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公開番号2025016086
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-31
出願番号2023119124
出願日2023-07-21
発明の名称パレット補助具及びパレットセット
出願人三甲株式会社
代理人個人,個人
主分類B65D 19/44 20060101AFI20250124BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】パレットの汎用性を維持しつつ円柱形の荷物の運搬も可能とすることが求められている。
【解決手段】本開示のパレット補助具10は、長方形板状の下側分割体11と台形ブロック状の上側分割体30とを有する。下側分割体11の下面の垂下部20がパレット100の外側壁に当接するように下側分割体11がパレット100に載置されることで、下側分割体11がパレット100に対して位置決めされる。この状態では、下側分割体11の土手部13側の長辺部が、パレット100の外縁より外方に張り出している。そして、下側分割体11の長辺部に、荷物90の円周面に宛がわれる斜面33を有する上側分割体30が取り付けられる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
パレット上に載置され、円柱形の荷物の転動を規制するパレット補助具であって、
前記荷物の外周面に宛がわれる転動規制斜面を有し、前記転動規制斜面の上部が前記パレットから側方にはみ出す拡張状態で使用可能なパレット補助具。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
上下に重ね合わされてパレット補助具を構成しかつ互いに分離可能な上側分割体及び下側分割体と、
前記下側分割体の下面から突出し、前記拡張状態で、前記パレットの上面の被係合部又は前記パレットの外側面に係合する係合部と、
前記下側分割体及び前記上側分割体の重ね合わせ面に設けられ、互いに係合する凹凸係合部と、を備え、
前記転動規制斜面は前記上側分割体に配置されている請求項1に記載のパレット補助具。
【請求項3】
前記下側分割体の前記凹凸係合部は、前記上側分割体を2つの前記下側分割体に跨る状態に位置決め可能になっている請求項2に記載のパレット補助具。
【請求項4】
前記下側分割体の前記凹凸係合部は、前記上側分割体を、前記転動規制斜面が前記パレットからはみ出す第1位置と、前記転動規制斜面の前記パレットからのはみ出し量が前記第1位置よりも小さい又は前記転動規制斜面の全体が前記パレット上に配される第2位置と、の一方に選択的に取り付け可能となっている請求項2に記載のパレット補助具。
【請求項5】
前記パレット補助具の下面から突出し、前記拡張状態で、前記パレットの上面の被係合部又は前記パレットの外側面に係合する係合部を備え、
前記係合部により前記パレット補助具が位置決めされた状態で、前記転動規制斜面の一部が前記パレットから側方に張り出し、前記転動規制傾斜面の一部以外が前記パレット上に位置する請求項1に記載のパレット補助具。
【請求項6】
請求項2から4の何れか1の請求項に記載のパレット補助具と、前記パレットと、を備えるパレットセットであり、
複数の前記下側分割体が協働して、又は、1つの前記下側分割体が、前記パレットの上面を覆い、前記下側分割体が前記荷物を支持するパレットセット。
【請求項7】
請求項2から4の何れか1の請求項に記載のパレット補助具と、前記パレットと、を備えるパレットセットであり、
前記下側分割体は、前記係合部により位置決めされた状態で、前記パレットから側方にはみ出す張出部を備え、
前記上側分割体は、前記転動規制斜面を前記パレットの外側に向けた向きで、前記パレットが載置される載置面と前記下側分割体の前記張出部との間に少なくとも一部を嵌め込み可能となっているパレットセット。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、パレットで円柱形の荷物を運搬する際に用いられるパレット補助具及びそのパレット補助具を有するパレットセットに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来、円柱形の荷物を運搬するためにその転動を規制する転動規制斜面を備えるパレットが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2005-324838号公報(図1等)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述したパレットは円柱形の荷物の運搬に特化しており汎用性に欠けていた。これに鑑みて、パレットの汎用性を維持しつつ円柱形の荷物の運搬も可能とすることが求められている。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するためになされた発明の一態様は、パレット上に載置され、円柱形の荷物の転動を規制するパレット補助具であって、前記荷物の外周面に宛がわれる転動規制斜面を有し、前記転動規制斜面の上部が前記パレットから側方にはみ出す拡張状態で使用可能なパレット補助具である。
【発明の効果】
【0006】
発明の一態様によれば、パレットにパレット補助具を取り付けることで円柱形の荷物を安定して積載できるので、パレットの汎用性を維持しつつ円柱形の荷物の運搬も可能とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、パレット補助具が取り付けられたパレットの斜視図
図2は、パレットの斜視図
図3は、パレット補助具が取り付けられたパレットの斜視図
図4は、下側分割体の斜視図
図5は、下側分割体の下面側斜視図
図6は、パレット補助具が取り付けられたパレットの下面側斜視図
図7Aは、上側分割体の斜視図、図7Bは、上側分割体の下面側斜視図
図8は、パレット補助具が使用されたパレットの斜視図
図9は、パレット補助具が使用されたパレットの側面図
図10は、第2実施形態に係る下側分割体の斜視図
図11は、第2実施形態に係るパレット補助具の斜視図
図12は、第2実施形態に係るパレット補助具の斜視図
図13は、変形例に係るパレット補助具が使用されたパレットの側面図
図14は、変形例に係るパレット補助具が使用されたパレットの側面図
【発明を実施するための形態】
【0008】
[第1実施形態]
図1から図9に基づいて、第1実施形態に係るパレット補助具10について説明する。図1に示されるように、パレット補助具10は、円柱形の荷物90を運搬する際にパレット100に取り付けられて使用される。円柱形の荷物90としては、例えば、フィルム、樹脂シート、金属箔、紙類等のシートを巻き取ったロール体や、円筒体、円柱体が考えられる。
【0009】
図2に示されるパレット100は、例えば、樹脂製パレットであり、四角形状のデッキボード101の下面に複数の桁部102を備え、それら桁部102同士の間がフォーク挿入空間103になっている。桁部102は、パレット100の4隅と各側辺部の中央、及び、パレット100の中央に配されている。デッキボード101には、縦横に延びた複数のリブ101Aが張り巡らされ、複数の貫通孔101Bが形成されている。
【0010】
図3に示すように、パレット補助具10は、長方形板状の下側分割体11と台形ブロック状の上側分割体30とを有する。下側分割体11の平面形状は、パレット100の平面形状を4等分したものより一回り大きい形状になっていて、4枚の下側分割体11が協働してパレット100の上面の略全体を覆う。4枚の下側分割体11においては、パレット100の各対角線上に位置する2枚の下側分割体11がそれぞれ同じ形状になっていて、縦横で隣り合う下側分割体11同士は線対称の形状になっている。また、各下側分割体11のうちパレット100のコーナー部に位置する部分は、面取りされて丸みを帯びた面取り部11Aとなっている。以下、下側分割体11における長手方向を第1水平方向H1とし、短手方向を第2水平方向H2とする。
(【0011】以降は省略されています)

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