TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024124992
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-13
出願番号2023033029
出願日2023-03-03
発明の名称視覚支援装置、視覚支援方法及びプログラム
出願人カシオ計算機株式会社
代理人個人
主分類G09G 5/37 20060101AFI20240906BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約【課題】視認対象を直感的に把握しやすくすることが可能な視覚支援装置、視覚支援方法及びプログラムを提供する。
【解決手段】視覚支援装置1は、ユーザに装着されて使用される。撮影ユニット3は、ユーザの視界を撮影する。画像補正部113は、撮影ユニット3の撮影により取得された撮影画像を補正することにより補正画像を生成する。投影ユニット7は、画像補正部113により生成された補正画像をユーザの網膜上に投影する。画像補正部113は、撮影画像での被写体が人工物に該当する場合、補正画像のシャープネスを撮影画像のシャープネスよりも強調する。或いは、画像補正部113は、撮影画像での被写体が自然物に該当する場合、補正画像の彩度を撮影画像の彩度よりも強調する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
ユーザに装着されて使用される視覚支援装置であって、
前記ユーザの視界を撮影する撮影手段と、
前記撮影手段の撮影により取得された撮影画像を補正することにより補正画像を生成する画像補正手段と、
前記画像補正手段により生成された前記補正画像を前記ユーザの網膜上に投影する投影手段と、
を備え、
前記画像補正手段は、前記撮影画像での被写体が人工物に該当する場合、前記補正画像のシャープネスを前記撮影画像のシャープネスよりも強調する、
ことを特徴とする視覚支援装置。
続きを表示(約 2,000 文字)【請求項2】
前記投影手段は、
前記被写体が前記人工物に該当する場合、前記補正画像を前記ユーザの前記網膜上に投影し、
前記被写体が前記人工物に該当しない場合、前記撮影画像を前記ユーザの前記網膜上に投影する、
ことを特徴とする請求項1に記載の視覚支援装置。
【請求項3】
前記視覚支援装置の動作モードを切り替えるモード切替手段、を更に備え、
前記画像補正手段は、前記動作モードが視覚支援モードであり、且つ、前記被写体が前記人工物に該当する場合、前記補正画像を生成する、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の視覚支援装置。
【請求項4】
ユーザに装着されて使用される視覚支援装置であって、
前記ユーザの視界を撮影する撮影手段と、
前記撮影手段の撮影により取得された撮影画像を補正することにより補正画像を生成する画像補正手段と、
前記画像補正手段により生成された前記補正画像を前記ユーザの網膜上に投影する投影手段と、
を備え、
前記画像補正手段は、前記撮影画像での被写体が自然物に該当する場合、前記補正画像の彩度を前記撮影画像の彩度よりも強調する、
ことを特徴とする視覚支援装置。
【請求項5】
前記投影手段は、
前記被写体が前記自然物に該当する場合、前記補正画像を前記ユーザの前記網膜上に投影し、
前記被写体が前記自然物に該当しない場合、前記撮影画像を前記ユーザの前記網膜上に投影する、
ことを特徴とする請求項4に記載の視覚支援装置。
【請求項6】
前記視覚支援装置の動作モードを切り替えるモード切替手段、を更に備え、
前記画像補正手段は、前記動作モードが視覚支援モードであり、且つ、前記被写体が前記自然物に該当する場合、前記補正画像を生成する、
ことを特徴とする請求項4又は5に記載の視覚支援装置。
【請求項7】
ユーザに装着されて使用される視覚支援装置による視覚支援方法であって、
前記ユーザの視界を撮影して得られた撮影画像を取得する撮影画像取得ステップと、
前記撮影画像取得ステップで取得された前記撮影画像を補正することにより補正画像を生成する画像補正ステップと、
前記画像補正ステップで生成された前記補正画像を前記ユーザの網膜上に投影する投影ステップと、
を含み、
前記画像補正ステップでは、前記撮影画像での被写体が人工物に該当する場合、前記補正画像のシャープネスを前記撮影画像のシャープネスよりも強調する、
ことを特徴とする視覚支援方法。
【請求項8】
ユーザに装着されて使用される視覚支援装置による視覚支援方法であって、
前記ユーザの視界を撮影して得られた撮影画像を取得する撮影画像取得ステップと、
前記撮影画像取得ステップで取得された前記撮影画像を補正することにより補正画像を生成する画像補正ステップと、
前記画像補正ステップで生成された前記補正画像を前記ユーザの網膜上に投影する投影ステップと、
を含み、
前記画像補正ステップでは、前記撮影画像での被写体が自然物に該当する場合、前記補正画像の彩度を前記撮影画像の彩度よりも強調する、
ことを特徴とする視覚支援方法。
【請求項9】
ユーザに装着されて使用される視覚支援装置のコンピュータを、
前記ユーザの視界を撮影して得られた撮影画像を取得する撮影画像取得手段、
前記撮影画像取得手段により取得された前記撮影画像を補正することにより補正画像を生成する画像補正手段、
前記画像補正手段により生成された前記補正画像を前記ユーザの網膜上に投影する投影制御手段、
として機能させ、
前記画像補正手段は、前記撮影画像での被写体が人工物に該当する場合、前記補正画像のシャープネスを前記撮影画像のシャープネスよりも強調する、
ことを特徴とするプログラム。
【請求項10】
ユーザに装着されて使用される視覚支援装置のコンピュータを、
前記ユーザの視界を撮影して得られた撮影画像を取得する撮影画像取得手段、
前記撮影画像取得手段により取得された前記撮影画像を補正することにより補正画像を生成する画像補正手段、
前記画像補正手段により生成された前記補正画像を前記ユーザの網膜上に投影する投影制御手段、
として機能させ、
