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公開番号
2025002240
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-09
出願番号
2023102284
出願日
2023-06-22
発明の名称
半導体装置
出願人
富士電機株式会社
代理人
弁理士法人RYUKA国際特許事務所
主分類
H01L
21/60 20060101AFI20241226BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】半導体装置の製造工程において保護膜上のはんだが飛散して、電極に付着してしまう場合がある。
【解決手段】半導体基板の上方に配置された第1電極と、前記第1電極よりも上方に設けられた部分を有する保護膜と、前記第1電極の上面と平行な第1方向において前記保護膜を挟んで配置されたはんだ部と、前記はんだ部により固定され、前記保護膜の上方に配置されたリードフレームと、第2電極とを備え、前記保護膜の幅をW1、前記保護膜の長さをL1、前記保護膜の表面の算術平均粗さをRa、飛散指数をI、前記保護膜と前記第2電極との距離をDminとした場合に、下式を満たす半導体装置を提供する。
I=((Ra/4)×L1)/(2×(W1×W1/π)
0・5
)
Dmin>2.583×I-16599
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
半導体基板と、
前記半導体基板の上方に配置された第1電極と、
前記第1電極よりも上方に設けられた部分を有する保護膜と、
前記第1電極の上面と接して配置され、前記上面と平行な第1方向において前記保護膜を挟んで配置され、前記第1方向とは異なる第2方向において前記保護膜を挟まずに配置されたはんだ部と、
前記はんだ部により固定され、前記保護膜の上方に配置されたリードフレームと、
前記半導体基板の上方において、前記リードフレームの下方に配置された前記保護膜の前記第2方向における端部よりも前記第2方向において外側に配置された第2電極と、
を備え、
前記リードフレームの下方に配置された前記保護膜の前記第1方向における幅をW1(μm)、前記第2方向における前記保護膜の長さをL1(μm)、前記保護膜の表面の算術平均粗さをRa(μm)、飛散指数をI、前記保護膜の前記端部と前記第2電極との最短距離をDmin(μm)とした場合に、下式を満たす
I=((Ra/4)×L1)/(2×(W1×W1/π)
0・5
)
Dmin>2.583×I-16599
半導体装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記飛散指数が下式を満たす
0.8×Dmin>2.583×I-16599
請求項1に記載の半導体装置。
【請求項3】
前記飛散指数が6000以下である
請求項1に記載の半導体装置。
【請求項4】
半導体基板と、
前記半導体基板の上方に配置された第1電極と、
前記第1電極よりも上方に設けられた部分を有する保護膜と、
前記第1電極の上面と接して配置され、前記上面と平行な第1方向において前記保護膜を挟んで配置され、前記第1方向とは異なる第2方向において前記保護膜を挟まずに配置されたはんだ部と、
前記はんだ部により固定され、前記保護膜の上方に配置されたリードフレームと、
前記半導体基板の上方において、前記リードフレームの下方に配置された前記保護膜の前記第2方向における端部よりも前記第2方向において外側に配置された第2電極と、
を備え、
前記リードフレームの下方に配置された前記保護膜の前記第1方向における幅をW1(μm)、前記第2方向における前記保護膜の長さをL1(μm)、前記保護膜の表面の算術平均粗さをRa(μm)、飛散指数をI、前記保護膜の前記端部と前記第2電極との最大距離をDmax(μm)とした場合に、下式を満たす
I=((Ra/4)×L1)/(2×(W1×W1/π)
0・5
)
Dmax<2.583×I-16599
半導体装置。
【請求項5】
前記飛散指数が下式を満たす
1.2Dmax<2.583×I-16599
請求項4に記載の半導体装置。
【請求項6】
前記リードフレームの下方に配置された前記保護膜は、
第2部分と、
前記第2部分から前記第2電極に向かう方向に延伸して設けられ、且つ、前記第1方向における幅が前記第2部分よりも小さい第1部分と
を有し、
前記保護膜の長さL1は、前記第1部分の前記第2方向における長さである
請求項1から5のいずれか一項に記載の半導体装置。
【請求項7】
前記リードフレームの下方に配置された前記保護膜の上方に空間が形成されており、前記空間と前記リードフレームの間に、前記はんだ部が設けられている
請求項1から5のいずれか一項に記載の半導体装置。
【請求項8】
前記リードフレームの下方に配置された前記保護膜の上方に空間が形成されており、前記空間と前記リードフレームの間に、前記はんだ部が設けられていない領域を有する
