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公開番号2024152309
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-25
出願番号2023066424
出願日2023-04-14
発明の名称商品収納装置
出願人富士電機株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類G07F 11/58 20060101AFI20241018BHJP(チェック装置)
要約【課題】製造コストの低減化を図ること。
【解決手段】駆動する場合に、予め設定された搬送領域35aでは商品を搬送しつつ搬送領域35aに連続する払出領域35bでは商品を払い出す複数の搬送機構30を備えた商品収納装置20であって、複数の搬送機構30における共通の駆動源を構成し、かつ正逆回転可能な搬送モータ46と、搬送モータ46が正回転駆動する場合に、複数の搬送機構30における一方の搬送機構30のみを駆動させる一方、搬送モータ46が逆回転駆動する場合に、複数の搬送機構30における他方の搬送機構30のみを駆動させる駆動ユニット40とを備えている。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
駆動する場合に、予め設定された搬送領域では商品を搬送しつつ前記搬送領域に連続する払出領域では商品を払い出す複数の搬送機構を備えた商品収納装置であって、
前記複数の搬送機構における共通の駆動源を構成し、かつ正逆回転可能な搬送モータと、
前記搬送モータが正回転駆動する場合に、前記複数の搬送機構における一方の搬送機構のみを駆動させる一方、前記搬送モータが逆回転駆動する場合に、前記複数の搬送機構における他方の搬送機構のみを駆動させる伝達手段と
を備えたことを特徴とする商品収納装置。
続きを表示(約 500 文字)【請求項2】
前記搬送モータは、前記一方の搬送機構と前記他方の搬送機構との間に配置されたことを特徴とする請求項1に記載の商品収納装置。
【請求項3】
前記伝達手段は、非連結状態と連結状態との間で切替可能な切替機構を備え、
前記切替機構は、前記非連結状態では、正回転駆動する前記搬送モータの駆動力が前記他方の搬送機構に伝達することを規制する一方、前記連結状態では、正回転駆動する前記搬送モータの駆動力が前記他方の搬送機構に伝達することを許容して該他方の搬送機構を前記一方の搬送機構と同期して駆動させることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の商品収納装置。
【請求項4】
前記搬送機構は、上下一対のスプロケット間に無端状に張設された搬送チェーンに対し、該搬送チェーンの延在方向に沿って複数の棚が所定間隔毎に設けられて構成され、かつ前記搬送領域では前記搬送チェーンが下方に向けて変位することにより前記棚の上面に載置された商品を下方に向けて搬送しつつ、前記払出領域では前記棚に載置された商品を下方に払い出すことを特徴とする請求項1に記載の商品収納装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、商品収納装置に関するものである。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、自動販売機に適用される商品収納装置では、上下一対のスプロケット間に無端状に張設された搬送チェーンに対し、該搬送チェーンの延在方向に沿って複数の棚が所定間隔毎に設けられて構成された搬送機構が設けられたものが知られている。かかる商品収納装置では、搬送チェーンが変位する場合に、搬送領域で棚に載置された商品が下方に向けて搬送され、払出領域で棚に載置された商品が下方に払い出すようにしている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2003-115080号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上記商品収納装置では、搬送機構が複数設けられているのが一般的であり、搬送機構毎に駆動源である搬送モータが設けられているので、搬送機構の数だけ搬送モータが必要になり、部品点数の増大による製造コストの増大化が問題となっていた。
【0005】
本発明は、上記実情に鑑みて、製造コストの低減化を図ることができる商品収納装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明に係る商品収納装置は、駆動する場合に、予め設定された搬送領域では商品を搬送しつつ前記搬送領域に連続する払出領域では商品を払い出す複数の搬送機構を備えた商品収納装置であって、前記複数の搬送機構における共通の駆動源を構成し、かつ正逆回転可能な搬送モータと、前記搬送モータが正回転駆動する場合に、前記複数の搬送機構における一方の搬送機構のみを駆動させる一方、前記搬送モータが逆回転駆動する場合に、前記複数の搬送機構における他方の搬送機構のみを駆動させる伝達手段とを備えたことを特徴とする。
【0007】
また本発明は、上記商品収納装置において、前記搬送モータは、前記一方の搬送機構と前記他方の搬送機構との間に配置されたことを特徴とする。
【0008】
また本発明は、上記商品収納装置において、前記伝達手段は、非連結状態と連結状態との間で切替可能な切替機構を備え、前記切替機構は、前記非連結状態では、正回転駆動する前記搬送モータの駆動力が前記他方の搬送機構に伝達することを規制する一方、前記連結状態では、正回転駆動する前記搬送モータの駆動力が前記他方の搬送機構に伝達することを許容して該他方の搬送機構を前記一方の搬送機構と同期して駆動させることを特徴とする。
【0009】
また本発明は、上記商品収納装置において、前記搬送機構は、上下一対のスプロケット間に無端状に張設された搬送チェーンに対し、該搬送チェーンの延在方向に沿って複数の棚が所定間隔毎に設けられて構成され、かつ前記搬送領域では前記搬送チェーンが下方に向けて変位することにより前記棚の上面に載置された商品を下方に向けて搬送しつつ、前記払出領域では前記棚に載置された商品を下方に払い出すことを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、伝達手段が、搬送モータが正回転駆動する場合に、複数の搬送機構における一方の搬送機構のみを駆動させる一方、搬送モータが逆回転駆動する場合に、複数の搬送機構における他方の搬送機構のみを駆動させるので、搬送機構の数に対して搬送モータの数を低減させることができ、部品点数の削減により製造コストの低減化を図ることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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