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公開番号2023161867
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-11-08
出願番号2022072478
出願日2022-04-26
発明の名称容器
出願人三甲株式会社
代理人個人
主分類B65D 6/18 20060101AFI20231031BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】当事者以外による形態変化を抑止することのできる容器を提供する。
【解決手段】容器1は、上方に開口する略箱状の容器本体2と、容器本体2の開口部を閉塞可能な蓋体3と、容器本体2の開口部を閉塞した状態の蓋体3と、容器本体2との相対変位を規制するロック状態と、相対変位を許容するロック解除状態とに状態変化可能なロック部材21と、ロック部材21をロック状態及びロック解除状態のどちらの状態でも保持可能な保持部31とを備えている。ロック部材21は係止部23を備え、保持部31はロック部材21がロック状態にある場合に係止部23と係止状態とされる被係止部35を備えている。ロック部材21がロック状態にある場合に、専用の解除部材41を係止部23に当接させて所定の力で押込むことで当該係止部23が変位して前記係止状態が解除され、ロック部材21をロック解除状態とすることが可能に構成されている。
【選択図】 図15
特許請求の範囲【請求項1】
上方に開口する略箱状の容器本体と、前記容器本体の開口部を閉塞可能な蓋体と、前記容器本体の開口部を閉塞した状態の前記蓋体と、前記容器本体との相対変位を規制するロック状態と、前記相対変位を許容するロック解除状態とに状態変化可能なロック部材とを備える容器、又は、
複数の容器構成部材と、所定の前記容器構成部材と、当該所定の容器構成部材に隣接する前記容器構成部材との相対変位を規制するロック状態と、前記相対変位を許容するロック解除状態とに状態変化可能なロック部材とを備える容器において、
前記ロック部材を前記ロック状態及び前記ロック解除状態のどちらの状態でも保持可能な保持部を備え、
前記ロック部材、及び、前記保持部のうち、一方は係止部を備え、他方は前記ロック部材が前記ロック状態にある場合に前記係止部と係止状態とされる被係止部を備え、
前記ロック部材が前記ロック状態にある場合に、専用の解除部材を前記係止部又は前記被係止部に当接させて所定の力で押込むことで当該係止部又は被係止部が変位して前記係止状態が解除され、前記ロック部材を前記ロック解除状態とすることが可能に構成されていることを特徴とする容器。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記係止部は、弾性変形可能な係止片と、前記係止片に設けられた係止突部とを備え、
前記係止突部、及び、前記被係止部は、前記ロック部材の前記ロック状態において互いに対向し、面同士で当接可能なロック規制面を備え、
前記保持部は、前記ロック部材が前記ロック解除状態にある場合に、前記係止突部と当接して前記ロック部材の前記ロック状態とされる側への変位を規制可能なアンロック規制部を備え、
前記係止突部又は前記アンロック規制部のうち一方は、前記ロック部材が前記ロック解除状態から前記ロック状態に変位する際に前記係止突部又は前記アンロック規制部のうち他方に当接するガイド傾斜部を備えていることを特徴とする請求項1に記載の容器。
【請求項3】
前記ロック部材は、所定の直線方向にスライド変位をする、又は、所定の軸線を中心に回動変位をすることにより、前記ロック状態と前記ロック解除状態とに状態変化可能に構成され、
前記ロック部材は、前記変位に際して操作される操作部を備え、
前記解除部材は、前記係止状態の解除に際し、前記ロック部材の変位方向に対して略直交する方向に押込む構成であることを特徴とする請求項2に記載の容器。
【請求項4】
前記保持部は、底部及び側部を具備し、前記ロック部材を収容可能なロック部材収容部と、底部及び側部を具備し、前記解除部材を挿入可能な解除部材挿入部とを備え、
前記解除部材挿入部は、前記ロック部材収容部の一部に対して前記容器の外方側において重複し、かつ、前記容器の外方側に露出して配置され、
前記解除部材挿入部の前記底部には、前記ロック部材収容部に連通する貫通孔が設けられ、
前記解除部材は、前記貫通孔に挿入可能とされ、前記貫通孔の深さよりも長い当接部を備えていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の容器。
【請求項5】
前記係止部は、前記解除部材の前記当接部の前記貫通孔への挿入方向の先方側に向けて前記係止部の前記係止状態が解除される側への変位方向から遠ざかる方向に傾斜する解除傾斜部を備え、
前記ロック部材が前記ロック状態にあり、かつ、前記係止部が前記係止状態にある場合に、前記容器の外部から前記貫通孔を介して前記解除傾斜部の少なくとも一部を視認可能に構成されていることを特徴とする請求項4に記載の容器。
【請求項6】
前記当接部は、前記貫通孔に挿入される際に前記解除傾斜部に当接可能な位置において前記解除傾斜部と略平行する方向に延在する当接部傾斜部を備えていることを特徴とする請求項5に記載の容器。
【請求項7】
前記貫通孔の縁部から前記貫通孔の内側に突出する突部を備え、
前記当接部には、前記当接部を前記貫通孔に挿入する場合に前記突部の挿入が許容される溝部が設けられていることを特徴とする請求項4に記載の容器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、物品の運搬等に使用される容器に関するものである。
