TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024128126
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-20
出願番号2024113279,2022144340
出願日2024-07-16,2018-03-30
発明の名称経口組成物
出願人株式会社東洋新薬
代理人
主分類A23L 33/105 20160101AFI20240912BHJP(食品または食料品;他のクラスに包含されないそれらの処理)
要約【課題】ターミナリアを含有する経口組成物において、苦みや渋みを改善することを目的としてなされたものである。
【解決手段】 ターミナリア並びに、他素材を含有することを特徴とする経口組成物である。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
ターミナリア、並びに、マンゴスチン及びスピルリナから選ばれる少なくとも1種の植物素材を含有する経口組成物。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ターミナリア並びに、植物素材及び機能性素材から選ばれる少なくとも1種の他素材を含有することを特徴とし、ターミナリアの呈味が改善された経口組成物に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
ターミナリア(Terminalia)は、シクンシ科の植物であり、インドにおいては、医薬品として使用されていた。近年においては、ターミナリアに血管の繊維化を防止する効果が見出され、血管繊維化の予防または治療薬として期待されている(例えば、特許文献1を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2004-75584号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記のような有効性が認められているにもかかわらず、ターミナリアには独特の苦みと渋みがあることから、健康食品として継続的に摂取するためには嗜好性の改善が求められている。
【0005】
本発明は、ターミナリアを含有する食品組成物において、苦みと渋みを改善することを目的としてなされたものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明者らは、上記課題を解決するために鋭意研究を積み重ねた結果、ターミナリアと特定の素材とを組み合わせることにより呈味が改善されることを見出し、本発明に至った。
【0007】
また、本発明者らは、ターミナリアと特定の素材とを組み合わせることで、優れた抗肥満作用が発揮されることを見出し、本発明に至った。
【0008】
すなわち、本発明は、以下のとおりのものである。
[1]ターミナリア並びに、以下(a)及び(b)から選ばれる少なくとも1種の他素材を含有することを特徴とする経口組成物。
(a)アカショウマ、白いんげん、ケール、マカ、カカオ、アセロラ、マンゴスチン、ココヤシ、ドラゴンフルーツ、カムカム及びプルーンから選ばれる少なくとも1種の植物素材
(b)紅麹、ローヤルゼリー、セラミド及びスピルリナから選ばれる少なくとも1種の機能性素材
[2]ターミナリア並びに、以下(a)及び(b)から選ばれる少なくとも2種の他素材を含有することを特徴とする経口組成物。
(a)アカショウマ、白いんげん、ケール、マカ、カカオ、アセロラ、マンゴスチン、ココヤシ、ドラゴンフルーツ、カムカム及びプルーンから選ばれる少なくとも1種の植物素材
(b)紅麹、ローヤルゼリー、セラミド及びスピルリナから選ばれる少なくとも1種の機能性素材
[3]ターミナリア並びに、以下(a)及び(b)から選ばれる少なくとも1種の他素材を含有することを特徴とする抗肥満用経口組成物。
(a)アカショウマ、白いんげん、ケール、マカ、カカオ、アセロラ、マンゴスチン、ココヤシ、ドラゴンフルーツ、カムカム及びプルーンから選ばれる少なくとも1種の植物素材
(b)紅麹、ローヤルゼリー、セラミド及びスピルリナから選ばれる少なくとも1種の機能性素材
[4]ターミナリア並びに、以下(a)及び(b)から選ばれる少なくとも2種の他素材を含有することを特徴とする抗肥満用経口組成物。
(a)アカショウマ、白いんげん、ケール、マカ、カカオ、アセロラ、マンゴスチン、ココヤシ、ドラゴンフルーツ、カムカム及びプルーンから選ばれる少なくとも1種の植物素材
(b)紅麹、ローヤルゼリー、セラミド及びスピルリナから選ばれる少なくとも1種の機能性素材
[5]ターミナリア1%に対し、他素材を0.2%以上の割合で含有することを特徴とする[1]~[4]記載の経口組成物。
[6]没食子酸又はその塩を0.1%以上含むことを特徴とする[1]~[5]記載の経口組成物。
【発明の効果】
【0009】
本発明のターミナリアを含有する経口組成物は、特定の素材を組み合わせることにより、苦み、渋みをはじめとし、香り、えぐみ、まろやかさ、コク、味の濃さ、舌触り、後味が改善でき、呈味の改善された組成物を提供することができる。また、本発明によると、優れた抗肥満作用を有する経口組成物を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施例1~18、比較例1~2の官能評価結果を表す図である。
実施例19~23、比較例3~8の脂肪細胞の分化抑制作用の評価結果(細胞あたりの脂肪滴量)を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

株式会社東洋新薬
皮膚外用剤
今日
株式会社東洋新薬
皮膚外用剤
今日
株式会社東洋新薬
経口組成物
10日前
株式会社東洋新薬
アペリン遺伝子発現促進用組成物、カドヘリン遺伝子発現促進用組成物
11日前
群馬県
こんにゃく
1か月前
大正製薬株式会社
飲料
1か月前
個人
海苔簀張設具
1か月前
不二製油株式会社
加工食品
6日前
池田食研株式会社
灰汁抑制剤
24日前
池田食研株式会社
風味改善剤
1か月前
ダイニチ工業株式会社
焙煎装置
1か月前
エムケー精工株式会社
塗布装置
24日前
長谷川香料株式会社
香味改善剤
1か月前
SoPros株式会社
血圧改善剤
21日前
日本メナード化粧品株式会社
飲料
1か月前
個人
フィッシュジャーキーの製造方法
3日前
ヤマモリ株式会社
タイナス冷凍加工品
1か月前
株式会社イツワ工業
海苔製造機
1か月前
不二製油株式会社
風味油脂の製造方法
21日前
不二製油株式会社
茹で卵黄様食品素材
11日前
個人
野菜切断装置
28日前
日本製紙株式会社
バッター
25日前
アサヒ飲料株式会社
コーヒー飲料
3日前
株式会社ダイキョー
粉末健康食品
1か月前
株式会社優食
食品製造装置
25日前
大正製薬株式会社
マンギフェリン含有飲料
6日前
エバラ食品工業株式会社
液状調味料
1か月前
大正製薬株式会社
マンギフェリン含有飲料
1か月前
太平化学産業株式会社
食品用日持ち向上剤
25日前
個人
キノコ(茸)、木耳の酒粕、味噌漬け。
10日前
松谷化学工業株式会社
魚フィレ様の加工食品
1か月前
個人
舞茸甘露煮スウィーツ、シメジ花林糖。
1か月前
個人
柿・桃の葉、舞茸、エノキ茸、健康飲料
1か月前
森永乳業株式会社
発酵乳
1か月前
キユーピー株式会社
液状調味料
1か月前
渡辺精機株式会社
青果物調製機
今日
続きを見る