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公開番号2024124680
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-13
出願番号2023032523
出願日2023-03-03
発明の名称制御装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人 快友国際特許事務所
主分類B60K 11/06 20060101AFI20240906BHJP(車両一般)
要約【課題】指令デューティ比が0%である場合にも、制御装置が冷却ブロワの動作を適切に制御することができる技術を提供する。
【解決手段】コンバータから受信する指令デューティ比に基づいて冷却ブロワの動作を制御する制御装置を開示する。コンバータは、コンバータが正常状態である場合に、0%よりも大きい指令デューティ比を制御装置に送信するように構成されている。制御装置は、コンバータから指令デューティ比を受信し、指令デューティ比が、0%よりも大きい第1所定値以上である場合に、指令デューティ比に基づいて決定される回転数で動作するように冷却ブロワを動作させ、指令デューティ比が、0%よりも大きく第1所定値未満である場合に、冷却ブロワの動作を停止させ、指令デューティ比が、0%である場合に、冷却ブロワを所定回転数で動作させる。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
コンバータから受信する指令デューティ比に基づいて冷却ブロワの動作を制御する制御装置であって、
前記コンバータは、前記コンバータが正常状態である場合に、0%よりも大きい前記指令デューティ比を前記制御装置に送信するように構成されており、
前記制御装置は、
前記コンバータから前記指令デューティ比を受信し、
前記指令デューティ比が、0%よりも大きい第1所定値以上である場合に、前記指令デューティ比に基づいて決定される回転数で動作するように前記冷却ブロワを動作させ、
前記指令デューティ比が、0%よりも大きく前記第1所定値未満である場合に、前記冷却ブロワの動作を停止させ、
前記指令デューティ比が、0%である場合に、前記冷却ブロワを所定回転数で動作させる、
制御装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本明細書が開示する技術は、冷却ブロワの動作を制御する制御装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1に、電池パックと、電池パックを冷却する冷却ブロワと、冷却ブロワの動作を制御する制御装置と、を備える冷却装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2008-247341号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
冷却ブロワを利用してコンバータを冷却する技術が知られている。この技術では、制御装置は、コンバータから指令デューティ比を受信し、受信した指令デューティ比に基づいて冷却ブロワの動作を制御する。このような構成において、コンバータが発熱を伴う故障した場合に、制御装置がコンバータから受信する指令デューティ比が0%となることがある。この場合、コンバータを冷却するために、冷却ブロワを駆動させることが望ましい。しかし、制御装置は、冷却ブロワの動作を停止させることを目的として、0%の指令デューティ比をコンバータから受信することもある。この場合、冷却ブロワの動作を停止させることが望ましい。このように、制御装置は、コンバータから0%の指令デューティ比を受信する場合に、冷却ブロワを駆動させるべきなのか、又は、冷却ブロワの動作を停止させるべきなのかを適切に判断することができない。
【0005】
本明細書では、指令デューティ比が0%である場合にも、制御装置が冷却ブロワの動作を適切に制御することができる技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本技術の第1の態様では、コンバータから受信する指令デューティ比に基づいて冷却ブロワの動作を制御する制御装置を開示する。前記コンバータは、前記コンバータが正常状態である場合に、0%よりも大きい前記指令デューティ比を前記制御装置に送信するように構成されている。前記制御装置は、前記コンバータから前記指令デューティ比を受信し、前記指令デューティ比が0%よりも大きい第1所定値以上である場合に、前記指令デューティ比に基づいて決定される回転数で動作するように前記冷却ブロワを動作させ、前記指令デューティ比が0%よりも大きく前記第1所定値未満である場合に、前記冷却ブロワの動作を停止させ、前記指令デューティ比が0%である場合に、前記冷却ブロワを所定回転数で動作させる。
【0007】
上記の構成によると、コンバータは、コンバータが正常状態である場合に、指令デューティ比「0%」を送信しない。そして、制御装置は、コンバータから、0%よりも大きく第1所定値未満である指令デューティ比を受信する場合に、冷却ブロワの動作を停止させ、コンバータから、0%である指令デューティ比を受信する場合に、冷却ブロワを所定回転数で動作する。従って、指令デューティ比が0%である場合にも、制御装置は冷却ブロワの動作を適切に制御することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
冷却システム2の制御構成を示す図。
指令デューティ比と冷却ブロワの回転数との関係を示すグラフである。
制御装置によって実行される駆動処理のフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
(実施例)
図1に示すように、冷却システム2は、コンバータ10と、制御装置12と、冷却ブロワ14と、を備えている。冷却システム2は、例えば、電動車に搭載される。冷却ブロワ14は、コンバータ10を冷却する。
【0010】
コンバータ10は、制御装置12と通信可能に構成されている。コンバータ10は、指令デューティ比を制御装置12に送信するように構成されている。コンバータ10は、コンバータ10が正常状態である場合に、0%よりも大きく100%よりも小さい値を指令デューティ比として制御装置12に送信するように構成されている。
(【0011】以降は省略されています)

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