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公開番号2025050498
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-04
出願番号2023159325
出願日2023-09-25
発明の名称キー入力装置
出願人カシオ計算機株式会社
代理人弁理士法人光陽国際特許事務所
主分類G06F 3/02 20060101AFI20250328BHJP(計算;計数)
要約【課題】1つの方向に段差を持つ複数のキートップ部の操作性の違いを低減することが可能なキー入力装置を提供することである。
【解決手段】キー入力装置としての電卓1は、複数のキートップ部としてのキートップ141と、上ケース10と、を備える。上ケース10は、それぞれが平行の関係にある面102A~102Eを有するとともに、面102A~102Eのそれぞれに少なくとも一つの孔部101が設けられる。複数のキートップ141のそれぞれは、各キートップ141が対応する孔部101に挿入される。上ケース10は、面102A~102Eが第1端側から第1端に対向する第2端側にかけて平坦に設けられている。且つ、上ケース10は、面102A~102Eのうち、第1端と直交する第3端側に位置する面と、第3端に対向する第4端側に位置する面と、の間には、段差が設けられている。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
複数のキートップ部と、
それぞれが平行の関係にある複数の面を有するとともに、前記複数の面のそれぞれに少なくとも一つの第1貫通孔が設けられた部材と、
を備え、
前記複数のキートップ部のそれぞれは、当該キートップ部が対応する前記第1貫通孔に挿入され、
前記部材は、前記複数の面が第1端側から前記第1端に対向する第2端側にかけて平坦に設けられ、且つ、前記複数の面のうち、前記第1端と直交する第3端側に位置する面と、前記第3端に対向する第4端側に位置する面と、の間に、段差が設けられている、
ことを特徴とするキー入力装置。
続きを表示(約 530 文字)【請求項2】
前記複数の面それぞれに対応して設けられる複数のシート部を更に備え、
前記シート部は、前記面の前記第1貫通孔に対応して第2貫通孔が設けられる、
ことを特徴とする請求項1に記載のキー入力装置。
【請求項3】
前記キートップ部は、フランジ部を有し、
前記フランジ部は、前記シート部を挟んで前記面に対向するように設けられる、
ことを特徴とする請求項2に記載のキー入力装置。
【請求項4】
前記複数の面に跨るように設けられ、支柱を有する突起部を更に備え、
前記突起部は、前記支柱が突出する方向と直交する方向に突出する複数のリブを有し、
前記複数のリブは、それぞれが直交する方向に突出し、
前記シート部が有する切り込み部に前記複数のリブが嵌合する、
ことを特徴とする請求項2に記載のキー入力装置。
【請求項5】
前記キートップ部の摺動面と、当該キートップ部に対応する第1貫通孔の側面との位置関係は、前記第3端側から前記第4端側にかけて、各キートップ部において同じである、
ことを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載のキー入力装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、キー入力装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、複数のキートップ部が面上に配置されたキー入力装置が知られている。例えば、パネル平坦部及びパネル傾斜部を有する操作パネルにおいて、パネル平坦部からパネル傾斜部の方向に配置された複数のキートップ部としての押釦スイッチと、押釦スイッチを支持する弾性シートと、を備えるキーボードが知られている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実願昭59-29404号(実開昭60-141035号)のマイクロフィルム
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記従来のキーボードは、パネル平坦部からパネル傾斜部への方向に押釦スイッチが段差を持ち、弾性シートの形状を押釦スイッチの位置に応じて変形(屈曲)させる構造であった。この構造では、パネル平坦部に設けられた押釦スイッチとパネル傾斜部に設けられた押釦スイッチとで操作性(クリック感)が変わってしまうため、押釦スイッチ(キートップ部)の押下時にユーザが違和感を覚えることがある。
【0005】
本発明は、以上のような課題を解決するためのものであり、1つの方向に段差を持つ複数のキートップ部の操作性の違いを低減することが可能なキー入力装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題の解決のために、本発明のキー入力装置の一態様は、複数のキートップ部と、それぞれが平行の関係にある複数の面を有するとともに、前記複数の面のそれぞれに少なくとも一つの第1貫通孔が設けられた部材と、を備え、前記複数のキートップ部のそれぞれは、当該キートップ部が対応する前記第1貫通孔に挿入され、前記部材は、前記複数の面が第1端側から前記第1端に対向する第2端側にかけて平坦に設けられ、且つ、前記複数の面のうち、前記第1端と直交する第3端側に位置する面と、前記第3端に対向する第4端側に位置する面と、の間に、段差が設けられている、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明により、第3端から第4端への方向に段差を持つ複数のキーの操作性の違いを低減できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の実施の形態の電卓を示す平面図である。
図1のII-II線における電卓の断面図である。
図1のIII-III線における電卓の断面図である。
上ケースを示す背面図である。
上ケース及び不織布シートを示す背面斜視図である。
行方向のキーの各キートップの接触箇所を示す電卓の断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。ただし、本発明の範囲は、図示例に限定されるものではない。
【0010】
まず、図1~図4を参照して、本実施の形態の電子機器としての電卓(電子式卓上計算機)1の全体の装置構成を説明する。図1は、本実施の形態の電卓1を示す平面図である。図2は、図1のII-II線における電卓1の断面図である。図3は、図1のIII-III線における電卓1の断面図である。
(【0011】以降は省略されています)

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