TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025002170
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-09
出願番号
2023102145
出願日
2023-06-22
発明の名称
無線通信システム
出願人
富士電機株式会社
代理人
インフォート弁理士法人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
H04W
72/0446 20230101AFI20241226BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】複数の無線端末からデータを収集する無線通信システムにおいて各無線端末の消費電力を削減する。
【解決手段】無線通信システムは複数の無線端末および管理装置を備える。管理装置は、データ収集周期内の複数のタイムスロットのうちの一部のタイムスロットに対して無線端末がそれぞれ1回ずつ割り当てられた通信タイムテーブルを作成し、各無線端末に配布する。各無線端末は、通信タイムテーブルにおいて自分が割り当てられているタイムスロットを使用してデータを送信する。第1の無線端末は、自分が割り当てられているタイムスロットを使用できないときは、未使用のタイムスロットのうちから第1のタイムスロットを選択してデータを送信する。各無線端末が保持する通信タイムテーブルは、第1のタイムスロットに第1の無線端末が割り当てられた状態に更新される。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
複数の無線端末および前記複数の無線端末の通信を管理する管理装置を備える無線通信システムであって、
前記管理装置は、
所定の期間を分割することで得られる複数のタイムスロットのうちの一部のタイムスロットに対して前記複数の無線端末がそれぞれ1回ずつ割り当てられた通信タイムテーブルを作成し、
前記通信タイムテーブルを前記複数の無線端末に配布し、
前記複数の無線端末は、それぞれ、前記通信タイムテーブルにおいて自分が割り当てられているタイムスロットを使用して前記管理装置に向けてデータを送信し、
前記複数の無線端末のうちの第1の無線端末は、前記通信タイムテーブルにおいて自分が割り当てられているタイムスロットを使用できないときは、前記通信タイムテーブルにおいていずれの無線端末も割り当てられていない空きタイムスロットのうちから第1のタイムスロットを選択し、選択した前記第1のタイムスロットを使用して前記管理装置に向けてデータを送信し、
前記通信タイムテーブルは、前記第1のタイムスロットに前記第1の無線端末が割り当てられた状態に更新される
ことを特徴とする無線通信システム。
続きを表示(約 1,700 文字)
【請求項2】
前記第1の無線端末は、前記第1のタイムスロットを前記管理装置に通知し、
前記管理装置は、
前記第1の無線端末が割り当てられていたタイムスロットが未使用または使用不可であることを表すと共に、前記第1のタイムスロットに前記第1の無線端末が割り当てられていることを表すように、前記通信タイムテーブルを更新し、
更新した前記通信タイムテーブルを前記複数の無線端末に配布する
ことを特徴とする請求項1に記載の無線通信システム。
【請求項3】
前記管理装置は、前記複数の無線端末それぞれから送信されるデータを受信したことに対する確認メッセージと共に、更新した前記通信タイムテーブルを、前記複数の無線端末それぞれに送信する
ことを特徴とする請求項2に記載の無線通信システム。
【請求項4】
複数の無線端末および前記複数の無線端末の通信を管理する管理装置を備える無線通信システムであって、
前記管理装置は、
所定の期間を分割することで得られる複数のタイムスロットに対して、前記所定の期間内の早い時刻から順番に前記複数の無線端末がそれぞれ1回ずつ割り当てられた通信タイムテーブルを作成し、
前記通信タイムテーブルに基づいて、前記複数の無線端末それぞれが参照する個別タイムテーブルを作成して対応する無線端末にそれぞれ配布し、
前記個別タイムテーブルは、前記通信タイムテーブルにおいて前記複数の無線端末が割り当てられている時間帯の終了時刻、および当該無線端末が割り当てられているタイムスロットが現れる時刻を表し、
前記複数の無線端末は、それぞれ、自分に対して作成された個別タイムテーブルにおいて自分が割り当てられているタイムスロットを使用して前記管理装置に向けてデータを送信し、
