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公開番号2025051082
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-04
出願番号2023159996
出願日2023-09-25
発明の名称表示制御装置、表示制御システム、表示方法及びプログラム
出願人カシオ計算機株式会社
代理人個人
主分類A63H 30/02 20060101AFI20250328BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約【課題】イベントに応じた仕草を実行するロボットにおけるイベントの記録をユーザに容易に確認させることが可能な表示制御装置、表示制御システム、表示方法及びプログラムを提供する。
【解決手段】端末装置50において、制御部510は、イベントに応じた仕草を実行するロボット200に関するパラメータであって、イベントに応じて変化するパラメータの情報を取得する。制御部510は、取得されたパラメータの情報に基づいて、対象期間におけるパラメータの集計情報を生成する。制御部510は、生成された集計情報を表示部540に表示させる。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項１】
イベントに応じた仕草を実行するロボットに関するパラメータであって、前記イベントに応じて変化する前記パラメータの情報を取得し、
取得された前記パラメータの情報に基づいて、対象期間における前記パラメータの集計情報を生成し、
生成された前記集計情報を表示手段に表示させる、
制御部を備えることを特徴とする表示制御装置。
続きを表示（約 1,200 文字）【請求項２】
前記制御部は、
時間長が異なる複数の対象期間のそれぞれにおける前記パラメータの集計情報を生成し、
前記複数の対象期間のうちの、ユーザにより選択された対象期間における前記集計情報を前記表示手段に表示させる、
ことを特徴とする請求項１に記載の表示制御装置。
【請求項３】
前記パラメータは、前記イベントの発生回数を含み、
前記制御部は、前記対象期間における前記イベントの発生回数に基づいて、ユーザと前記ロボットとの関係性を示す値を前記集計情報として生成する、
ことを特徴とする請求項１又は２に記載の表示制御装置。
【請求項４】
前記ユーザと前記ロボットとの関係性を示す値は、前記対象期間における前記ロボットが疑似的な所定の感情である第１の感情を抱いたイベントの発生回数が多いほど増加し、前記対象期間における前記ロボットが疑似的な前記第１の感情とは異なる第２の感情を抱いたイベントの発生回数が多いほど減少する、
ことを特徴とする請求項３に記載の表示制御装置。
【請求項５】
前記パラメータは、前記イベントの発生回数を含み、
前記制御部は、
前記対象期間における前記イベントの発生回数を種類別に示す情報を前記集計情報として生成する、
ことを特徴とする請求項１又は２に記載の表示制御装置。
【請求項６】
前記制御部は、前記対象期間における前記ロボットが疑似的な所定の感情である第１の感情を抱いたイベントの発生回数と、前記対象期間における前記ロボットが疑似的な前記第１の感情とは異なる第２感情を抱いたイベントの発生回数とを、前記集計情報として生成する、
ことを特徴とする請求項５に記載の表示制御装置。
【請求項７】
前記パラメータは、前記ロボットの疑似的な感情を表す感情パラメータを含み、
前記制御部は、前記対象期間における前記ロボットの前記疑似的な感情を示す情報を前記集計情報として生成する、
ことを特徴とする請求項１又は２に記載の表示制御装置。
【請求項８】
前記パラメータは、前記ロボットの疑似的な性格を表す性格パラメータを含み、
前記制御部は、前記対象期間における前記ロボットの前記疑似的な性格を示す情報を前記集計情報として生成する、
ことを特徴とする請求項１又は２に記載の表示制御装置。
【請求項９】
前記パラメータは、前記ロボットの疑似的な睡眠に関する情報を含み、
前記制御部は、前記対象期間における前記ロボットの前記疑似的な睡眠の時間を示す情報を前記集計情報として生成する、
ことを特徴とする請求項１又は２に記載の表示制御装置。
【請求項１０】
請求項１又は２に記載の表示制御装置と、前記ロボットと、を備える、
ことを特徴とする表示制御システム。
（【請求項１１】以降は省略されています）
発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、表示制御装置、表示制御システム、表示方法及びプログラムに関する。
続きを表示（約 1,700 文字）【背景技術】
【０００２】
ペットや人間等のような生き物を模擬するロボットにおいて、イベントに応じた仕草を実行するロボットが知られている。例えば、特許文献１は、イベントに応じて１以上の感情パラメータを変化させるロボットにおいて、感情パラメータが所定の心理条件を成立するときに反応レポートを生成し、ユーザに提供する自律行動型ロボットを開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０２０－０３２０１４号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
上記のようなイベントに応じた仕草を実行するロボットにおいて、イベントの記録をユーザがより容易に確認できるようにしたい、との要望がある。
【０００５】
本発明は、以上のような課題を解決するためのものであり、イベントに応じた仕草を実行するロボットにおけるイベントの記録をユーザに容易に確認させることが可能な表示制御装置、表示制御システム、表示方法及びプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
上記目的を達成するため、本発明に係る表示制御装置の一態様は、
イベントに応じた仕草を実行するロボットに関するパラメータであって、前記イベントに応じて変化する前記パラメータの情報を取得し、
取得された前記パラメータの情報に基づいて、対象期間における前記パラメータの集計情報を生成し、
生成された前記集計情報を表示手段に表示させる、
制御部を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【０００７】
本発明によれば、イベントに応じた仕草を実行するロボットにおけるイベントの記録をユーザに容易に確認させることができる。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
実施形態１に係るロボットシステムの全体構成の概略を示す図である。
実施形態１に係るロボットを側面から見た断面図である。
実施形態１に係るロボットの構成を示すブロック図である。
実施形態１に係る端末装置の構成を示すブロック図である。
実施形態１に係る感情マップの例を示す図である。
実施形態１に係る性格値レーダーチャートの例を示す図である。
実施形態１に係る仕草情報の例を示す図である。
実施形態１に係るログ情報の例を示す図である。
実施形態１に係るイベント分類テーブルの例を示す図である。
実施形態１に係る日記画面の表示例を示す図である。
実施形態１に係る集計画面の表示例を示す図である。
実施形態１に係る仲良しポイントの集計情報の表示例を示す図である。
実施形態１に係る性格パラメータの集計情報の表示例を示す図である。
実施形態１に係る感情パラメータの集計情報の表示例を示す図である。
実施形態１に係るイベント発生回数の第１の集計情報の表示例を示す図である。
実施形態１に係るイベント発生回数の第２の集計情報の表示例を示す図である。
実施形態１に係る睡眠時間の集計情報の表示例を示す図である。
実施形態１に係るロボット制御処理の流れを示すフローチャートである。
実施形態１に係る仕草制御処理の流れを示すフローチャートである。
実施形態１に係る表示処理の流れを示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。なお、図中同一又は相当する部分には同一符号を付す。
【００１０】
（実施形態１）
図１に、実施形態１に係るロボットシステム１の構成を概略的に示す。ロボットシステム１は、ロボット２００と、端末装置５０と、を備える。ロボット２００は、実施形態１に係るロボットの一例である。
（【００１１】以降は省略されています）

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