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公開番号2024128600
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-24
出願番号2023037649
出願日2023-03-10
発明の名称バッテリパック
出願人本田技研工業株式会社
代理人弁理士法人航栄事務所
主分類H01M 50/291 20210101AFI20240913BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】側面衝突からバッテリを保護することができ、小型化及び軽量化が可能なバッテリパックを提供する。
【解決手段】バッテリパック10は、バッテリモジュール20と、バッテリケース30と、バッテリケース30の内部に配置される配線類60と、を備える。バッテリケース30は、ボトムプレート31と、ボトムプレート31の外縁部から立設する側壁32と、対向する左右の側壁32に跨って配置されるクロスメンバ33と、を備える。クロスメンバ33は、少なくとも一部のボトムプレート31及び側壁32とともにアルミダイカストにより成形されているクロスメンバ本体52と、クロスメンバ本体52の上面に架設される補強プレート53と、を有する。クロスメンバ本体52は、バッテリケース30の中央部に凹部51を有し、配線類60は、クロスメンバ本体52と補強プレート53との間に形成される空間部55に配置される。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
バッテリモジュールと、
前記バッテリモジュールを収容するバッテリケースと、
前記バッテリケースの内部に配置される配線若しくは配管と、を備える、バッテリパックであって、
前記バッテリケースは、
底面と
前記底面の外縁部から立設する側壁と、
対向する左右の前記側壁に跨って配置されるクロスメンバと、を備え、
前記クロスメンバは、
少なくとも一部の前記底面及び前記側壁とともにアルミダイカストにより成形されているメンバ本体と、
前記メンバ本体の上面に架設される補強プレートと、を有し、
前記メンバ本体は、前記バッテリケースの中央部に凹部を有し、
前記配線若しくは前記配管は、前記メンバ本体と前記補強プレートとの間に形成される空間部に配置される、バッテリパック。
続きを表示(約 340 文字)【請求項2】
請求項1に記載のバッテリパックであって、
前記クロスメンバは、複数設けられ、
前記補強プレートは、複数の前記クロスメンバのうちの一部にのみ取り付けられている、バッテリパック。
【請求項3】
請求項1に記載のバッテリパックであって、
前記補強プレートは、高張力鋼から形成される、バッテリパック。
【請求項4】
請求項3に記載のバッテリパックであって、
前記補強プレートは、前記クロスメンバにボルトで固定されている、バッテリパック。
【請求項5】
請求項1に記載のバッテリパックであって、
前記補強プレートには、電子部品を取り付ける固定部が設けられている、バッテリパック。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両に搭載可能なバッテリパックに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
近年、低炭素社会又は脱炭素社会の実現に向けた取り組みが活発化し、車両においてもCO2排出量の削減やエネルギー効率の改善のために、電動化技術に関する研究開発が行われている。
【0003】
電動化技術ではバッテリが重要な役割を担っている。バッテリは高電圧部品であるため、衝撃からバッテリを保護する必要がある。しかしながら、バッテリが車両に搭載される場合、衝突などによりバッテリに大きな荷重が入力される可能性がある。これまでバッテリケースは、衝突荷重からバッテリを保護するため鉄製のバッテリケースが用いられていた。
【0004】
ところで、車両の航続距離を延ばすためには車両の軽量化が重要である。例えば、特許文献1には、バッテリケースのサイドメンバの一部に、鉄よりも軽量な素材であるアルミニウム合金を引抜形成したものを利用することが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2022-97816号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
また、バッテリケースの内部には、冷却用の配管、電力線、信号線等の配線、などが配策される。これらの配管や配線をバッテリの上方に配策すると、バッテリパックの高さが高くなってしまう。バッテリパックを車両の床下に配置する場合、バッテリパックの高さが高くなると、車室側に張り出し車室を十分に広く確保できない虞がある。
【0007】
本発明は、側面衝突からバッテリを保護することができ、小型化及び軽量化が可能なバッテリパックを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、
バッテリモジュールと、
前記バッテリモジュールを収容するバッテリケースと、
前記バッテリケースの内部に配置される配線若しくは配管と、を備える、バッテリパックであって、
前記バッテリケースは、
底面と
前記底面の外縁部から立設する側壁と、
対向する左右の前記側壁に跨って配置されるクロスメンバと、を備え、
前記クロスメンバは、
少なくとも一部の前記底面及び前記側壁とともにアルミダイカストにより成形されているメンバ本体と、
前記メンバ本体の上面に架設される補強プレートと、を有し、
前記メンバ本体は、前記バッテリケースの中央部に凹部を有し、
前記配線若しくは前記配管は、前記メンバ本体と前記補強プレートとの間に形成される空間部に配置される。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、バッテリパックの高さを低くすることができるとともに軽量化することができ、さらにバッテリケースで側面衝突の入力荷重を適切に受け止めることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
バッテリパック10を構成するバッテリケース30の斜視図である。
第1クロスメンバ331の空間部55を示す拡大図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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