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公開番号2024125446
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-19
出願番号2021128920
出願日2021-08-05
発明の名称端末装置、基地局装置、および、通信方法
出願人シャープ株式会社
代理人個人
主分類H04W 72/0453 20230101AFI20240911BHJP(電気通信技術)
要約【課題】端末装置と基地局装置が効率的に通信を行うこと。
【解決手段】端末装置が、CORESET0でPDCCHを受信し、前記PDCCHでスケジュールされたSIB1を受信し、初期下りリンクBWPの周波数位置と帯域幅を特定し、前記SIB1は、第1の周波数位置と第1の帯域幅を示す第1の情報と、第2の情報と、を含み、前記第2の情報は、前記第1の周波数位置と前記第1の帯域幅を、RRC接続を確立する前に前記初期下りリンクBWPの周波数位置と帯域幅として適用するか否かを示す情報である。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
端末装置であって、
制御リソースセット0(CORESET0)で物理下りリンク制御チャネル(PDCCH)を受信し、前記PDCCHでスケジュールされたシステム情報ブロック1(SIB1)を受信する受信部と、
初期下りリンクBWPの周波数位置と帯域幅を特定する制御部と、を備え、
前記SIB1は、
第1の周波数位置と第1の帯域幅を示す第1の情報と、第2の情報と、を含み、
前記第2の情報は、前記第1の周波数位置と前記第1の帯域幅を、RRC接続を確立する前に前記初期下りリンクBWPの周波数位置と帯域幅として適用するか否かを示す情報である端末装置。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記第2の情報は、前記第1の周波数位置と前記第1の帯域幅を、RRC接続を確立したタイミングで前記初期下りリンクBWPの周波数位置と帯域幅として適用するか、前記SIB1を受信したタイミングで前記初期下りリンクBWPの周波数位置と帯域幅として適用するか、を示す情報である請求項1記載の端末装置。
【請求項3】
前記第1の周波数位置と前記第1の帯域幅を、前記初期下りリンクBWPの周波数位置と帯域幅として適用するまでは、前記CORESET0を構成する物理リソースブロック(PRB)の最も低いインデックスのPRBから始まり前記CORESET0のPRBの最も高いインデックスのPRBで終わる連続する1つまたは複数のPRBを前記初期下りリンクBWPの周波数位置と帯域幅として適用する請求項1記載の端末装置。
【請求項4】
基地局装置であって、
制御リソースセット0(CORESET0)で物理下りリンク制御チャネル(PDCCH)を送信し、前記PDCCHでスケジュールされたシステム情報ブロック1(SIB1)を送信する送信部と、
初期下りリンクBWPの周波数位置と帯域幅を特定する制御部と、を備え、
前記SIB1は、
第1の周波数位置と第1の帯域幅を示す第1の情報と、第2の情報と、を含み、
前記第2の情報は、前記第1の周波数位置と前記第1の帯域幅を、RRC接続を確立する前に前記初期下りリンクBWPの周波数位置と帯域幅として適用するか否かを示す情報である、基地局装置。
【請求項5】
前記第2の情報は、前記第1の周波数位置と前記第1の帯域幅を、RRC接続を確立したタイミングで前記初期下りリンクBWPの周波数位置と帯域幅として適用するか、前記SIB1を受信したタイミングで前記初期下りリンクBWPの周波数位置と帯域幅として適用するか、を示す情報である請求項4記載の基地局装置。
【請求項6】
前記第1の周波数位置と前記第1の帯域幅を、前記初期下りリンクBWPの周波数位置と帯域幅として適用するまでは、前記CORESET0の物理リソースブロック(PRB)の最も低いインデックスのPRBから始まり前記CORESET0のPRBの最も高いインデックスのPRBで終わる連続する1つまたは複数のPRBを前記初期下りリンクBWPの周波数位置と帯域幅として適用する請求項4の基地局装置。
【請求項7】
端末装置の通信方法であって、
制御リソースセット0(CORESET0)で物理下りリンク制御チャネル(PDCCH)を受信し、前記PDCCHでスケジュールされたシステム情報ブロック1(SIB1)を受信し、
初期下りリンクBWPの周波数位置と帯域幅を特定し、
前記SIB1は、
第1の周波数位置と第1の帯域幅を示す第1の情報と、第2の情報と、を含み、
前記第2の情報は、前記第1の周波数位置と前記第1の帯域幅を、RRC接続を確立する前に前記初期下りリンクBWPの周波数位置と帯域幅として適用するか否かを示す情報である、通信方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、端末装置、基地局装置、および、通信方法に関する。
続きを表示(約 2,900 文字)【背景技術】
【0002】
現在、第5世代のセルラーシステムに向けた無線アクセス方式および無線ネットワーク技術として、第三世代パートナーシッププロジェクト(3GPP: The Third Generation Partnership Project)において、LTE(Long Term Evolution)-Advanced Pro及びNR(New Radio technology)の技術検討及び規格策定が行われている(非特許文献1)。
【0003】
