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公開番号2025052720
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-07
出願番号2023161572
出願日2023-09-25
発明の名称機器の制御装置、機器の制御方法、及び、プログラム
出願人カシオ計算機株式会社
代理人個人
主分類A63H 30/02 20060101AFI20250328BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約【課題】音に反応する装置を、ユーザに生き物感を感じさせるように動作させる。
【解決手段】機器の制御装置100は、機器であるロボット200の周囲の演奏音の特徴として、演奏音の演奏速度の一定度又は演奏音による演奏の調を判別し、判別した演奏音の特徴に応じて、機器の疑似的な感情を変化させる、制御部110を備える。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
機器の周囲の演奏音の特徴として、前記演奏音の演奏速度の一定度又は前記演奏音による演奏の調を判別し、
前記判別した演奏音の特徴に応じて、前記機器の疑似的な感情を変化させる、
制御部を備える、
ことを特徴とする機器の制御装置。
続きを表示(約 540 文字)【請求項2】
前記制御部は、
前記判別した演奏音の特徴に応じて、前記機器の疑似的な性格を変化させる、
ことを特徴とする請求項1に記載の機器の制御装置。
【請求項3】
前記制御部は、
前記変化させた前記機器の疑似的な性格に応じて、前記機器の動作を制御する、
ことを特徴とする請求項2に記載の機器の制御装置。
【請求項4】
前記制御部は、
前記変化させた前記機器の疑似的な感情に応じて、前記機器の動作を制御する、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の機器の制御装置。
【請求項5】
機器の周囲の演奏音の特徴として、前記演奏音の演奏速度の一定度又は前記演奏音による演奏の調を判別し、
前記判別した演奏音の特徴に応じて、前記機器の疑似的な感情を変化させる、
ことを特徴とする機器の制御方法。
【請求項6】
コンピュータに、
機器の周囲の演奏音の特徴として、前記演奏音の演奏速度の一定度又は前記演奏音による演奏の調を判別する処理、
前記判別した演奏音の特徴に応じて、前記機器の疑似的な感情を変化させる処理、
を実行させるプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、機器の制御装置、機器の制御方法、及び、プログラムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
音に反応して動作する玩具、ペット型ロボットなどの装置が知られている。例えば、特許文献1には、音センサによって検知された音をサンプリングして音量のリズムの変化を判断し、リズムの変化に従った動作パターンで動作部を動作させる動作装置について記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平3-123581号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載されている動作装置は、検知した音のリズムに応じた動作パターンで機械的に動作するだけである。そのため、この動作装置をペット型ロボットに適用した場合、本物のペットのような生き物感をユーザに感じさせるのには不十分である。
【0005】
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであり、音に反応する装置を、ユーザに生き物感を感じさせるように動作させることができる機器の制御装置、機器の制御方法、及び、プログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記目的を達成するため、本発明に係る機器の制御装置の一態様は、
機器の周囲の演奏音の特徴として、前記演奏音の演奏速度の一定度又は前記演奏音による演奏の調を判別し、
前記判別した演奏音の特徴に応じて、前記機器の疑似的な感情を変化させる、
制御部を備える、
ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、音に反応する装置を、ユーザに生き物感を感じさせるように動作させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態に係るロボットの外観を示す図である。
実施形態に係るロボットの側面から見た断面図である。
実施形態に係るロボットの筐体を説明するための図である。
実施形態に係るロボットの機能構成を示すブロック図である。
実施形態に係る感情マップの一例を説明する図である。
実施形態に係る制御内容テーブルの一例を説明する図である。
実施形態に係る動作制御処理のフローチャートである。
実施形態に係る演奏連動処理のフローチャートである。
実施形態に係る連動動作調整テーブルの構成例である。
実施形態に係る演奏情報取得処理のフローチャートである。
変形例に係るロボット及び機器の制御装置の機能構成を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。なお、図中同一又は相当部分には同一符号を付す。
【0010】
(実施形態)
本発明における機器の制御装置を図1に示す演奏情報取得装置の一例であるロボット200に適用した実施形態について、図面を参照して説明する。図1に示すように、実施形態に係るロボット200は、小型の動物を模したペットロボットであり、目を模した装飾部品202及びふさふさの毛203を備えた外装201に覆われている。また、外装201の中には、ロボット200の筐体207が収納されている。図2に示すように、ロボット200の筐体207は、頭部204、連結部205及び胴体部206で構成され、頭部204と胴体部206とが連結部205で連結されている。
(【0011】以降は省略されています)

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