請求項1から5のいずれか一項に記載の半導体装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、半導体装置に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、半導体装置において、ポリイミド等の保護膜を設けた構造が知られている(例えば、特許文献1-4参照)。
特許文献1 特開2022-168905号公報
特許文献2 特開2007-158113号公報
特許文献3 特開平4-155852号公報
特許文献4 特開2018-074068号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
半導体装置の製造工程において保護膜上のはんだが飛散して、電極に付着してしまう場合がある。
【課題を解決するための手段】
【0004】
上記課題を解決するために、本発明の第1の態様においては、半導体装置を提供する。上記半導体装置は、半導体基板を備えてよい。上記何れかの半導体装置は、前記半導体基板の上方に配置された第1電極を備えてよい。上記何れかの半導体装置は、前記第1電極よりも上方に設けられた部分を有する保護膜を備えてよい。上記何れかの半導体装置は、前記第1電極の前記上面と接して配置され、前記上面と平行な第1方向において前記保護膜を挟んで配置され、前記第1方向とは異なる第2方向において前記保護膜を挟まずに配置されたはんだ部を備えてよい。上記何れかの半導体装置は、前記はんだ部により固定され、前記保護膜の上方に配置されたリードフレームを備えてよい。上記何れかの半導体装置は、前記半導体基板の上方において、前記リードフレームの下方に配置された前記保護膜の前記第2方向における端部よりも前記第2方向において外側に配置された第2電極を備えてよい。上記何れかの半導体装置において、前記リードフレームの下方に配置された前記保護膜の前記第1方向における幅をW1(μm)、前記第2方向における前記保護膜の長さをL1(μm)、前記保護膜の表面の算術平均粗さをRa(μm)、飛散指数をI、前記保護膜の前記端部と前記第2電極との最短距離をDmin(μm)とした場合に、下式を満たしてよい。
I=((Ra/4)×L1)/(2×(W1×W1/π)
0・5
)
Dmin>2.583×I-16599
【0005】
上記何れかの半導体装置において、前記飛散指数が下式を満たしてよい。
0.8×Dmin>2.583×I-16599
【0006】
上記何れかの半導体装置において、前記飛散指数が6000以下であってよい。
【0007】
本発明の第2の態様においては、半導体装置を提供する。上記半導体装置は、半導体基板を備えてよい。上記何れかの半導体装置は、前記半導体基板の上方に配置された第1電極を備えてよい。上記何れかの半導体装置は、前記第1電極よりも上方に設けられた部分を有する保護膜を備えてよい。上記何れかの半導体装置は、前記第1電極の前記上面と接して配置され、前記上面と平行な第1方向において前記保護膜を挟んで配置され、前記第1方向とは異なる第2方向において前記保護膜を挟まずに配置されたはんだ部を備えてよい。上記何れかの半導体装置は、前記はんだ部により固定され、前記保護膜の上方に配置されたリードフレームを備えてよい。上記何れかの半導体装置は、前記半導体基板の上方において、前記リードフレームの下方に配置された前記保護膜の前記第2方向における端部よりも前記第2方向において外側に配置された第2電極を備えてよい。上記何れかの半導体装置において、前記リードフレームの下方に配置された前記保護膜の前記第1方向における幅をW1(μm)、前記第2方向における前記保護膜の長さをL1(μm)、前記保護膜の表面の算術平均粗さをRa(μm)、飛散指数をI、前記第2方向における前記保護膜の端部と前記第2電極との最大距離をDmax(μm)とした場合に、下式を満たしてよい。
I=((Ra/4)×L1)/(2×(W1×W1/π)
0・5
)
Dmax<2.583×I-16599
【0008】
上記何れかの半導体装置において、前記飛散指数が下式を満たしてよい。
1.2Dmax<2.583×I-16599
【0009】
上記何れかの半導体装置において、前記リードフレームの下方に配置された前記保護膜は、第2部分と、前記第2部分から前記第2電極に向かう方向に延伸して設けられ、且つ、前記第1方向における幅が前記第2部分よりも小さい第1部分とを有し、前記保護膜の長さL1は、前記第1部分の前記第2方向における長さであってよい。
【0010】
上記何れかの半導体装置において、前記リードフレームの下方に配置された前記保護膜の上方に空間が形成されており、前記空間と前記リードフレームの間に、前記はんだ部が設けられていてよい。
(【0011】以降は省略されています)
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