
前記第2領域の外形の一辺の長さと前記第1領域の外形の一辺の長さとの差が、200μm以上2500μm以下である、請求項1に記載の配線基板。
【請求項9】
請求項1に記載の配線基板と、
前記第1領域上に配置された上面視における外形が矩形の第1発光素子と、を備え、
前記第1発光素子は、矩形の外形が前記第1領域の矩形の外形に合わせて配置される、かつ、上面視で第1発光素子の外側に前記第1開口部が位置している発光装置。
【請求項10】
請求項1に記載の配線基板と、
前記第2領域上に配置された上面視における外形が矩形の第2発光素子と、を備え、
前記第2発光素子は、矩形の外形が前記第2領域の矩形の外形に合わせて配置され、かつ、上面視で前記第1開口部が包含されるように配置される発光装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、配線基板に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、基板の上面に設けられた金属層の上に、発光ダイオード等の発光素子が接着材を介して実装された発光装置が開示されている。このような発光装置において、要求される光量等によって発光素子の大きさが選択される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-34502号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
発光素子の大きさに応じて基板に設ける金属層のパターンを個別に設計する必要がある。大きさの異なる発光素子に対応でき、そのいずれか1つを精度よく実装可能な配線基板を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の一態様によれば、配線基板は、絶縁性の基材と、前記基材の上面に配置される金属部と、を備え、上面視において、前記金属部は、外形が矩形の第1領域と、前記第1領域をその一部に含み外形が矩形の第2領域と、前記第2領域の周囲に配置される第3領域と、を有し、前記第2領域内において、前記第1領域の外縁に沿って前記金属部が配置されていない第1開口部が形成され、前記第3領域内において、前記第2領域の外縁に沿って前記金属部が配置されていない第2開口部が形成され、少なくとも前記第1領域の矩形の外形の四隅のうち対角に位置する2つの隅の外縁のそれぞれに前記第1開口部が配置され、前記第1開口部の幅は、前記第2開口部の幅よりも小さい。
【発明の効果】
【0006】
本発明の一実施形態の配線基板によれば、大きさの異なる発光素子に対応でき、そのいずれか1つを精度よく実装可能である。
【図面の簡単な説明】
【0007】
実施形態に係る配線基板の概略上面図である。
配線基板の上面を拡大した概上面図である。
図1のIII-III線における概略断面図である。
実施形態に係る配線基板の概略下面図である。
発光装置の一例を示す概略上面図である。
発光装置の他の例を示す概略上面図である。
透光性部材を有する発光装置を示す概略上面図である。
図7のVIII-VIII線における概略断面図である。
配線基板の他の例を示す概略上面図である。
配線基板の他の例を示す概略上面図である。
配線基板の他の例を示す概略上面図である。
配線基板の他の例を示す概略上面図である。
配線基板の他の例を示す概略上面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図面を参照し、実施形態について説明する。各図面は、実施形態を模式的に示したものであるため、各部材のスケール、間隔若しくは位置関係などが誇張、又は部材の一部の図示を省略する場合がある。また、断面図として、切断面のみを示す端面図を示す場合がある。
【0009】
以下の説明において、実質的に同じ機能を有する構成要素は共通の参照符号で示し、説明を省略することがある。また、特定の方向又は位置を示す用語(例えば、「上」、「下」及びそれらの用語を含む別の用語)を用いる場合がある。しかしながら、それらの用語は、参照した図面における相対的な方向又は位置を分かり易さのために用いているに過ぎない。参照した図面における「上」、「下」等の用語による相対的な方向又は位置の関係が同一であれば、本開示以外の図面、実際の製品等において、参照した図面と同一の配置でなくてもよい。本明細書において「平行」とは、2つの直線、辺、面等が延長しても交わらない場合だけでなく、2つの直線、辺、面等がなす角度が10°以内の範囲で交わる場合も含む。本明細書において「上」と表現する位置関係は、接している場合と、接していないが上方に位置している場合も含む。
【0010】
<実施形態>
図1は、本実施形態に係る配線基板100の概略上面図である。図2は、配線基板の上面を拡大した概上面図である。図3は、図1のIII-III線における概略断面図である。図4は、本実施形態に係る配線基板100の概略下面図である。
(【0011】以降は省略されています)

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