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公開番号
2025006950
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-17
出願番号
2023108008
出願日
2023-06-30
発明の名称
水質アルカリ化装置
出願人
富士電機株式会社
代理人
弁理士法人旺知国際特許事務所
主分類
C25B
9/00 20210101AFI20250109BHJP(電気分解または電気泳動方法;そのための装置)
要約
【課題】簡易な構成で塩基性液体の生成効率を高める。
【解決手段】水質アルカリ化装置は、電解液を貯留する貯留部と、電解液に浸漬される第1陽極と、電解液に浸漬される第2陽極と、第1陽極と第2陽極との間に配置され、電解液に浸漬される陰極と、を備え、第1陽極および第2陽極のそれぞれと陰極との間に電圧を印加することにより塩基性液体を生成する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
電解液を貯留する貯留部と、
前記電解液に浸漬される第1陽極と、
前記電解液に浸漬される第2陽極と、
前記第1陽極と前記第2陽極との間に配置され、前記電解液に浸漬される陰極と、を備え、
前記第1陽極および前記第2陽極のそれぞれと前記陰極との間に電圧を印加することにより塩基性液体を生成する、
水質アルカリ化装置。
続きを表示(約 420 文字)
【請求項2】
前記陰極は、第1面と、前記第1面とは反対側の第2面と、を有し、
前記第1陽極は、前記第1面に対向する第3面を有し、
前記第2陽極は、前記第2面に対向する第4面を有する、
請求項1に記載の水質アルカリ化装置。
【請求項3】
前記第1陽極および前記第2陽極のそれぞれは、マグネシウム合金で構成される、
請求項1に記載の水質アルカリ化装置。
【請求項4】
前記陰極は、マグネシウム合金で構成される、
請求項3に記載の水質アルカリ化装置。
【請求項5】
前記第1陽極の電極面積と前記第2陽極の電極面積との合計は、前記陰極の電極面積よりも大きい、
請求項1に記載の水質アルカリ化装置。
【請求項6】
前記陰極と前記第1陽極と前記第2陽極とが電解セルを構成する、
請求項1に記載の水質アルカリ化装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、水質アルカリ化装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
電解液に浸漬された1対の電極間に電圧を印加することにより塩基性液体を生成する水質アルカリ化装置が知られている。この種の水質アルカリ化装置では、電解により発生した水酸化物イオンが電極近傍に留まることにより、1対の電極間の電解液のpHが高くなると、電極に水酸化マグネシウム等の不動態がスケールとして析出する。このようなスケールは、電解反応を阻害する。そこで、例えば、特許文献1に開示されるように、電極に析出したスケールを除去するため、1対の電極間に逆電流を印加することが行われる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2009-160521号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、電極に析出したスケールを除去することを頻繁に行うことは、塩基性液体の生成効率を低下させてしまう。
【0005】
以上の事情を考慮して、本開示は、簡易な構成で塩基性液体の生成効率を高めることのできる水質アルカリ化装置の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
以上の課題を解決するために、本開示の一態様に係る水質アルカリ化装置は、電解液を貯留する貯留部と、前記電解液に浸漬される第1陽極と、前記電解液に浸漬される第2陽極と、前記第1陽極と前記第2陽極との間に配置され、前記電解液に浸漬される陰極と、を備え、前記第1陽極および前記第2陽極のそれぞれと前記陰極との間に電圧を印加することにより塩基性液体を生成する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
実施形態の水質アルカリ化装置の概略図である。
図1中のA-A線断面図である。
マグネシウムの電位-pH図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、添付図面を参照しながら本開示に係る好適な実施形態を説明する。なお、図面において各部の寸法および縮尺は実際のものと適宜異なり、理解を容易にするために模式的に示している部分もある。また、本開示の範囲は、以下の説明において特に本開示を限定する旨の記載がない限り、これらの形態に限られるものではない。
【0009】
1.実施形態
図1は、実施形態の水質アルカリ化装置1の概略図である。図2は、図1中のA-A線断面図である。図1および図2に示す水質アルカリ化装置1は、電解液ESをアルカリ化する装置である。電解液ESは、例えば、水道水である。なお、電解液ESは、水道水に限定されず、例えば、水酸化ナトリウム水溶液等の水溶液であってもよい。
【0010】
水質アルカリ化装置1は、貯留部10と陰極21と第1陽極22-1と第2陽極22-2と直流電源30とを備える。以下、水質アルカリ化装置1の各部を順に説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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