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公開番号
2024123052
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-10
出願番号
2024093483,2022572835
出願日
2024-06-10,2020-12-28
発明の名称
入場管理システム、アクセス制御装置、アクセス制御方法及び記録媒体
出願人
日本電気株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G07C
9/37 20200101AFI20240903BHJP(チェック装置)
要約
【課題】管理対象エリアに対する一のユーザの入場が許可されなかった場合に、判定の結果に関する判定結果情報を、他のユーザに知られることなく一のユーザに通知可能な入場管理システム、アクセス制御装置、アクセス制御方法及び記録媒体を提供する。
【解決手段】入場管理システムSYSは、ユーザが保有し、且つ、ユーザに情報を通知可能なユーザ端末(ヒアラブル端末)と、アクセス制御装置3と、を備える。アクセス制御装置は、ユーザの生体情報を取得する取得部311と、生体情報に基づいて、管理対象エリアMTAに対するユーザの入場を許可するか否かを判定する判定部312と、管理対象エリアに対するユーザの入場を許可しないと判定された場合に、判定結果情報をユーザ端末に出力する制御部313と、を含む。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
管理対象エリアに対するユーザの入場を管理するための入場管理システムであって、
前記入場管理システムは、
前記ユーザが保有し且つ前記ユーザに情報を通知可能なユーザ端末と、
アクセス制御装置と
を備え、
前記アクセス制御装置は、
前記ユーザの生体情報を取得する取得手段と、
前記生体情報に基づいて、前記管理対象エリアに対する前記ユーザの入場を許可するか否かを判定する判定手段と、
前記管理対象エリアに対する前記ユーザの入場を許可しないと判定された場合に、前記判定の結果に関する判定結果情報を前記ユーザ端末に出力する出力手段と
を備え、
前記ユーザ端末は、受信した前記判定結果情報を前記ユーザに通知する通知手段を備える
入場管理システム。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
前記取得手段は更に、前記ユーザが前記管理対象エリアに入場した後に、前記生体情報を取得し、
前記判定手段は更に、前記ユーザが前記管理対象エリアに入場した後に、前記生体情報に基づいて、前記管理対象エリアにおける前記ユーザの滞在を許可するか否かを判定し、
前記出力手段は、前記管理対象エリアにおける前記ユーザの滞在を許可しないと判定された場合に、前記管理対象エリアにおける前記ユーザの滞在を許可しなかったという判定結果に関する情報を、前記判定結果情報として、前記ユーザ端末に出力する
請求項1に記載の入場管理システム。
【請求項3】
前記出力手段は、前記管理対象エリアにおける前記ユーザの滞在を許可しないと判定された場合に、前記ユーザが前記管理対象エリアから退避するために通過するべき待避経路に関する経路情報を前記ユーザ端末に出力し、
前記ユーザ端末の前記通知手段は、受信した前記経路情報を前記ユーザに通知する
請求項2に記載の入場管理システム。
【請求項4】
前記待避経路は、前記管理対象エリア内において、他の部分エリアと比較して、滞在している他のユーザの数が少ない少なくとも一つの部分エリアを通過する経路を含む
請求項3に記載の入場管理システム。
【請求項5】
前記出力手段は、前記判定結果情報に加えて、前記管理対象エリアへの入場が拒否された前記ユーザがとることが推奨される行動に関する行動情報を前記ユーザ端末に出力し、
前記ユーザ端末の前記通知手段は、受信した前記行動情報を前記ユーザに通知する
請求項1から4のいずれか一項に記載の入場管理システム。
【請求項6】
管理対象エリアに対するユーザの入場を管理するためのアクセス制御装置であって、
前記ユーザの生体情報を取得する取得手段と、
前記生体情報に基づいて、前記管理対象エリアに対する前記ユーザの入場を許可するか否かを判定する判定手段と、
前記管理対象エリアに対する前記ユーザの入場を許可しないと判定された場合に、前記判定の結果に関する判定結果情報を、前記ユーザが保有し且つ前記ユーザに情報を通知可能なユーザ端末に出力する出力手段と
を備えるアクセス制御装置。
【請求項7】
管理対象エリアに対するユーザの入場を管理するためのアクセス制御方法であって、
前記ユーザの生体情報を取得し、
前記生体情報に基づいて、前記管理対象エリアに対する前記ユーザの入場を許可するか否かを判定し、
前記管理対象エリアに対する前記ユーザの入場を許可しないと判定された場合に、前記判定の結果に関する判定結果情報を、前記ユーザが保有し且つ前記ユーザに情報を通知可能なユーザ端末に出力する
アクセス制御方法。
【請求項8】
管理対象エリアに対するユーザの入場を管理するための制御アクセス方法であって、
前記ユーザの生体情報を取得し、
前記生体情報に基づいて、前記管理対象エリアに対する前記ユーザの入場を許可するか否かを判定し、
前記管理対象エリアに対する前記ユーザの入場を許可しないと判定された場合に、前記判定の結果に関する判定結果情報を、前記ユーザが保有し且つ前記ユーザに情報を通知可能なユーザ端末に出力する
