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公開番号2025050492
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-04
出願番号2023159317
出願日2023-09-25
発明の名称判定装置、判定方法、およびプログラム
出願人カシオ計算機株式会社
代理人個人
主分類B65B 57/00 20060101AFI20250328BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】より適確にカット対象をセットすることができる判定装置、判定方法、およびプログラムを提供する。
【解決手段】判定装置は、一端部に1または複数の切り欠きを有し、カット対象を保持する複数種類の台紙のいずれかを挿入する挿入口と、台紙の切り欠きの位置に対応する位置に設けられ、台紙を検出する複数の台紙検出部と、判定部と、を備え、挿入口に台紙が挿入された場合に、複数の台紙検出部それぞれが台紙を検出したタイミングの差に基づき、台紙が正しく挿入されているか否かを判定する。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
一端部に1または複数の切り欠きを有するとともにカット対象を保持する複数種類の台紙のいずれかを挿入する挿入口を備える判定装置であって、
前記台紙の前記切り欠きの位置に対応する位置に設けられ、前記台紙を検出する複数の台紙検出部と、
判定部と、を備え、
前記判定部は、前記挿入口に前記台紙が挿入された場合に、複数の前記台紙検出部それぞれが前記台紙を検出したタイミングの差に基づき、前記台紙が正しく挿入されているか否かを判定する、
ことを特徴とする判定装置。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
前記挿入口に前記台紙が挿入された場合に、複数の前記台紙検出部それぞれが前記台紙を検出したタイミングの差に基づき、前記挿入口に挿入された前記台紙の向きおよび面が正常であるか否かを判定する方向表裏判定部と、
前記判定部は、前記方向表裏判定部の判定結果に基づいて、前記台紙が正しく挿入されているか否かを判定する、
ことを特徴とする請求項1に記載の判定装置。
【請求項3】
前記挿入口に前記台紙が挿入された場合に、複数の前記台紙検出部それぞれが前記台紙を検出したタイミングの差に基づき、前記挿入口に挿入された前記台紙の種類が正常であるか否かを判定する台紙判定部と、をさらに備え、
前記判定部は、前記台紙判定部の判定結果に基づいて、前記台紙が正しく挿入されているか否かを判定する、
ことを特徴とする請求項1に記載の判定装置。
【請求項4】
前記挿入口に挿入される予定の前記台紙の種類を特定する台紙特定情報を取得する台紙特定情報取得部をさらに備え、
前記台紙判定部は、前記挿入口に前記台紙が挿入された場合に、複数の前記台紙検出部それぞれが前記台紙を検出したタイミングの差に基づき、前記挿入口に挿入された前記台紙の種類を特定し、該特定した種類が、前記台紙特定情報取得部が取得した前記台紙特定情報により特定される前記台紙の種類と一致するか否かにより、前記挿入口に挿入された前記台紙の種類が正常であるか否かを判定する、
ことを特徴とする請求項3に記載の判定装置。
【請求項5】
前記判定部は、複数の前記台紙検出部により前記台紙を検出したタイミングの差が、所定の範囲内である場合に、前記台紙が正しく挿入されていないと判定する、
請求項1に記載の判定装置。
【請求項6】
前記台紙検出部は、前記挿入口に前記台紙の面内方向でありかつ前記台紙が挿入される方向に対して直角をなす方向に並んで複数設けられている、
請求項1に記載の判定装置。
【請求項7】
一端部に1または複数の切り欠きを有するとともにカット対象を保持する複数種類の台紙のいずれかを挿入する挿入口を備える判定装置による判定方法であって、
前記台紙の前記切り欠きの位置に対応する位置に設けられた複数の台紙検出部が、前記台紙を検出する台紙検出ステップと、
判定部が、前記台紙が正しく挿入されているか否かを判定する判定ステップと、を備え、
前記判定ステップでは、前記挿入口に前記台紙が挿入された場合に、複数の前記台紙検出ステップで前記台紙を検出したタイミングの差に基づき、前記台紙が正しく挿入されているか否かを判定する、
ことを特徴とする判定方法。
【請求項8】
一端部に1または複数の切り欠きを有するとともにカット対象を保持する複数種類の台紙のいずれかを挿入する挿入口を備える判定装置を、
前記台紙の前記切り欠きの位置に対応する位置に設けられた複数の台紙検出部における前記台紙の検出情報を取得する台紙検出情報取得部、
判定部、として機能させ、
前記判定部は、前記挿入口に前記台紙が挿入された場合に、複数の前記台紙検出情報取得部により取得した前記台紙の検出情報の時間差に基づき、前記台紙が正しく挿入されているか否かを判定する、
ことを特徴とするプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、判定装置、判定方法、およびプログラムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、位置合わせのための様々な技術が提案されており、例えば特許文献1には、絵付シートを所定形状の物品に対して適確にセットするための技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開昭63-162414号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載されている技術では、例えばカットする対象をセットする場合において、カット対象に複数の種類があると、カット対象を適確にセットすることができないおそれがあり、カット対象を適確にセットするという観点で改善の余地があった。
【0005】
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、より適確にカット対象を保持した台紙をセットすることができる判定装置、判定方法、およびプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本発明の判定装置は、
一端部に1または複数の切り欠きを有するとともにカット対象を保持する複数種類の台紙のいずれかを挿入する挿入口を備える判定装置であって、
前記台紙の前記切り欠きの位置に対応する位置に設けられ、前記台紙を検出する複数の台紙検出部と、
判定部と、を備え、
前記判定部は、前記挿入口に前記台紙が挿入された場合に、複数の前記台紙検出部それぞれが前記台紙を検出したタイミングの差に基づき、前記台紙が正しく挿入されているか否かを判定する、
ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、より適確にカット対象を保持した台紙をセットすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
判定装置および情報端末の関係を示す図である。
判定装置の一例を示すブロック図である。
短台紙の一例を示す説明図であり、(A)は、正しいセット面およびセット方向を示す図であり、(B)は、誤ったセット方向を示す図であり、(C)は、誤ったセット面を示す図である。
長台紙の一例を示す説明図であり、(A)は、正しいセット面およびセット方向を示す図であり、(B)は、誤ったセット方向を示す図であり、(C)は、誤ったセット面を示す図である。
カット処理および情報端末の処理の一例を示すフローチャートである。
変形例における短台紙および長台紙の一例を示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明を実施するための形態に係る判定装置、判定方法、およびプログラムについて、図面を参照して詳細に説明する。なお、図中同一または相当する部分には同一符号を付す。以下では、本発明における判定装置を、図1に示す判定システム1に適用した例を用いて説明する。
【0010】
判定システム1は、図1に示すように、判定装置100および情報端末200により構成されている。判定装置100は、BLE(Bluetooth Low Energy)(登録商標)等を利用した無線通信により情報端末200と通信可能に接続されている。
(【0011】以降は省略されています)

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