第5世代のセルラーシステムでは、高速・大容量伝送を実現するeMBB(enhanced Mobile BroadBand)、低遅延・高信頼通信を実現するURLLC(Ultra-Reliable and Low Latency Communication)、IoT(Internet of Things)などマシン型デバイスが多数接続するmMTC(massive Machine Type Communication)の3つがサービスの想定シナリオとして要求されている。更に、NRの将来リリースであるRelease 17では、センサネットワークや監視カメラ、および/またはウェアラブルデバイス等の用途を想定し、eMBBやURLLCのような高い要求条件を必要としない一方でコスト削減やバッテリーの長寿命を図るreduced capability (REDCAP) NRデバイスの検討が行われている(非特許文献2)。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0004】
RP-161214, NTT DOCOMO, “Revision of SI: Study on New Radio Access Technology”, 2016年6月
RP-193238, Ericsson, “New SID on support of reduced capability NR devices”, 2019年12月
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の目的は、上記のような無線通信システムにおいて、効率的な通信を可能とする端末装置、基地局装置、および、通信方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(1)上記の目的を達成するために、本発明の態様は、以下のような手段を講じた。すなわち、本発明の一態様における端末装置は、制御リソースセット0(CORESET0)で物理下りリンク制御チャネル(PDCCH)を受信し、前記PDCCHでスケジュールされたシステム情報ブロック1(SIB1)を受信する受信部と、初期下りリンクBWPの周波数位置と帯域幅を特定する制御部と、を備え、前記SIB1は、第1の周波数位置と第1の帯域幅を示す第1の情報と、第2の情報と、を含み、前記第2の情報は、前記第1の周波数位置と前記第1の帯域幅を、RRC接続を確立する前に前記初期下りリンクBWPの周波数位置と帯域幅として適用するか否かを示す情報である。
【0007】
(2)また、本発明の一態様における基地局装置は、制御リソースセット0(CORESET0)で物理下りリンク制御チャネル(PDCCH)を送信し、前記PDCCHでスケジュールされたシステム情報ブロック1(SIB1)を送信する送信部と、初期下りリンクBWPの周波数位置と帯域幅を特定する制御部と、を備え、前記SIB1は、第1の周波数位置と第1の帯域幅を示す第1の情報と、第2の情報と、を含み、前記第2の情報は、前記第1の周波数位置と前記第1の帯域幅を、RRC接続を確立する前に前記初期下りリンクBWPの周波数位置と帯域幅として適用するか否かを示す情報である。
【0008】
(3)また、本発明の一態様における通信方法は、端末装置の通信方法であって、制御リソースセット0(CORESET0)で物理下りリンク制御チャネル(PDCCH)を受信し、前記PDCCHでスケジュールされたシステム情報ブロック1(SIB1)を受信し、初期下りリンクBWPの周波数位置と帯域幅を特定し、前記SIB1は、第1の周波数位置と第1の帯域幅を示す第1の情報と、第2の情報と、を含み、前記第2の情報は、前記第1の周波数位置と前記第1の帯域幅を、RRC接続を確立する前に前記初期下りリンクBWPの周波数位置と帯域幅として適用するか否かを示す情報である。
【発明の効果】
【0009】
この発明によれば、端末装置と基地局装置が、効率的に通信することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の実施形態に係る無線通信システムの概念を示す図である。
本発明の実施形態に係る上りリンクおよび下りリンクスロットの概略構成の一例を示す図である。
本発明の実施形態に係るサブフレーム、スロット、ミニスロットの時間領域における関係を示した図である。
本発明の実施形態に係るSS/PBCHブロックおよびSSバーストセットの例を示す図である。
本発明の実施形態に係るSS/PBCHブロック内でPSS、SSS、PBCHおよびPBCHのためのDMRSが配置されるリソースを示す図である。
本発明の実施形態に係るRFリチューニングの一例を示す図である。
本発明の実施形態に係るinitialDownlinkBWPの情報要素(IE)BWP-DownlinkCommonのパラメータ構成の一例を示す図である。
本発明の実施形態に係る端末装置1における初期下りリンクBWPの決定/特定に関する処理の一例を示すフロー図である。
本発明の実施形態に係るinitialUplinkBWPの情報要素(IE)BWP-UplinkCommonのパラメータ構成の一例を示す図である。
本発明の実施形態に係るrach-ConfigCommonの情報要素(IE)RACH-ConfigCommonのパラメータ構成RACH-ConfigCommonに含まれるパラメータrach-ConfigGenericの情報要素RACH-ConfigGenericのパラメータ構成の一例を示すである。
本発明の実施形態に係るmsg1-FrequencyStartとmsg1-FrequencyStart-rcが示す1つまたは複数のPRACH送信機会の周波数位置の概念を示す図である。
本発明の実施形態に係る端末装置1における1つまたは複数のPRACH送信機会の周波数位置の特定/決定に関する処理の一例を示すフロー図である。
本発明の実施形態に係る端末装置1の構成を示す概略ブロック図である。
本発明の実施形態に係る基地局装置3の構成を示す概略ブロック図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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