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公開番号
2025101509
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-07
出願番号
2023218405
出願日
2023-12-25
発明の名称
嵌合状態検査システム
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
個人
主分類
H01R
13/641 20060101AFI20250630BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】所定の撮像トリガにより撮像した画像に基づき、嵌合部品の嵌合状態を検査することができる嵌合状態検査システムを提供する。
【解決手段】本開示の嵌合状態検査システム1は、検査対象となるワークの嵌合部品と、ワークを押し込む作業者の両手とを撮像する工程カメラ20と、嵌合部品の嵌合音を検知する音センサ30と、嵌合部品への押し込み荷重を検知する荷重センサ40と、工程カメラ20、音センサ30、及び荷重センサ40による検知結果に基づいて、撮像トリガを発報する端末装置10の制御部14と、撮像トリガに基づいて、嵌合部品の嵌合状態を撮像する嵌合検査カメラ60とを備えている。嵌合状態検査システム1の端末装置10は、嵌合検査カメラ60により撮像された嵌合部品の嵌合状態の画像に基づいて、嵌合部品が嵌合しているか否かを検査する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
ワークの嵌合部品の嵌合状態を検査する嵌合状態検査システムであって、
検査対象となる前記ワークの嵌合部品と、前記ワークを押し込む作業者の両手とを撮像する第1の撮像手段と、
前記嵌合部品の嵌合音を検知する音検知手段と、
前記嵌合部品への押し込み荷重を検知する荷重検知手段と、
前記第1の撮像手段、前記音検知手段、及び前記荷重検知手段による検知結果に基づいて、撮像トリガを発報する制御手段と、
前記撮像トリガに基づいて、前記嵌合部品の嵌合状態を撮像する第2の撮像手段と、
を備え、
前記第2の撮像手段により撮像された前記嵌合部品の嵌合状態の画像に基づいて、前記嵌合部品が嵌合しているか否かを検査する、
嵌合状態検査システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、嵌合状態検査システムに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
一対のコネクタを嵌合させる嵌合作業の嵌合状態を検査する嵌合検知判定システムが知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載の嵌合検知判定システムでは、作業者の腕部に振動センサ及び音センサを設置し、そのセンサの検知データに基づいて、コネクタ嵌合作業の合否を判定している。具体的には、この嵌合検知判定システムは、作業者のコネクタ嵌合作業について振動波形と音を収集し、端末装置にて所定の振動波形が検出されたことを検知し、カメラにて作業者の両手を認識して、左右の手の距離を算出し、算出値が所定の距離内であるか否かを判断している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-175941号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の嵌合検知判定システムでは、振動センサ及び音センサを作業者の腕部に設置するために、配線やバッテリ等も作業者の腕部や体に設置する必要がある。また、嵌合状態の判定をするためには、各センサと親機となる装置とを無線通信で接続する必要がある。ここで、通常、ワークと作業者の両手を映すカメラにより、嵌合状態を検知することになる。しかしながら、このようなカメラでは、嵌合部位の爪がしっかり嵌合しているかを画像により検知することが困難であるという問題があった。
【0005】
本開示は、このような課題を解決するためになされたものであって、所定の撮像トリガにより撮像した画像に基づき、AI学習モデル等による機械学習を利用して、嵌合部品の嵌合状態を検査することができる嵌合状態検査システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の嵌合状態検査システムは、
ワークの嵌合部品の嵌合状態を検査する嵌合状態検査システムであって、
検査対象となる前記ワークの嵌合部品と、前記ワークを押し込む作業者の両手とを撮像する第1の撮像手段と、
前記嵌合部品の嵌合音を検知する音検知手段と、
前記嵌合部品への押し込み荷重を検知する荷重検知手段と、
前記第1の撮像手段、前記音検知手段、及び前記荷重検知手段による検知結果に基づいて、撮像トリガを発報する制御手段と、
前記撮像トリガに基づいて、前記嵌合部品の嵌合状態を撮像する第2の撮像手段と、
を備え、
前記第2の撮像手段により撮像された前記嵌合部品の嵌合状態の画像に基づいて、前記嵌合部品が嵌合しているか否かを検査するものである。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、所定の撮像トリガにより撮像した画像に基づき、嵌合部品の嵌合状態を検査することができる嵌合状態検査システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施の形態にかかる嵌合状態検査システムの全体構成を示すブロック図である。
図1示す嵌合状態検査システムの配置構成を示す概念図である。
図1示す嵌合状態検査システムにより実行される嵌合検査処理の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
(実施の形態)
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。しかしながら、特許請求の範囲にかかる発明を以下の実施の形態に限定するものではない。また、実施の形態で説明する構成のすべてが課題を解決するための手段として必須であるとは限らない。説明の明確化のため、以下の記載及び図面は、適宜、省略及び簡略化がなされている。各図面において、同一の要素には同一の符号が付されており、必要に応じて重複説明は省略されている。
【0010】
<嵌合状態検査システムの全体構成>
まず、本実施の形態にかかる嵌合状態検査システムの全体構成を説明する。図1は、実施の形態にかかる嵌合状態検査システムの全体構成を示すブロック図である。図2は、図1示す嵌合状態検査システムの配置構成を示す概念図である。図1及び図2を参照しながら、本実施の形態にかかる嵌合状態検査システム1の構成を説明する。後述するように、嵌合状態検査システム1は、嵌合検査カメラ60により撮像された嵌合部品110の嵌合状態の画像に基づいて、嵌合部品110がしっかりと嵌合しているか否かを検査するシステムである。
(【0011】以降は省略されています)
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