続きを表示(約 2,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、物品の運搬等に使用される容器として、上方に開口する略箱状の容器本体と、容器本体の開口部を閉塞可能な蓋体とを備える容器が知られている。また、容器本体の開口部を閉塞した状態の蓋体と、容器本体との相対変位を規制するロック状態と、前記相対変位を許容するロック解除状態とに状態変化可能なロック部材を設けるといった技術がある(例えば、特許文献1等参照。)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実用新案登録第2522734号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上記特許文献1に記載の容器は、ロック部材がロック状態にあっても、ロック部材に対してロック解除状態側に変位させる力を加えさえすれば、ロック部材をロック解除状態とすることができ、当事者以外であっても容器を開封すること(容器本体の開口部を開放した形態とすること)ができてしまう。
【0005】
本発明は上記例示した問題点等を解決するためになされたものであって、その目的は、当事者以外による形態変化を抑止することのできる容器を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
以下、上記目的等を解決するのに適した各手段につき項分けして説明する。なお、必要に応じて対応する手段に特有の作用効果等を付記する。
【0007】
手段1.上方に開口する略箱状の容器本体と、前記容器本体の開口部を閉塞可能な蓋体と、前記容器本体の開口部を閉塞した状態の前記蓋体と、前記容器本体との相対変位を規制するロック状態と、前記相対変位を許容するロック解除状態とに状態変化可能なロック部材とを備える容器、又は、
複数の容器構成部材と、所定の前記容器構成部材と、当該所定の容器構成部材に隣接する前記容器構成部材との相対変位を規制するロック状態と、前記相対変位を許容するロック解除状態とに状態変化可能なロック部材とを備える容器において、
前記ロック部材を前記ロック状態及び前記ロック解除状態のどちらの状態でも保持可能な保持部を備え、
前記ロック部材、及び、前記保持部のうち、一方は係止部を備え、他方は前記ロック部材が前記ロック状態にある場合に前記係止部と係止状態とされる被係止部を備え、
前記ロック部材が前記ロック状態にある場合に、専用の解除部材を前記係止部又は前記被係止部に当接させて所定の力で押込むことで当該係止部又は被係止部が変位して前記係止状態が解除され、前記ロック部材を前記ロック解除状態とすることが可能に構成されていることを特徴とする容器。
【0008】
手段1によれば、ロック部材をロック解除状態とする際に専用の解除部材を用いる構成とすることで、係止部及び被係止部を容器の外部から接触不可能又は接触困難となるように配置することが可能な上、専用の解除部材を所有しない当事者以外の者がロック部材のロック状態を解除して容器の形態変化を生じさせる(例えば、密封状態にあった容器を開封する)ことを抑止することができる。従って、例えば、容器が運搬の途中で不正に開封され、収容物が覗かれたり抜き取られたりする等の事態を抑止することができ、セキュリティ性能の高い容器を提供することができる。また、例えば、容器の側壁部に開口部が設けられるとともに、当該開口部を開閉する扉体及び扉体に対応してロック部材が設けられる場合に、不用意に扉体が開放され、開口部を介して収容物が流失してしまうといった事態を抑止することができる。結果として、当事者以外の者によって容器が所期の形態から変化させられてしまうといった事態を防止することができ、当事者間の物品の運搬、保管等をより好適に行うことができる。
【0009】
手段2.前記係止部は、弾性変形可能な係止片と、前記係止片に設けられた係止突部とを備え、
前記係止突部、及び、前記被係止部は、前記ロック部材の前記ロック状態において互いに対向し、(平坦な)面同士で当接可能なロック規制面を備え、
前記保持部は、前記ロック部材が前記ロック解除状態にある場合に、前記係止突部と当接して前記ロック部材の前記ロック状態とされる側への変位を規制可能なアンロック規制部を備え、
前記係止突部又は前記アンロック規制部のうち一方は、前記ロック部材が前記ロック解除状態から前記ロック状態に変位する際に前記係止突部又は前記アンロック規制部のうち他方に当接するガイド傾斜部を備えていることを特徴とする手段1に記載の容器。
【0010】
手段2によれば、係止突部、及び、被係止部においてロック規制面が設けられていることにより、ロック部材のロック状態の安定化を図ることができる。また、保持部においてアンロック規制部が設けられていることにより、ロック部材のロック解除状態の安定化を図る(ロック部材が不用意にロック状態側に変位することを防止する)ことができる。さらに、アンロック規制部がロック解除状態にあるロック部材のロック状態側への変位を規制する際に当接する部位は係止突部である上、係止突部に設けられたガイド傾斜部がアンロック規制部に圧接することで係止部(係止片)の弾性変形が促され、係止部が弾性変形することでアンロック規制部による規制状態が解消される。このため、ロック解除状態にあるロック部材を作業者が意図してロック状態側へと変位させる場合には、ロック部材をロック状態側へ押すだけでロック状態側へと変位させることができ、ロック部材をロック状態とする際の作業性の向上等を図ることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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