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公開番号2024170661
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-10
出願番号2024161395,2020187042
出願日2024-09-18,2020-11-10
発明の名称容器
出願人三甲株式会社
代理人弁理士法人コスモス国際特許商標事務所
主分類B65D 81/38 20060101AFI20241203BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】内側部材と外側部材との二重構造であり高剛性な容器を提供すること。
【解決手段】本開示に係る容器1は,外側容器部材2と,外側容器部材2の内側に配置される内側容器部材3とを有し,外側容器部材2および内側容器部材3がいずれも合成樹脂で構成され,内側容器部材3は,内側底壁構成部30の縁辺部の上方に設けられた内側側壁構成部31と,内側側壁構成部31における内側底壁構成部30より上方の位置の外側から下向きに延びて形成された第1対向壁部33と,内側側壁構成部31の外面に連結して設けられた規制部34とを有し,外側容器部材2は,外側底壁構成部20の縁辺部の上方に設けられ,内側容器部材3と組付けられた状態では上端22が第1対向壁部33と規制部34との間に位置する外側側壁構成部21を有する。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
外側容器部材と,前記外側容器部材の内側に配置される内側容器部材とを有する容器であって,
前記外側容器部材および前記内側容器部材がいずれも合成樹脂で構成され,
前記内側容器部材は,
内側底壁構成部と,
前記内側底壁構成部の縁辺部の上方に設けられた内側側壁構成部と,
前記内側側壁構成部における前記内側底壁構成部より上方の位置の外側から下向きに延びて形成された第1対向壁部と,
前記内側側壁構成部の外面に連結して設けられた規制部とを有し,
前記外側容器部材は,
外側底壁構成部と,
前記外側底壁構成部の縁辺部の上方に設けられ,前記内側容器部材と組付けられた状態では上端が前記第1対向壁部と前記規制部との間に位置する外側側壁構成部とを有する容器。
続きを表示(約 990 文字)【請求項2】
請求項1に記載の容器であって,
前記内側容器部材は,前記内側側壁構成部における前記内側底壁構成部より上方の位置の外側から下向きに延びて形成され,前記内側側壁構成部と前記第1対向壁部との間に位置する第2対向壁部を有し,
前記規制部は,前記第2対向壁部の内面にも連結しており,
前記規制部の外端と前記第2対向壁部の外面とが段差なく繋がっている容器。
【請求項3】
請求項1又は請求項2に記載の容器であって,
前記内側容器部材は,前記規制部における下端から外端に掛けての範囲に設けられ,下から上へ向かうにつれて内側から外側に張り出す傾斜部を有する容器。
【請求項4】
外側容器部材と,前記外側容器部材の内側に配置される内側容器部材とを有する容器であって,
前記外側容器部材および前記内側容器部材がいずれも合成樹脂で構成され,
前記内側容器部材は,
内側底壁構成部と,
前記内側底壁構成部の縁辺部の上方に設けられた内側側壁構成部と,
前記内側側壁構成部における前記内側底壁構成部より上方の位置の外側から下向きに延びて形成された第1対向壁部と,
前記内側側壁構成部における前記内側底壁構成部より上方の位置から外向きに設けられた横壁部とを有し,
前記第1対向壁部は,前記横壁部における前記内側側壁構成部より外側の部位から下向きに延びて形成されており,
前記外側容器部材は,
外側底壁構成部と,
前記外側底壁構成部の縁辺部の上方に設けられ,前記内側容器部材と組付けられた状態では上端が前記第1対向壁部と前記内側側壁構成部との間に位置する外側側壁構成部とを有し,さらに,
前記内側容器部材に設けられた,少なくとも前記横壁部の下面と前記第1対向壁部の内面とに連結し,前記外側容器部材と前記内側容器部材とを組付けた状態で前記外側側壁構成部の上端と前記横壁部の下面との間に隙間を形成させるリブと,
