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公開番号2024123636
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-12
出願番号2023031221
出願日2023-03-01
発明の名称救援端子
出願人古河電気工業株式会社,古河AS株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類H01R 13/04 20060101AFI20240905BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】クランプで挟持して安定して通電することができ、耐久性が高い救援端子を提供することを目的とする。
【解決手段】電気接続箱100においてベース体102のベース部103から突出するように設けられ、ブースターケーブル200のクランプ201におけるクランプ挟持部202で挟持する救援端子1は、電気回路と接続された金属製板材10と、所定の厚みを有する樹脂製板材60とが積層され、樹脂製板材60を、電気接続箱100を構成する樹脂より高い耐熱性を有する樹脂製とした。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
電気接続箱においてベース体のベース部から突出するように設けられ、ブースターケーブルのクランプにおけるクランプ挟持部で先端側の被挟持部分が挟持される救援端子であって、
少なくとも前記被挟持部分において、電気回路と接続された金属製板材と、所定の厚みを有する樹脂製板材とが積層され、
前記樹脂製板材は、前記電気接続箱を構成する樹脂より高い耐熱性を有する樹脂製である
救援端子。
続きを表示(約 840 文字)【請求項2】
少なくとも前記被挟持部分において、前記金属製板材は、前記ベース部に対して離間して配置された
請求項1に記載の救援端子。
【請求項3】
前記金属製板材は、前記樹脂製板材を介して前記ベース部に支持された
請求項2に記載の救援端子。
【請求項4】
前記樹脂製板材を支持する樹脂板支持部が前記ベース部に設けられ、
前記樹脂製板材には、前記樹脂板支持部に係止する樹脂板側係止部が設けられ、
前記樹脂板支持部には、前記樹脂板側係止部に係止するベース側係止部が設けられた
請求項3に記載の救援端子。
【請求項5】
前記樹脂製板材と前記金属製板材とのうち少なくとも何れか一方に、互いを積層状態に保持する保持部を備えた
請求項1乃至請求項4のうちいずれかに記載の救援端子。
【請求項6】
前記保持部は、前記金属製板材から前記樹脂製板材に向けて突出する嵌合部と、前記嵌合部と嵌合可能に前記樹脂製板材に設けられた被嵌合部とで構成された
請求項5に記載の救援端子。
【請求項7】
少なくとも前記被挟持部分は、前記樹脂製板材に対して、前記金属製板材が配置された側と反対側に第2金属製板材が配置された
請求項1に記載の救援端子。
【請求項8】
前記被挟持部分の両主面のうち少なくとも一方の主面に、挟持する前記クランプ挟持部が係止する係止部が設けられた
請求項1又は請求項7に記載の救援端子。
【請求項9】
前記係止部は、前記クランプ挟持部の幅に対応する幅で形成された
請求項8に記載の救援端子。
【請求項10】
前記係止部は、前記クランプ挟持部における幅方向の両端部に対応する位置に設けられた
請求項8に記載の救援端子。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、例えば、ハイブリッド車などの車両のバッテリ上がり時にブースターケーブルを接続して受給電するための救援端子に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
自動車等にはたくさんの電装機器が装備されており、電源としてバッテリを搭載している。そのような電源であるバッテリが過放電となり、いわゆるバッテリ上がりになるとエンジンの始動やその他の電装機器を稼働できなくなる。
【0003】
そのため、バッテリ上がり時には、エンジンルーム内に配置されたバッテリのバッテリポストをブースターケーブルの先端に設けたクランプで挟持し、電源供給して対応することとなる。
なお、ハイブリッド車等においては、バッテリポストにブースターケーブルのクランプを直接装着することができない車両後部などにバッテリを搭載していることがあった。
【0004】
そのため、特許文献1には、エンジンルーム内に配設される電気接続箱において、バッテリと接続され、ブースターケーブルのクランプで挟持する救援端子(ブースターケーブル接続用導体)を備えたものが開示されている。
【0005】
上述の救援端子を備えた電気接続箱は、樹脂製であるケース本体に一体形成されたバスバー保持部とバッテリと接続されたバスバーとを積層して構成した救援端子(ブースターケーブル接続用導体)を備えており、車両後部などにバッテリが搭載されている場合であっても、バッテリと接続された救援端子をブースターケーブルのクランプで挟持してバッテリに対して受給電することができる。
【0006】
しかしながら、特許文献1に開示された救援端子は、上述したように、ケース本体に一体形成されたバスバー保持部とバスバーとを積層して構成しており、積層するバスバー保持部とバスバーとをクランプで挟持して通電することとなる。
【0007】
大電流を通電することがあるハイブリッド車などの場合、救援端子を挟持するクランプと、救援端子のバスバーとの接触箇所に大電流が通電されるため加熱され、樹脂製であるケース本体に一体形成されたバスバー保持部が熱や経年によって劣化するおそれがあった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
特開2002-330527号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
本発明は、クランプで挟持して安定して通電することができ、耐久性が高い救援端子を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
この発明は、電気接続箱においてベース体のベース部から突出するように設けられ、ブースターケーブルのクランプにおけるクランプ挟持部で先端側の被挟持部分が挟持される救援端子であって、電気回路と接続された金属製板材と、所定の厚みを有する樹脂製板材とが積層され、前記樹脂製板材は、前記電気接続箱を構成する樹脂より高い耐熱性を有する樹脂製であることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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