前記複数の無線端末のうちの第1の無線端末は、前記個別タイムテーブルにおいて自分が割り当てられているタイムスロットを使用できないときは、前記所定の期間内で前記終了時刻の直後のタイムスロットを表す第1のタイムスロットを使用して前記管理装置に向けてデータを送信し、
前記複数の無線端末に配布された各個別タイムテーブルの終了時刻は、前記第1のタイムスロットに対応する時刻に更新される
ことを特徴とする無線通信システム。
【請求項5】
複数の無線端末および前記複数の無線端末の通信を管理する管理装置を備える無線通信システムであって、
前記管理装置は、
所定の期間を分割することで得られる複数のタイムスロットのうちの一部のタイムスロットに対して前記複数の無線端末をそれぞれ1回ずつ割り当て、
前記複数のタイムスロットそれぞれに対して、前記複数の無線端末のいずれかが割り当てられている使用中状態、前記複数の無線端末のいずれもが割り当てられていない未使用状態、または通信を行うことが禁止されている使用不可状態を表す状態情報が設定された通信タイムテーブルを作成し、
前記通信タイムテーブルを前記複数の無線端末に配布し、
前記複数の無線端末それぞれに対して、当該無線端末が割り当てられたタイムスロットを表すスロット番号を通知し、
前記複数の無線端末は、それぞれ、前記管理装置から通知されたスロット番号により識別されるタイムスロットを使用して前記管理装置に向けてデータを送信し、
前記複数の無線端末のうちの第1の無線端末は、前記管理装置から通知されたスロット番号により識別されるタイムスロットを使用できないときは、前記通信タイムテーブルにおいて前記状態情報が未使用状態を表すタイムスロットのうちから第1のタイムスロットを選択し、選択した前記第1のタイムスロットを使用して前記管理装置に向けてデータを送信し、
前記通信タイムテーブルにおいて、前記第1の無線端末が割り当てられていたタイムスロットの状態情報が使用不可状態に更新され、前記第1のタイムスロットの状態情報が使用中状態に更新される
ことを特徴とする無線通信システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、複数の無線端末を備える無線通信システムに係わる。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
ゲートウェイノードが複数のノードからデータを収集する無線通信システムが実用化されている。一例として、複数の無線端末およびそれら複数の無線端末と通信可能な管理装置を含む無線通信システムにおいて、管理装置が、各無線端末の周辺の無線チャネルの利用状況を示す電波利用状況データに基づいて、時間帯ごとに各無線端末がデータを送信する送信方法を選択する構成が提案されている(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-032254号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ただし、上述の構成では、妨害電波を受けないようにデータを適切なタイミングで送信するためには、比較的短い周期で電波利用状況データを更新する必要がある。ところが、電波利用状況データを更新するためには、各無線端末において継続的なキャリアセンスが必要であり、各無線端末の消費電力が大きくなってしまう。なお、各無線端末がバッテリで動作する無線通信システムにおいては、各無線端末の消費電力を削減することは重要である。
【0005】
本発明の1つの側面に係わる目的は、複数の無線端末からデータを収集する無線通信システムにおいて各無線端末の消費電力を削減することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の1つの態様に係わる無線通信システムは、複数の無線端末および前記複数の無線端末の通信を管理する管理装置を備える。前記管理装置は、所定の期間を分割することで得られる複数のタイムスロットのうちの一部のタイムスロットに対して前記複数の無線端末がそれぞれ1回ずつ割り当てられた通信タイムテーブルを作成し、前記通信タイムテーブルを前記複数の無線端末に配布する。前記複数の無線端末は、それぞれ、前記通信タイムテーブルにおいて自分が割り当てられているタイムスロットを使用して前記管理装置に向けてデータを送信する。前記複数の無線端末のうちの第1の無線端末は、前記通信タイムテーブルにおいて自分が割り当てられているタイムスロットを使用できないときは、前記通信タイムテーブルにおいていずれの無線端末も割り当てられていない空きタイムスロットのうちから第1のタイムスロットを選択し、選択した前記第1のタイムスロットを使用して前記管理装置に向けてデータを送信する。前記通信タイムテーブルは、前記第1のタイムスロットに前記第1の無線端末が割り当てられた状態に更新される。
