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公開番号2024068920
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-21
出願番号2022179603
出願日2022-11-09
発明の名称収容箱
出願人豊田鉄工株式会社
代理人個人
主分類B65F 1/16 20060101AFI20240514BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】操作性を向上することができる収容箱を提供する。
【解決手段】ごみ箱は、上部開口13を有するハウジング10と、上部開口13を開閉可能に構成された外蓋20と、ハウジング10の内部において外蓋20の下方に設けられ、ハウジング10内の下部空間S1と上部空間S2との連通状態を変更可能に構成された内蓋30とを備える。外蓋20は、外蓋20に対して下方への操作力が作用していない状態において上部開口13を閉塞する第1位置に位置するとともに、操作力が作用することで第1位置よりも下方の第2位置まで降下可能に設けられている。内蓋30は、常には、下部空間S1と上部空間S2との間を閉塞する閉塞位置にある。ごみ箱は、外蓋20が第1位置から第2位置に移動することに連動して、下部空間S1と上部空間S2との間を連通する連通位置に内蓋30を移動させる連動機構40を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
上部開口を有するハウジングと、
前記上部開口を開閉可能に構成された外蓋と、
前記ハウジングの内部において前記外蓋の下方に設けられ、前記ハウジング内の下部空間と上部空間との連通状態を変更可能に構成された内蓋と、を備え、
前記外蓋は、前記外蓋に対して下方への操作力が作用していない状態において前記上部開口を閉塞する第1位置に位置するとともに、前記操作力が作用することで前記第1位置よりも下方の第2位置まで降下可能に設けられており、
前記内蓋は、常には、前記下部空間と前記上部空間との間を閉塞する閉塞位置にあり、
前記外蓋が前記第1位置から前記第2位置に移動することに連動して、前記下部空間と前記上部空間との間を連通する連通位置に前記内蓋を移動させる連動機構を備える、
収容箱。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記ハウジングの前記上部開口の周縁部には、上下方向に交差して延びる軸線を中心に回動可能に構成されたロックレバーが設けられており、
前記ロックレバーは、前記第1位置にある前記外蓋に係合することで前記ハウジングに対して前記外蓋をロックする第1係合部と、前記第1係合部とは前記軸線を挟んで反対側に位置する第2係合部と、を有しており、
前記ハウジングの内部には、上方に向けて付勢される規制部材が設けられており、
前記第1係合部が前記外蓋と係合可能な位置まで前記軸線を中心に前記ロックレバーを回転付勢する付勢部材が設けられており、
前記規制部材は、前記外蓋が前記上部開口を開放している状態において前記第2係合部に係合することで前記第1係合部を前記外蓋に干渉しない位置に保持するように構成されており、
前記外蓋は、前記第1位置から前記第2位置に移動する際に、前記規制部材を下方に向けて押圧することで前記規制部材と前記第2係合部との係合状態を解除するように構成されている、
請求項1に記載の収容箱。
【請求項3】
一対の前記内蓋が上下方向に交差する方向において並んで設けられており、
一対の前記内蓋は、前記閉塞位置において互いに対向する一方、前記連通位置において互いに離れる対向部を有している、
請求項1または請求項2に記載の収容箱。
【請求項4】
前記対向部の各々は、互いに噛み合う噛合部を有する、
請求項3に記載の収容箱。
【請求項5】
前記対向部の各々は、互いに磁気吸着し合う吸着部が設けられている、
請求項3に記載の収容箱。
【請求項6】
前記連動機構は、
上下方向に移動可能に設けられ、前記外蓋の下面に当接することで前記外蓋を介して前記操作力により駆動される第1駆動部と、
上下方向に移動可能に設けられ、前記外蓋が前記第1位置から前記第2位置に移動する際に、前記第1駆動部よりも後に前記外蓋の下面に当接することで前記外蓋を介して前記操作力により駆動される第2駆動部と、
前記第1駆動部及び前記第2駆動部に係合され、前記操作力を一対の前記内蓋を前記閉塞位置から前記連通位置に移動させる駆動力に変換する変換機構と、を備えており、
前記第1駆動部の駆動に要する荷重が、前記第2駆動部の駆動に要する荷重よりも小さく設定されている、
請求項3に記載の収容箱。
【請求項7】
一対の前記内蓋は、前記対向部同士の対向方向に沿ってスライド可能に設けられている、
請求項3に記載の収容箱。
【請求項8】
一対の前記内蓋は、上下方向に交差して延びる一対の回動軸線を中心にそれぞれ回動可能に設けられている、
請求項3に記載の収容箱。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、収容箱に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、汚物を収容する汚物処理装置が記載されている。
