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公開番号
2024177505
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-19
出願番号
2024176284,2021114095
出願日
2024-10-08,2021-07-09
発明の名称
容器
出願人
三甲株式会社
代理人
個人
主分類
B65D
6/18 20060101AFI20241212BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】保冷・保温性の向上を図ることができる容器を提供する。
【解決手段】短辺側側壁部8は、短辺側ベース構成部11と短辺側内面構成部13とを備え、その間には発泡樹脂製の断熱部材10が設けられる。短辺側ベース構成部11は、枠状の短辺側枠壁部19を備え、短辺側枠壁部19は間に短辺側挿入空間23cを形成する短辺側内側先端壁部23a及び短辺側外側先端壁部23bを備える。短辺側内面構成部13は、枠状の短辺側直交壁部28を備え、短辺側直交壁部28は短辺側挿入空間23cに挿入される短辺側挿入先端壁部29を備える。また、短辺側挿入先端壁部29から外方に突出する短辺側周状突部111が設けられ、短辺側挿入先端壁部29の先端部29aには短辺側先端切欠き部112が設けられ、短辺側周状突部111には短辺側直交壁部28の周方向において短辺側先端切欠き部112とは異なる位置に短辺側中間切欠き部113が設けられる。
【選択図】 図20
特許請求の範囲
【請求項1】
平面視略矩形状をなす底壁部、及び、前記底壁部の側辺部に沿って上方に突出する土台部を具備する底壁構成部と、
前記底壁構成部の前記土台部に対して、前記底壁部の各側辺部の上方に立設される起立姿勢と、前記底壁部の中央部側に倒される折畳姿勢との間を回動変位可能に連結された一対の側壁部と、他の一対の側壁部とを備え、
全ての前記側壁部が前記起立姿勢とされた組立状態と、全ての前記側壁部が前記折畳姿勢とされた折畳状態とに状態変化可能な容器において、
前記各側壁部、及び、前記底壁構成部は、それぞれ第1部材と、前記第1部材との間に内部空間を形成する第2部材とにより構成され、
前記第1部材、及び、前記第2部材は合成樹脂により構成され、
前記内部空間には、発泡樹脂製の断熱部材が設けられ、
前記第1部材、及び、前記第2部材のうち前記内部空間を画定する部位の少なくとも一部において、前記断熱部材との接合のための反応活性が付与された活性化表面処理済み領域が設けられ、
前記断熱部材が前記活性化表面処理済み領域に接合されていることを特徴とする容器。
続きを表示(約 660 文字)
【請求項2】
前記各側壁部の前記第1部材は、正面視略矩形状をなす内面ベース壁部と、前記内面ベース壁部の外周縁から容器の外方側に延出する略四角枠状の第1合わせ壁部とを備えていることを特徴とする請求項1に記載の容器。
【請求項3】
前記一対の側壁部の前記第2部材は、側縁部からそれぞれ容器の内方側に突出する係止構成部を備え、
前記他の一対の側壁部の前記第2部材は、前記係止構成部と略当接して係止される被係止構成部を備え、
前記各側壁部の前記第2部材は、外側部位を構成することを特徴とする請求項1又は2に記載の容器。
【請求項4】
前記各側壁部の前記第2部材は、側方に突出する一対の軸突部を備え、
前記底壁構成部の前記第2部材は、前記底壁構成部の上側部位を構成し、前記各側壁部を回動可能に支持するための軸受部を備えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の容器。
【請求項5】
前記他の一対の側壁部は、側方に突出する一対の軸突部を備え、
前記底壁構成部は、前記他の一対の側壁部を回動可能に支持するための軸受部を備え、
前記軸受部は、上下方向に溝状に延び、上部には、前記軸受部の内面から前記容器本体の内方側に突出するストッパーが設けられ、
前記ストッパーの上面は傾斜しており、前記ストッパーの下面は前記軸受部の内面に対して略垂直方向に近い角度をなしていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の容器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、物品の運搬等に使用される容器に関するものである。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、物品の運搬等に使用される容器として、平面視略矩形状をなす底壁構成部、及び、底壁構成部の各側辺部からそれぞれ上方に延出する側壁部を備える容器本体と、容器本体に対して着脱自在に被せられる蓋体とを備える容器が知られている。また、容器本体、及び、蓋体をそれぞれ容器の外側を構成する外側部材と、容器の内側を構成する内側部材とを組付けて内部空間が形成されるように構成するとともに、当該内部空間に断熱部材を設けて、保冷・保温性を高めるといった技術がある(例えば、特許文献1等参照。)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平9-202365号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、側壁部や底壁構成部が変形し易く、剛性等が低くなってしまうことが懸念される。
【0005】
本発明は、上記例示した問題点等を解決するためになされたものであって、その目的は、各側壁部、及び、底壁構成部、ひいては、容器の形状の安定化、及び、強度・剛性の向上等を図ることができる容器を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
以下、上記目的等を解決するのに適した各手段につき項分けして説明する。なお、必要に応じて対応する手段に特有の作用効果等を付記する。
【0007】
手段1.平面視略矩形状をなす底壁部、及び、前記底壁部の側辺部に沿って上方に突出する土台部を具備する底壁構成部と、
前記底壁構成部の前記土台部に対して、前記底壁部の各側辺部の上方に立設される起立姿勢と、前記底壁部の中央部側に倒される折畳姿勢との間を回動変位可能に連結された一対の側壁部と、他の一対の側壁部とを備え、
全ての前記側壁部が前記起立姿勢とされた組立状態と、全ての前記側壁部が前記折畳姿勢とされた折畳状態とに状態変化可能な容器において、
前記各側壁部、及び、前記底壁構成部は、それぞれ第1部材と、前記第1部材との間に内部空間を形成する第2部材とにより構成され、
前記第1部材、及び、前記第2部材は合成樹脂により構成され、
前記内部空間には、発泡樹脂製の断熱部材が設けられ、
前記第1部材、及び、前記第2部材のうち前記内部空間を画定する部位の少なくとも一部において、前記断熱部材との接合のための反応活性が付与された活性化表面処理済み領域が設けられ、
前記断熱部材が前記活性化表面処理済み領域に接合されていることを特徴とする容器。
【0008】
側壁部や底壁構成部の内部空間に対し断熱部材を好適に設けるべく、内部空間を仕切るようなリブ等を設けない構成とする場合、側壁部や底壁構成部が変形し易く、剛性等が低くなってしまうことが懸念される。
【0009】
この点、手段1によれば、第1部材、及び、第2部材に活性化表面処理済み領域を設けることで、活性化表面処理済み領域において、第1部材、及び、第2部材と、断熱部材とを好適に接合させることができ、ひいては、断熱部材を介して、第1部材と、第2部材とを連結させることができる。従って、第1部材、第2部材、及び、断熱部材が一体化することとなり、各側壁部、及び、底壁構成部、ひいては、容器の形状の安定化、及び、強度・剛性の向上等を図ることができる。結果として、各側壁部、及び、底壁構成部の内部空間に断熱部材が好適に設けられる上、各側壁部、及び、底壁構成部の各連結部位における意図していない隙間等の形成を回避することができ、各側壁部、及び、底壁構成部、ひいては、容器の保冷・保温性の向上を図ることができる。
【0010】
手段2.前記各側壁部の前記第1部材は、正面視略矩形状をなす内面ベース壁部と、前記内面ベース壁部の外周縁から容器の外方側に延出する略四角枠状の第1合わせ壁部とを備えていることを特徴とする手段1に記載の容器。
(【0011】以降は省略されています)
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