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公開番号
2024126643
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-20
出願番号
2023035172
出願日
2023-03-08
発明の名称
中留及びバンド
出願人
カシオ計算機株式会社
代理人
弁理士法人光陽国際特許事務所
主分類
A44C
5/18 20060101AFI20240912BHJP(小間物;貴金属宝石類)
要約
【課題】バンド長の調整が可能であって、強固に固定することができる。
【解決手段】中留10が、コ字状に形成され、閉塞端側がバンド1の中留カバー3の一端に軸支された第1の延長駒体71と、第1の延長駒体71における開放端側に連結部材である第1のばね棒73を介して連結された第2の延長駒体72と、を含み、第2の延長駒体72は、連結部材である第1のばね棒73における連結位置とは異なる位置で第1の延長駒体71に固定され、第1の延長駒体71は、中留カバー3に軸支された一端とは異なる位置で中留カバー3に固定される。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
コ字状に形成され、閉塞端側がバンドの中留カバーの一端に軸支された第1の延長駒体と、
前記第1の延長駒体における開放端側に連結部材を介して連結された第2の延長駒体と、
を含み、
前記第2の延長駒体は、前記連結部材における連結位置とは異なる位置で前記第1の延長駒体に固定され、
前記第1の延長駒体は、前記中留カバーに軸支された前記一端とは異なる位置で前記中留カバーに固定される、
ことを特徴とする中留。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
前記連結部材は第1のばね棒であり、
前記第2の延長駒体は、前記第1の延長駒体と重なるように配置された折り畳み状態と前記バンドの長さ方向に引き出された延伸状態とを取り得、
前記第1の延長駒体及び前記第2の延長駒体は前記折り畳み状態で前記中留カバーの内側に収容可能となり、
前記第1のばね棒は、前記第1の延長駒体及び前記第2の延長駒体を前記バンドの幅方向に貫通する貫通状態で延在し、前記第1の延長駒体及び前記第2の延長駒体が前記中留カバーの内側に収容された収容状態において、両端が前記中留カバーに係止される、
ことを特徴とする請求項1に記載の中留。
【請求項3】
前記第1のばね棒と平行し、前記第2の延長駒体を前記バンドの幅方向に貫通する貫通状態で延在する第2のばね棒を備え、
前記折り畳み状態のとき、前記第2の延長駒体は前記第1の延長駒体の内側に嵌り合う嵌合状態となり、
前記第2のばね棒は、前記第2の延長駒体が前記第1の延長駒体と嵌り合った際に両端が前記第1の延長駒体に係止されて前記嵌合状態を維持させる、
ことを特徴とする請求項2に記載の中留。
【請求項4】
前記第1のばね棒は、前記第1のばね棒の延在方向に対して直交する方向から前記第2の延長駒体に挿通されたイモネジによって固定されている、
ことを特徴とする請求項2に記載の中留。
【請求項5】
前記第2のばね棒は、前記第2のばね棒の延在方向に対して直交する方向から前記第2の延長駒体に挿通されたイモネジによって固定されている、
ことを特徴とする請求項3に記載の中留。
【請求項6】
前記中留カバーは、表板部と、前記表板部の両側部に垂設される一対の側壁部と、を含み、
前記中留カバーは、前記第1の延長駒体及び前記第2の延長駒体が前記中留カバーの内側に収容された収容状態において、前記一対の側壁部の夫々には前記第1のばね棒の両端が係止される孔部が形成されている、
ことを特徴とする請求項2に記載の中留。
【請求項7】
前記第1の延長駒体の内側面には、前記第2の延長駒体が前記第1の延長駒体と嵌り合った際に、前記第2のばね棒の両端が前記第1の延長駒体に係止される孔部が形成されている、
ことを特徴とする請求項3に記載の中留。
【請求項8】
前記中留カバーの一端側に係止された中折れ部材の折り畳み状態を維持させる係止ユニットを含む、
ことを特徴とする請求項2に記載の中留。
【請求項9】
前記中留カバーは、表板部と、前記表板部の両側部に垂設される一対の側壁部と、を含み、
前記係止ユニットは、前記中留カバーの前記一対の側壁部からそれぞれ突出するプッシュボタンを有し、前記中留カバーの両側から前記プッシュボタンが押し込まれることで前記中折れ部材の折り畳み状態が解除される、