前記画像補正手段は、前記撮影画像での被写体が自然物に該当する場合、前記補正画像の彩度を前記撮影画像の彩度よりも強調する、
ことを特徴とするプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、視覚支援装置、視覚支援方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
視覚を支援する技術が知られている。例えば、特許文献1は、網膜投影方式により網膜に画像を投影することでユーザに画像を視認させる画像表示装置を開示している。網膜投影方式は、瞳孔に光を通して網膜に画像を直接的に投影するマクスウェル視を利用する。そのため、網膜投影方式は、LCD(Liquid Crystal Display)やOLED(Organic Light Emitting Diode)を使用した仮想スクリーン投影方式に比べて、フリーフォーカスのメリットを有する。これにより、前眼部異常等のロービジョンのユーザにとっても画像を見ることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-159559号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のような視覚を支援する技術において、ユーザが視線を向けている対象がどのような種類の対象であるかを直感的に把握しやすくすることが求められている。
【0005】
本発明は、以上のような課題を解決するためのものであり、視認対象を直感的に把握しやすくすることが可能な視覚支援装置、視覚支援方法及びプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本発明の第1の観点に係る視覚支援装置は、
ユーザに装着されて使用される視覚支援装置であって、
前記ユーザの視界を撮影する撮影手段と、
前記撮影手段の撮影により取得された撮影画像を補正することにより補正画像を生成する画像補正手段と、
前記画像補正手段により生成された前記補正画像を前記ユーザの網膜上に投影する投影手段と、
を備え、
前記画像補正手段は、前記撮影画像での被写体が人工物に該当する場合、前記補正画像のシャープネスを前記撮影画像のシャープネスよりも強調する、
ことを特徴とする。
【0007】
上記目的を達成するため、本発明の第2の観点に係る視覚支援装置は、
ユーザに装着されて使用される視覚支援装置であって、
前記ユーザの視界を撮影する撮影手段と、
前記撮影手段の撮影により取得された撮影画像を補正することにより補正画像を生成する画像補正手段と、
前記画像補正手段により生成された前記補正画像を前記ユーザの網膜上に投影する投影手段と、
を備え、
前記画像補正手段は、前記撮影画像での被写体が自然物に該当する場合、前記補正画像の彩度を前記撮影画像の彩度よりも強調する、
ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、視認対象を直感的に把握しやすくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施形態1に係る視覚支援装置を正面から見た図である。
実施形態1に係る視覚支援装置を上方から見た図である。
実施形態1に係る視覚支援装置の機能的な構成を示すブロック図である。
実施形態1における撮影画像の第1の例を示す図である。
実施形態1における撮影画像の第2の例を示す図である。
実施形態1における補正画像の例を示す図である。
実施形態1における動作モードと被写体の種類に応じた画像補正の内容を示す図である。
実施形態1に係る表示装置におけるレーザ光の光路を示す模式図である。
実施形態1に係る視覚支援装置により実行される視覚支援処理の流れを示すフローチャートである。
実施形態2における補正画像の例を示す図である。
実施形態2における動作モードと被写体の種類に応じた画像補正の内容を示す図である。
実施形態2に係る視覚支援装置により実行される視覚支援処理の流れを示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。なお、図中同一又は相当する部分には同一符号を付す。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

日本精機株式会社
表示装置
12日前
日本精機株式会社
表示装置
20日前
キヤノン電子株式会社
表示装置
1か月前
オムロン株式会社
表示装置
1か月前
個人
演習課題添削システム
1か月前
個人
リマインダーシステム
2か月前
日本無線株式会社
移乗訓練装置
1か月前
株式会社半導体エネルギー研究所
電子機器
20日前
アルプスアルパイン株式会社
表示装置
1か月前
個人
課題解決カード及びその使用方法
1か月前
矢崎総業株式会社
表示装置
28日前
株式会社ホンダアクセス
車載装置
1か月前
株式会社タカトリ
貼付装置及び貼付方法
1か月前
リンテック株式会社
表示体
1か月前
リンテック株式会社
剥離検知ラベル
1か月前
株式会社共和
セキュリティラベルの製造方法
1か月前
上海天馬微電子有限公司
表示装置
20日前
日本板硝子株式会社
屋外広告板
22日前
シャープ株式会社
表示装置及び制御方法
26日前
株式会社トーラス
地図の表示方法
1か月前
株式会社高研
摘便・浣腸練習モデル
28日前
オムロン株式会社
導光板、および導光板ユニット
20日前
合同会社Smiles.
画力診断システム
26日前
Kepler株式会社
表示装置、電子機器
12日前
シャープ株式会社
スタンドおよび表示装置
2か月前
セイコーエプソン株式会社
色調整方法
1か月前
ソニーグループ株式会社
表示システム
1か月前
株式会社小糸製作所
画像投影装置
1か月前
シャープ株式会社
マルチディスプレイ
1か月前
株式会社デンソー
表示装置
14日前
株式会社デンソー
表示装置
1か月前
株式会社デンソー
表示装置
2か月前
株式会社デンソー
表示装置
2か月前
キヤノン株式会社
発光装置
28日前
株式会社デンソーテン
表示装置
1か月前
さつき株式会社
時刻表示システム
今日
続きを見る