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公開番号2024122409
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-09
出願番号2023029935
出願日2023-02-28
発明の名称搬送装置
出願人株式会社村田製作所
代理人個人,個人
主分類B65G 47/86 20060101AFI20240902BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】ワークを吸引して保持した状態で搬送する搬送装置であって、ワークをスムーズに受け取ることができ、受け取ったワークを容易に離すことができる搬送装置を提供する。
【解決手段】搬送装置は、ワーク2を吸引して保持した状態で搬送する搬送装置であって、ワーク2を吸引可能な吸引口14と、吸引口14と連通する経路15と、経路15を介して吸引口14と連通する開口16とを有し、開口16が外部に開口しており、ワーク2が保持される搬送体6と、経路15を介して吸引口14につながれる吸引装置7と、開口16及び経路15を介して吸引口14につながれる補助吸引装置8と、を備える。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
ワークを吸引して保持した状態で搬送する搬送装置であって、
前記ワークを吸引可能な吸引口と、前記吸引口と連通する経路と、前記経路を介して前記吸引口と連通する開口とを有し、前記開口が外部に開口しており、前記ワークが保持される搬送体と、
前記経路を介して前記吸引口につながれる吸引装置と、
前記開口及び前記経路を介して前記吸引口につながれる補助吸引装置と、を備える搬送装置。
続きを表示(約 590 文字)【請求項2】
前記搬送体は、円盤状で、複数の前記経路を有しており、
複数の前記経路はそれぞれ、
前記吸引口を有し、前記吸引装置がつながれ、前記ワークを吸引可能な吸引路と、
前記吸引路に開口する連通口と、前記搬送体の両主面のうちの一方の主面に開口する前記開口とを有し、前記開口に前記補助吸引装置がつながれ、前記吸引路を介して前記ワークを吸引可能な空気流路とを有し、
前記搬送体は、前記補助吸引装置に連通する補助ノズルに対して前記一方の主面が摺動するように、前記搬送体の軸線まわりの回転と回転の停止とが繰り返される間欠回転可能とされており、
前記搬送体の間欠回転中の停止時ごとに、前記補助ノズルとつながれる前記開口が入れ替わる、請求項1に記載の搬送装置。
【請求項3】
前記補助ノズルを付勢する付勢手段を更に備え、
前記補助ノズルは、前記付勢手段によって、前記一方の主面に押し当てられるように付勢されている、請求項2に記載の搬送装置。
【請求項4】
前記搬送体に保持された前記ワークを撮像するセンサと、
前記搬送体から前記ワークを排出する排出装置と、を更に備え、
前記排出装置は、前記センサによって撮像された画像に基づいて制御される、請求項1から3のいずれかに記載の搬送装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、搬送装置に関し、特に、電子部品などのワークを吸引して保持した状態で搬送する搬送装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
下記特許文献1には、2つの搬送装置の間で小物物品の受け渡しを可能にする技術が開示されている。2つの搬送装置はそれぞれ、一対の回転ディスクの間の間隙をスリットとする可動対向板と、可動対向板の内側に吸気する吸引手段とを備えている。搬送装置は、吸引手段による吸引によってスリットに負圧がかかり、スリットから外気を吸引できる。スリットに小物物品を接近又は接触させると、小物物品は、負圧によって可動対向板に吸着されて保持される。
【0003】
このような構成の搬送装置の間で小物物品の受け渡しを行うには、搬送装置の吸引手段が用いられる。具体的には、一方の搬送装置から他方の搬送装置に小物物品を受け渡す場合には、小物物品は、他方の搬送装置の吸引手段による吸引によって、一方の搬送装置から他方の搬送装置に受け渡される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特公平6-88656号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1の場合、小物物品の受け渡しをスムーズに行うために、安定した保持のため一方の搬送装置の吸引手段の吸引力を強くすると、一方の搬送装置が小物物品を保持する力が強くなりすぎてしまう。この場合、一方の搬送装置から小物物品を離しにくいという不具合が生じるおそれがある。または、スムーズな受け渡しのため異一方の方の搬送装置の吸引手段の吸引力を弱くすると、一方の搬送装置に小物物品を吸引することはできるものの、安定して保持できないおそれがある。
【0006】
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、ワークを吸引して安定して保持した状態で搬送する搬送装置であって、ワークをスムーズに受け取ることができ、受け取ったワークを容易に離すことができる搬送装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の搬送装置は、ワークを吸引して保持した状態で搬送する搬送装置であって、前記ワークを吸引可能な吸引口と、前記吸引口と連通する経路と、前記経路を介して前記吸引口と連通する開口とを有し、前記開口が外部に開口しており、前記ワークが保持される搬送体と、前記経路を介して前記吸引口につながれる吸引装置と、前記開口及び前記経路を介して前記吸引口につながれる補助吸引装置と、を備える。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、ワークを吸引して保持した状態で搬送する搬送装置であって、ワークをスムーズに受け取ることができ、受け取ったワークを容易に離すことができる搬送装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の一実施形態に係る搬送装置の使用状態を示す概略正面図である。
本発明の一実施形態に係る搬送装置の使用状態を示す概略平面図である。
本発明の一実施形態に係る搬送装置の概略背面図であり、一部を拡大して示している。
本発明の一実施形態に係る搬送装置の吸引動作を示す側面視概略縦断面図であり、一部を拡大して示している。
本発明の一実施形態に係る搬送装置の排出動作を示す側面視概略縦断面図であり、一部を拡大して示している。
電子部品であるワークの概略斜視図である。
図6のA-A断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の具体的な実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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