【発明の効果】
【0007】
上述の態様によれば、複数の無線端末からデータを収集する無線通信システムにおいて各無線端末の消費電力を削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の実施形態に係わる無線通信システムの一例を示す図である。
無線子機の機能構成の一例を示す図である。
無線親機の機能構成の一例を示す図である。
サーバ装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
通信タイムテーブルの一例を示す図である。
通信異常が検知されたときの通信タイムテーブルの更新の一例を示す図である。
無線子機の動作の一例を示すフローチャートである。
無線親機が各無線子機からデータを収集するシーケンスの一例を示す図である。
第2の実施形態で使用される通信タイムテーブルの一例を示す図である。
第3の実施形態において無線親機が保持する通信タイムテーブルの一例を示す図である。
第3の実施形態において無線子機がデータ送信を制御するために保持する情報の一例を示す図である。
無線子機のデータ送信を管理する機能を備えたサーバ装置の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
図1は、本発明の実施形態に係わる無線通信システムの一例を示す。本発明の実施形態に係わる無線通信システム100は、複数の無線子機1(1a~1h)、無線親機2、およびサーバ装置3を備える。なお、無線通信システム100が備える無線子機1の数は、特に限定されるものではない。また、無線子機1は、無線端末の一例である。
【0010】
無線子機1は、自分が設置されているノードにおいて取得したデータを無線親機2に送信する機能を備える。一例としては、無線子機1は、センサデータを取得して無線親機2に送信する。このとき、無線子機1は、他の無線子機1を介することなくデータを無線親機2に送信してもよいし、1以上の他の無線子機1を介してデータを無線親機2に送信してもよい。すなわち、無線通信システム100は、マルチホップ通信を行ってもよい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
富士電機株式会社
保冷装置
23日前
富士電機株式会社
冷却装置
15日前
富士電機株式会社
冷却装置
16日前
富士電機株式会社
半導体装置
29日前
富士電機株式会社
半導体装置
1日前
富士電機株式会社
半導体装置
1日前
富士電機株式会社
半導体装置
1か月前
富士電機株式会社
半導体装置
1日前
富士電機株式会社
半導体装置
15日前
富士電機株式会社
半導体装置
24日前
富士電機株式会社
半導体装置
1日前
富士電機株式会社
電磁接触器
22日前
富士電機株式会社
ブッシング
16日前
富士電機株式会社
自動販売機
15日前
富士電機株式会社
超音波流量計
29日前
富士電機株式会社
冷却システム
15日前
富士電機株式会社
沸騰冷却装置
17日前
富士電機株式会社
ショーケース
16日前
富士電機株式会社
ショーケース
16日前
富士電機株式会社
情報処理装置
29日前
富士電機株式会社
蓄熱システム
23日前
富士電機株式会社
冷却システム
15日前
富士電機株式会社
冷却システム
15日前
富士電機株式会社
水質分析装置
22日前
富士電機株式会社
電力変換装置
29日前
富士電機株式会社
冷凍サイクル
1日前
富士電機株式会社
飲料供給装置
29日前
富士電機株式会社
ショーケース
15日前
富士電機株式会社
電力変換装置
15日前
富士電機株式会社
沸騰冷却装置
15日前
富士電機株式会社
半導体スイッチ
3日前
富士電機株式会社
窒化物半導体装置
15日前
富士電機株式会社
ガス絶縁開閉装置
1日前
富士電機株式会社
無線通信システム
1日前
富士電機株式会社
電力調整システム
29日前
富士電機株式会社
ガス絶縁開閉装置
29日前
続きを見る
他の特許を見る