ことを特徴とする請求項8に記載の中留。
【請求項10】
前記中留は、前記係止ユニットの前記プッシュボタンの内側への押し込み動作を規制するロック機構を備え、
前記係止ユニット及び前記ロック機構は、前記中留カバーの内側の収容領域のうち、一端側である前記中折れ部材の係止端側に寄せて収容され、他端側である前記中折れ部材が係止されている側とは逆側の収容領域には、前記第1の延長駒体及び前記第2の延長駒体が収容される、
ことを特徴とする請求項9に記載の中留。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、中留及びバンドに関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、腕時計等の機器ケースに取り付けられ腕等に装着されるバンドとして、中留により連結されるバンドが知られている。
【0003】
バンドが取り付けられる時計等の機器によっては、通常の使用状態の他に、服の袖等の上から装着することが想定されるものがある。例えばダイビング時に装着される所謂ダイバーズウォッチでは生地の厚いウェットスーツを着用した上から装着されることが想定される。このような機器に取り付けられるバンドでは、腕に直接装着する通常の使用状態と、ウェットスーツ等の上から装着する所定目的での使用状態とで、簡易にバンド長を調整できることが好ましい。
【0004】
例えば特許文献1には、バンド駒と接続されたばね棒が、長さ調整板のスライド窓内をバンドの長手方向に滑動可能となっている構成が記載されている。
これによれば、長さ調整板のスライド窓の範囲でバンド長の微調整を行うことが可能となる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2001-104022号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1に記載の構成では、ばね棒を長さ調整板のスライド窓に引っ掛け、伸縮部材だけで位置(長さ)の微調整を行っている。このためバンド長を丁度良い長さで強固に固定することができず、特に前述のダイビング時のようなハードな使用環境のもとでは信頼性に欠ける。
【0007】
本発明は以上のような事情に鑑みてなされたものであり、バンド長の調整が可能であって、強固に固定することができる中留及びバンドを提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
前記課題を解決するために、本発明に係る中留は、
コ字状に形成され、閉塞端側がバンドの中留カバーの一端に軸支された第1の延長駒体と、
前記第1の延長駒体における開放端側に連結部材を介して連結された第2の延長駒体と、
を含み、
前記第2の延長駒体は、前記連結部材における連結位置とは異なる位置で前記第1の延長駒体に固定され、
前記第1の延長駒体は、前記中留カバーに軸支された前記一端とは異なる位置で前記中留カバーに固定されることを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、バンド長の調整が可能であって、強固に固定することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0010】
延長駒体が中留カバーの内側に収容された収容状態となっている中留及びこれを備えるバンドの斜視図である。
図1に示す中留及びこれを備えるバンドを、中留カバーを透過状態で示した斜視図である。
図2に示す中留及びこれを備えるバンドの側面図である。
延長駒体が中留カバーの内側から引き出されたバンド延長状態となっている中留及びこれを備えるバンドの斜視図である。
図4に示す中留及びこれを備えるバンドを、バンドの非視認側から見た斜視図である。
図4に示すXI-XI線に沿って断面にした延長駒体の断面図である。
延長駒体が中留カバーの内側に収容された収容状態と延長状態との途中の状態を示す中留及びこれを備えるバンドの側面図である。
図7に示す状態の中留及びこれを備えるバンドを、中留カバーを透過状態で示した斜視図である。
延長駒体が中留カバーの内側に収容された収容状態と延長状態との途中の状態を示す中留及びこれを備えるバンドの側面図である。
変形例における延長駒体の断面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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