前記外側容器部材に設けられた,前記外側側壁構成部の上端に連結し,前記外側容器部材と前記内側容器部材とを組付けた状態で前記外側側壁構成部の上端と前記横壁部の下面との間に隙間を形成させる凸部との少なくとも一方を有する容器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示技術は,容器に関するものである。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来の容器の一例として,特許文献1に記載されている「通函」を挙げることができる。同文献の通函は,内装体と外装体との間に断熱層を設けたものである。内装体および外装体はいずれも合成樹脂製である。同文献の技術では,内装体と外装体との接合箇所を嵌合溝に嵌合突部を嵌入させる構造としている。これにより嵌合箇所におけるビス止めの必要性を廃している。内装体と外装体との間の空間への水等の侵入の可能性を減らすためである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実公昭59-11099号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら前記した従来の技術には,次のような問題点があった。上記公報の通函は,内装体と外装体との二重構造であるのに剛性が低いのである。内装体と外装体との間の断熱層が,内装体および外装体のいずれに対しても,単に接触しているのみで接合されておらず,強度メンバーとして機能しないためである。
【0005】
本開示技術は,前記した従来の技術が有する問題点を解決するためになされたものである。すなわちその課題とするところは,内側部材と外側部材との二重構造であり高剛性な容器を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示技術の一態様における容器は,外側容器部材と,外側容器部材の内側に配置される内側容器部材とを有する容器であって,外側容器部材および内側容器部材がいずれも合成樹脂で構成され,内側容器部材は,内側底壁構成部と,内側底壁構成部の縁辺部の上方に設けられた内側側壁構成部と,内側側壁構成部における内側底壁構成部より上方の位置の外側から下向きに延びて形成された第1対向壁部と,内側側壁構成部の外面に連結して設けられた規制部とを有し,外側容器部材は,外側底壁構成部と,外側底壁構成部の縁辺部の上方に設けられ,内側容器部材と組付けられた状態では上端が第1対向壁部と規制部との間に位置する外側側壁構成部とを有するものである。
【0007】
上記態様における容器ではさらに,内側容器部材は,内側側壁構成部における内側底壁構成部より上方の位置の外側から下向きに延びて形成され,内側側壁構成部と第1対向壁部との間に位置する第2対向壁部を有し,規制部は,第2対向壁部の内面にも連結しており,規制部の外端と第2対向壁部の外面とが段差なく繋がっていることが望ましい。
【0008】
前述の態様の容器ではまた,内側容器部材は,規制部における下端から外端に掛けての範囲に設けられ,下から上へ向かうにつれて内側から外側に張り出す傾斜部を有することが望ましい。
【0009】
本開示技術の別の一態様における容器は,外側容器部材と,外側容器部材の内側に配置される内側容器部材とを有する容器であって,外側容器部材および内側容器部材がいずれも合成樹脂で構成され,内側容器部材は,内側底壁構成部と,内側底壁構成部の縁辺部の上方に設けられた内側側壁構成部と,内側側壁構成部における内側底壁構成部より上方の位置の外側から下向きに延びて形成された第1対向壁部と,内側側壁構成部における内側底壁構成部より上方の位置から外向きに設けられた横壁部とを有し,第1対向壁部は,横壁部における内側側壁構成部より外側の部位から下向きに延びて形成されており,外側容器部材は,外側底壁構成部と,外側底壁構成部の縁辺部の上方に設けられ,内側容器部材と組付けられた状態では上端が第1対向壁部と内側側壁構成部との間に位置する外側側壁構成部とを有し,さらに,内側容器部材に設けられた,少なくとも横壁部の下面と第1対向壁部の内面とに連結し,外側容器部材と内側容器部材とを組付けた状態で外側側壁構成部の上端と横壁部の下面との間に隙間を形成させるリブと,外側容器部材に設けられた,外側側壁構成部の上端に連結し,外側容器部材と内側容器部材とを組付けた状態で外側側壁構成部の上端と横壁部の下面との間に隙間を形成させる凸部との少なくとも一方を有するものである。
【発明の効果】
【0010】
本開示技術によれば,内側部材と外側部材との二重構造であり高剛性な容器が提供されている。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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