アクセス制御方法を実行するようにコンピュータを制御するコンピュータプログラムが記録された記録媒体。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この開示は、管理対象エリアに対するユーザの入場を管理するための入場管理システム、アクセス制御装置、アクセス制御方法及び記録媒体の技術分野に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
管理対象エリアに対するユーザの入場を管理するための入場管理システムが知られている。例えば、特許文献1には、入場管理システムの一例として、ユーザが装着する生体情報測定装置(例えば、ウェアラブルデバイス)により検出したユーザの生体情報を取得し、取得した生体情報に基づいて、自動ドア、入場ゲート又はスマートロックを備える部屋等の管理空間に対するユーザの入場を許可するか否かを判定する許可制御システムが記載されている。特に、特許文献1に記載された許可制御システムは、生体情報として、所定のウイルスや病気の羅患が判定可能な生体情報(例えば、体温)を取得している。この場合、特許文献1に記載された許可制御システムは、生体情報として取得された体温が基準体温(例えば、39度)以上であれば、ユーザが所定の病気等に罹患しているとみなし、管理空間に対するユーザの入場を許可しないと判定している。
その他、この開示に関連する先行技術文献として、特許文献2から6があげられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6727684号
特開2011-067371号公報
特開2013-128572号公報
特開2013-236812号公報
特開2018-000278号公報
特開2019-106567号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
管理対象エリアに対するユーザの入場が許可されなかった場合には、ユーザに対して、管理対象エリアに対する入場が許可されなかった判定結果に関する判定結果情報を通知することが、ユーザフレンドリの観点からは望ましい。
【0005】
ここで、一般的には、入場管理システムは、管理対象エリアの出入り口にユーザが近づいた場合に、ユーザの体温を取得し、取得した体温に基づいて管理対象エリアに対するユーザの入場を許可するか否かを判定することが多い。このため、入場管理システムは、管理対象エリアの出入り口の近くにいるユーザに対して、判定結果情報を通知することになる。
【0006】
しかしながら、管理対象エリアの出入り口の近くには、管理対象エリアに対する入場が許可されなかった一のユーザだけでなく、一のユーザとは異なる他のユーザも存在する可能性がある。このため、入場管理システムが判定結果情報を不用意に一のユーザに通知してしまうと、判定結果情報が意図せずに他のユーザに通知されてしまう可能性がある。例えば、入場管理システムが、管理対象エリアの出入り口に配置されたディスプレイに判定結果情報を表示することで当該判定結果情報を一のユーザに通知すると、ディスプレイに表示された判定結果情報が意図せずに他のユーザにも見られてしまう可能性がある。その結果、管理対象エリアに対する入場が拒否されたという一のユーザの個人情報が十分に保護されない可能性があるという技術的問題が生ずる。
【0007】
この開示は、上述した技術的問題を解決可能な入場管理システム、入場管理装置、入場管理方法及び記録媒体を提供することを課題とする。一例として、この開示は、管理対象エリアに対する一のユーザの入場が許可されなかった場合に、判定の結果に関する判定結果情報を、他のユーザに知られることなく一のユーザに通知可能な入場管理システム、アクセス制御装置、アクセス制御方法及び記録媒体を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
この開示の入場管理システムの一態様は、管理対象エリアに対するユーザの入場を管理するための入場管理システムであって、前記入場管理システムは、前記ユーザが保有し且つ前記ユーザに情報を通知可能なユーザ端末と、アクセス制御装置とを備え、前記アクセス制御装置は、前記ユーザの生体情報を取得する取得手段と、前記生体情報に基づいて、前記管理対象エリアに対する前記ユーザの入場を許可するか否かを判定する判定手段と、前記管理対象エリアに対する前記ユーザの入場を許可しないと判定された場合に、前記判定の結果に関する判定結果情報を前記ユーザ端末に出力する出力手段とを備え、前記ユーザ端末は、受信した前記判定結果情報を前記ユーザに通知する通知手段を備える。
【0009】
この開示のアクセス制御装置の一態様は、管理対象エリアに対するユーザの入場を管理するためのアクセス制御装置であって、前記ユーザの生体情報を取得する取得手段と、前記生体情報に基づいて、前記管理対象エリアに対する前記ユーザの入場を許可するか否かを判定する判定手段と、前記管理対象エリアに対する前記ユーザの入場を許可しないと判定された場合に、前記判定の結果に関する判定結果情報を、前記ユーザが保有し且つ前記ユーザに情報を通知可能なユーザ端末に出力する出力手段とを備える。
【0010】
この開示の入場管理方法の一態様は、管理対象エリアに対するユーザの入場を管理するためのアクセス制御方法であって、前記ユーザの生体情報を取得し、前記生体情報に基づいて、前記管理対象エリアに対する前記ユーザの入場を許可するか否かを判定し、前記管理対象エリアに対する前記ユーザの入場を許可しないと判定された場合に、前記判定の結果に関する判定結果情報を、前記ユーザが保有し且つ前記ユーザに情報を通知可能なユーザ端末に出力する。
(【0011】以降は省略されています)
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