汚物処理装置は、上部開口を有するハウジングと、上部開口を開閉可能に構成された蓋と、ハウジングの内部において蓋の下方に設けられ、ハウジング内の下部空間と上部空間との連通状態を変更可能に構成された閉鎖機構とを備えている。
【0003】
閉鎖機構は、ハウジングの内部に配置される袋を左右両側から挟むことで袋の中間部を閉じる一対の挟み部材と、挟み部材同士を近接及び離間させる駆動機構とを備えている。
ハウジングの外部には、駆動機構を操作する操作レバーが設けられている。
【0004】
こうした汚物処理装置では、使用者は、蓋を開けた後に、一対の挟み部材によって閉じられた袋の中間部上に汚物を載置する。その後、使用者は、蓋を閉じた後に、操作レバーを操作することで挟み部材同士を離間させる。これにより、袋の中間部が開放されることで汚物が落下して袋の内部に収容される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開平7-133003号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1に記載の汚物処理装置の場合、汚物を袋の内部に収容するために、蓋を閉じた後に操作レバーを操作する必要がある。このため、使用者は、蓋を閉じた後に蓋から手を離して操作レバーを操作することになる。その結果、操作手順が煩雑になるおそれがある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するための収容箱は、上部開口を有するハウジングと、前記上部開口を開閉可能に構成された外蓋と、前記ハウジングの内部において前記外蓋の下方に設けられ、前記ハウジング内の下部空間と上部空間との連通状態を変更可能に構成された内蓋と、を備え、前記外蓋は、前記外蓋に対して下方への操作力が作用していない状態において前記上部開口を閉塞する第1位置に位置するとともに、前記操作力が作用することで前記第1位置よりも下方の第2位置まで降下可能に設けられており、前記内蓋は、常には、前記下部空間と前記上部空間との間を閉塞する閉塞位置にあり、前記外蓋が前記第1位置から前記第2位置に移動することに連動して、前記下部空間と前記上部空間との間を連通する連通位置に前記内蓋を移動させる連動機構を備える。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、収容箱の第1実施形態の分解斜視図である。
図2は、図1の収容箱を構成する連動機構の分解斜視図である。
図3は、図1の3-3線に沿った断面図である。
図4は、図3に対応する図であって、外蓋が第1位置にある状態の断面図である。
図5は、第1実施形態の第1駆動部が押し込み操作された状態を示す断面図である。
図6は、第1実施形態の第2駆動部が押し込み操作された状態を示す断面図である。
図7は、第1実施形態の外蓋の第2位置を示す断面図である。
図8は、対向部を示す断面図である。
図9は、第2実施形態の連動機構を示す断面図である。
図10は、第2実施形態の連動機構の作用を示す断面図である。
図11は、第3実施形態の連動機構を示す断面図である。
図12は、第3実施形態の連動機構の作用を示す断面図である。
図13は、第4実施形態における収容箱を示す分解斜視図である。
図14は、第4実施形態の連動機構を示す分解斜視図である。
図15は、図13の15-15線に沿った断面図である。
図16は、第4実施形態の第1駆動部が押し込み操作された状態を示す断面図である。
図17は、第4実施形態の第2駆動部が押し込み操作された状態を示す断面図である。
図18は、第4実施形態のロック機構を示す斜視図である。
図19は、第4実施形態のロック機構を示す断面図である。
図20は、第4実施形態の規制部材が押し込み操作された状態を示す断面図である。
図21は、第4実施形態のロックレバーが外蓋をロックした状態を示す断面図である。
図22は、第5実施形態の連動機構を示す断面図である。
図23は、第5実施形態の連動機構の作用を示す断面図である。
図24は、第6実施形態の連動機構を示す断面図である。
図25は、第6実施形態の連動機構の作用を示す断面図である。
図26は、対向部の第1変更例を示す斜視図である。
図27は、対向部の第2変更例を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図1~図8を参照して、収容箱を汚物用ごみ箱(以下、ごみ箱)として具体化した第1実施形態について説明する。
図1に示すように、ごみ箱は、ハウジング10と、外蓋20と、内蓋30と、連動機構40とを備えている。
【0010】
<ハウジング10>
図1に示すように、ハウジング10は、上部開口13を有している。
ハウジング10は、直方体形状であることが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)

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