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公開番号
2024098319
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-07-23
出願番号
2023001754
出願日
2023-01-10
発明の名称
容器
出願人
三甲株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B65D
6/18 20060101AFI20240716BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】ロック部材の下面に手をかけて容器を持ち上げることを防ぐことが求められている。
【解決手段】本開示の折畳コンテナ10は、短辺側壁11に備えられたロック部材40を押し下げ操作することで折り畳み可能になっている。そして、ロック部材40の下面には、短辺側壁11に設けられた持ち手部15よりも指をかけにくい指掛け規制部60が形成されている。指掛け規制部60は、前板41の下縁部の中央部41Dから突出し、下りながら短辺側壁11の外面へ近づいている。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
容器の一側壁の少なくとも一部である可動壁部の外面に備えられたロック部材が移動操作されると、前記可動壁部が取り外し又は回動可能になる容器において、
容器を持ち上げるための持ち手部と、
前記ロック部材の下面に配され、前記可動壁部の外面寄り位置まで下る指掛け規制部と、を備え、
前記指掛け規制部の最下端部は、前記持ち手部よりも、容器の内外方向において、水平部分の長さが短くなっている容器。
続きを表示(約 770 文字)
【請求項2】
前記ロック部材には、容器の外側方へ開口して指を掛けることが可能なロック解除操作部が設けられ、
前記指掛け規制部は、前記可動壁部の横方向において前記ロック解除操作部と重なる範囲又は前記ロック解除操作部を挟んで隣接する位置に配されている請求項1に記載の容器。
【請求項3】
前記ロック解除操作部は、容器の外側方へ開放した環状のリブを有し、
正面から見て、前記リブの下縁部は、前記指掛け規制部と重なり、
前記リブの下面における、容器の内外方向での途中部分に前記指掛け規制部が連絡している請求項2に記載の容器。
【請求項4】
前記ロック部材の下面には、前記指掛け規制部の隣に、隣接水平部が設けられ、
前記指掛け規制部の下端は、前記隣接水平部よりも下方に位置する請求項1に記載の容器。
【請求項5】
前記指掛け規制部の上端は、前記隣接水平部よりも上方に位置する請求項4に記載の容器。
【請求項6】
前記可動壁部のロックの解除は、前記ロック部材が押し下げ操作されることで行われ、
前記ロック部材は、前記隣接水平部から又は前記隣接水平部の後方を通って下方に突出して下端部が前記可動壁部の外面に設けられた水平リブに当接し、前記ロック部材を上方へ付勢するためのバネ片を備える請求項4に記載の容器。
【請求項7】
前記指掛け規制部は、前記可動壁部の外面側へ延びたのち下方へ屈曲しさらに前記可動壁部の外面側へ屈曲して延びた架空のクランクにおいて上下の角部を湾曲させかつその湾曲部同士をつなげた形状になっていて、下側の湾曲部の曲率半径が、上側の湾曲部の曲率半径よりも大きくなっている請求項1から6の何れか1の請求項に記載の容器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、一側壁の少なくとも一部である可動壁部が取り外し又は回動可能な容器に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、この種の容器として、可動壁部を取り外し又は回動する際に、可動壁部の外面に備えられたロック部材の移動操作が必要なものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実公平6-8022号公報(図1等)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述した従来の容器においては、ロック部材の下面に手をかけて容器を持ち上げることを防ぐことが求められている。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の容器は、容器の一側壁の少なくとも一部である可動壁部の外面に備えられたロック部材が移動操作されると、前記可動壁部が取り外し又は回動可能になる容器において、容器を持ち上げるための持ち手部と、前記ロック部材の下面に配され、前記可動壁部の外面寄り位置まで下る指掛け規制部と、を備え、前記指掛け規制部の最下端部は、前記持ち手部よりも、容器の内外方向において、水平部分の長さが短くなっている容器である。
【発明の効果】
【0006】
本開示に係る容器によれば、ロック部材の指掛け規制部に指をかけて容器を持ち上げようとすると、指がすべったり、指がかかる面積が小さかったりして、指をかけにくいと感じさせ、より指をかけやすい持ち手部に指をかけるように誘導することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本開示の一実施形態に係る折畳コンテナの斜視図
短辺側壁を畳んだ状態の折畳コンテナの斜視図
折畳状態の折畳コンテナの斜視図
短辺側壁及びロック部材の斜視図
ロック部材の正面図
折畳コンテナのロック解除操作部近傍の斜視図
短辺側壁の側断面図
ロック部材の指掛け規制部近傍の側断面図
ロック部材の側断面図
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図1~図9を参照して、本開示の折畳コンテナ10(特許請求の範囲中の「容器」に相当する)について説明する。図1に示すように、折畳コンテナ10は、平面形状が長方形で上面が開放した直方体構造になっている。また、折畳コンテナ10は、底壁30と、その底壁30における1対の短辺側の外縁部に回動可能に連結された1対の短辺側壁11(特許請求の範囲中の「一側壁」、「可動壁部」に相当する)と、底壁30における1対の長辺側の外縁部に回動可能に連結された1対の長辺側壁21と、を有している。そして、折畳コンテナ10は、短辺及び長辺の側壁11,21を底壁30から起立させて互いに連結した組立状態(図1参照)と、底壁30の上に短辺側壁11を重ねるように折り畳んでから(図2参照)、それら短辺側壁11の上に長辺側壁21を折り重ねた折畳状態(図3参照)とに変更することができる。
【0009】
底壁30は、外縁から起立した枠状突部31を備える。枠状突部31は、底壁30の1対の短辺から突出した短辺底突部32と、1対の長辺から突出した長辺底突部33と、を有している。長辺底突部33は、短辺底突部32よりも高くなっている。また、底壁30の下面からは、段積嵌合部35が下方に突出している。図1及び図3に示すように、短辺底突部32及び長辺底突部33には、それぞれの長手方向に間隔を空けて複数のアーム受容凹部32A,33Aが形成されている。
【0010】
短辺側壁11及び長辺側壁21の下端部からは、アーム受容凹部32A,33Aに対応した複数のヒンジアーム11R,21Rが垂下されている。各ヒンジアーム11R,21Rは、図示しないヒンジ軸が抜け止めされた状態で底壁30のアーム受容凹部32A,33Aに受容される。そして、短辺側壁11及び長辺側壁21は、ヒンジ軸を中心にして底壁30に対して回動し、起立姿勢(図1参照)と水平姿勢(図2参照)とに変更することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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