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公開番号
2025177331
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-12-05
出願番号
2024084059
出願日
2024-05-23
発明の名称
制御装置、制御方法
出願人
富士電機株式会社
代理人
個人
主分類
B61D
19/00 20060101AFI20251128BHJP(鉄道)
要約
【課題】鉄道車両のドアの開動作の際に、施錠装置によるドアの解錠の失敗に対処することが可能な技術を提供する。
【解決手段】一実施形態に係るドア制御装置は、鉄道車両のドア10の開閉動作に伴い移動する開閉連動部材32に設けられるロックホール32Aと、鉄道車両の車体に設けられ、ロックホール32Aに挿入されることによりドア10の施錠状態を実現するロックピン31と、を有する施錠装置30を制御する。具体的には、ドア制御装置は、ドア10の開動作の際に、施錠装置30に解錠動作を行わせた後、ドア10が適切に解錠されていない場合、再度、施錠装置30に解錠動作を行わせる。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
鉄道車両のドアの施錠装置を制御する制御装置であって、
前記ドアの開動作の際に、前記施錠装置に解錠動作を行わせたにも関わらず、前記ドアが適切に解錠されていない場合、再度、前記施錠装置に解錠動作を行わせる、
制御装置。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記ドアに閉方向の推力を付与した状態で前記施錠装置に解錠動作を行わせる、
請求項1に記載の制御装置。
【請求項3】
前記ドアの開動作の際に、前記施錠装置に解錠動作を行わせた後、前記ドアの施錠の有無を検知する第1の検知部の出力が前記ドアの施錠ありを表している場合、又は、前記第1の検知部の出力が前記ドアの施錠なしを表すにも関わらず、前記ドアの全閉状態を検知する第2の検知部の出力が前記ドアの全閉状態を検知しない状態、若しくは、前記ドアの全閉位置からの移動量が所定の閾値以上の状態に移行しない場合、再度、前記施錠装置に解錠動作を行わせる、
請求項1又は2に記載の制御装置。
【請求項4】
前記ドアの開動作の際に、前記施錠装置に解錠動作を行わせた後、前記第1の検知部の出力が前記ドアの施錠ありを表している場合、前記ドアに閉方向の推力を所定時間付与した後、前記ドアに閉方向の推力を付与した状態で、再度、前記施錠装置に解錠動作を行わせる、
請求項3に記載の制御装置。
【請求項5】
前記ドアの開動作の際に、前記ドアに閉方向の推力を付与した状態で前記施錠装置に解錠動作を行わせた後、前記第1の検知部の出力が前記ドアの施錠ありを表している場合、前記施錠装置の最初の解錠動作時よりも大きな閉方向の推力を前記ドアに付与した状態で、再度、前記施錠装置に解錠動作を行わせる、
請求項4に記載の制御装置。
【請求項6】
前記ドアの開動作の際に、前記施錠装置に解錠動作を行わせた後、前記第1の検知部の出力が前記ドアの施錠なしを表している場合、前記ドアに開方向の推力を付与し、その状態で、前記第2の検知部の出力が前記ドアの全閉状態を表さない状態、又は、前記ドアの全閉位置からの移動量が所定の閾値以上の状態に移行しない場合、再度、前記施錠装置に解錠動作を行わせる、
請求項3に記載の制御装置。
【請求項7】
前記施錠装置は、前記ドアの開閉動作に伴い移動する可動部、及び固定部の何れか一方に設けられる凹部と、前記可動部及び前記固定部の何れか他方に設けられ、前記凹部に挿入されることにより前記ドアの施錠状態を実現するピン部と、を有し、
前記第1の検知部は、前記ピン部が前記凹部に所定量挿入された位置で、その出力が前記ドアの施錠あり及び施錠なしの間で切り替わる、
請求項3に記載の制御装置。
【請求項8】
前記ドアの開動作の際に、前記施錠装置に解錠動作を行わせたにも関わらず、前記ドアが適切に解錠されていない状態の発生回数又は発生頻度に基づき、前記施錠装置の劣化状態に関する診断を行う、
請求項1又は2に記載の制御装置。
【請求項9】
前記診断の結果に基づき、前記施錠装置のメンテナンスに関する情報を出力する、
請求項8に記載の制御装置。
【請求項10】
制御装置が、鉄道車両のドアの施錠装置を制御する制御方法であって、
前記ドアの開動作の際に、前記施錠装置に解錠動作を行わせたにも関わらず、前記ドアが適切に解錠されていない場合、再度、前記施錠装置に解錠動作を行わせる、
制御方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、制御装置等に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、鉄道車両のドアの施錠及び解錠を行う施錠装置が知られている(例えば、特許文献1,2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-89406号公報
特開2021-143521号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、鉄道車両のドアの開動作の際に、施錠装置が適切に作動せず、その結果、ドアの解錠に失敗する可能性がある。
【0005】
そこで、上記課題に鑑み、鉄道車両のドアの開動作の際に、施錠装置によるドアの解錠の失敗に対処することが可能な技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本開示の一実施形態では、
鉄道車両のドアの施錠装置を制御する制御装置であって、
前記ドアの開動作の際に、前記施錠装置に解錠動作を行わせたにも関わらず、前記ドアが適切に解錠されていない場合、再度、前記施錠装置に解錠動作を行わせる、
制御装置が提供される。
【0007】
また、本開示の他の実施形態では、
制御装置が、鉄道車両のドアの施錠装置を制御する制御方法であって、
前記ドアの開動作の際に、前記施錠装置に解錠動作を行わせたにも関わらず、前記ドアが適切に解錠されていない場合、再度、前記施錠装置に解錠動作を行わせる、
制御方法が提供される。
【発明の効果】
【0008】
上述の実施形態によれば、鉄道車両のドアの開動作の際に、施錠装置によるドアの解錠の失敗に対処することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
鉄道車両のドアの制御に関する構成の一例を示すブロック図である。
ドアの施錠装置の一例を示す図である。
ドアの施錠装置の一例を示す図である。
施錠装置の駆動回路の一例を示す図である。
ドアの開動作時の制御シーケンスを表す図である。
施錠装置の正常な解錠動作を表すタイムチャートである。
リトライを含む施錠装置の解錠動作の第1例を表すタイムチャートである。
リトライを含む施錠装置の解錠動作の第2例を表すタイムチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照して実施形態について説明する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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