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公開番号
2025041384
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-26
出願番号
2023148641
出願日
2023-09-13
発明の名称
箱形容器
出願人
三甲株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B65D
6/08 20060101AFI20250318BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】箱形容器において、底部を破損しにくくすることが求められている。
【解決手段】本開示の箱形容器10は、底部12が、全体的に、縦横に延びる複数の梁16が互いに交差した格子構造をなし、梁16同士の交差部22として、たすき掛け構造の第1交差部22Aと、第1交差部22Aよりも樹脂の密度が大きい井桁構造の第2交差部22Bとが、備えられている。そして、底中央部12Eが底周辺部12Fよりも第2交差部22Bの割合が高くなっている。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
複数の梁が格子状に交差した構造の底部を備え、前記底部の外縁部のみに脚部を有する樹脂製の箱形容器であって、
前記梁同士の交差部として、第1交差部と、前記第1交差部よりも樹脂の密度が大きい第2交差部と、を備え、
前記底部のうち前記外縁部よりも内側の領域においては、その中央部である底中央部が、前記底中央部以外の底周辺部よりも、前記第2交差部の割合が高くなっている箱形容器。
続きを表示(約 710 文字)
【請求項2】
前記梁は、水平方向で対向する1対のリブの上端同士が連絡された溝形をなし、
前記底部のうち前記梁に囲まれた部分は貫通孔をなし、
前記底中央部には、前記梁の下端部から前記貫通孔の内側に張り出す下端突出部が設けられている請求項1に記載の箱形容器。
【請求項3】
前記下端突出部が配された前記貫通孔が、少なくとも十字状に縦横に連続して並んでいる請求項2に記載の箱形容器。
【請求項4】
前記底中央部には、前記下端突出部が配された前記貫通孔の隣の前記貫通孔に、前記梁の上端部から前記貫通孔の内側に張り出す上端突出部が配されている請求項3に記載の箱形容器。
【請求項5】
前記梁は、前記底周辺部では、下方に開放した溝形をなしていて、前記底中央部では、上方に開放した溝形をなしている請求項1に記載の箱形容器。
【請求項6】
各前記梁は、水平方向で対向する1対のリブを有し、
前記第2交差部は、縦横の1対ずつの前記リブが直交した井桁構造になっていて、
前記第1交差部は、縦横の1対ずつの前記リブがたすき掛け状にクロスしたたすき掛け構造になっている請求項1から5の何れか1の請求項に記載の箱形容器。
【請求項7】
各前記梁は、水平方向で対向する1対のリブを有し、
前記梁における前記交差部同士の間の少なくとも一部には、前記1対のリブの間を連絡する連絡リブが配され、
前記底中央部の前記連絡リブは、前記底周辺部の前記連絡リブよりも厚い請求項1から5の何れか1の請求項に記載の箱形容器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、樹脂製の箱形容器に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、この種の箱形容器として、複数の梁が格子状に交差した構造の底部を備え、前記底部(12)の外縁部のみに脚部を有するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-171314号公報(図1,3)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述した従来の箱形容器においては、底部を破損しにくくすることが求められている。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記目的を達成するためになされた請求項1の箱形容器は、複数の梁が格子状に交差した構造の底部を備え、前記底部の外縁部のみに脚部を有する樹脂製の箱形容器であって、前記梁同士の交差部として、第1交差部と、前記第1交差部よりも樹脂の密度が大きい第2交差部と、を備え、前記底部のうち前記外縁部よりも内側の領域においては、その中央部である底中央部が、前記底中央部以外の底周辺部よりも、前記第2交差部の割合が高くなっている箱形容器である。
【発明の効果】
【0006】
底部の外縁部のみに脚部を有する箱型容器では、重い荷物を入れた際に、底部の中央部が下方に撓み、破損することが考えられる。これに対して、請求項1の箱形容器によれば、破損しやすい底中央部が、底中央部以外の底周辺部よりも、梁同士の交差部における樹脂の密度が大きくなっているため、底中央部が補強され、底部を破損しにくくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、第1実施形態に係る箱形容器の斜視図
図2は、折り畳み状態の箱形容器の斜視図
図3は、パレットベースの斜視図
図4は、長側壁が半開き姿勢になった箱形容器の斜視図
図5は、パレットベースの下面側の斜視図
図6は、底中央部近傍の側断面図
図7は、底中央部近傍の下面側の拡大斜視図
図8は、底中央部近傍の側断面図
図9は、底中央部近傍の拡大斜視図
図10は、変形例に係るパレットベースの斜視図
図11は、変形例に係るパレットベースの下面側の斜視図
【発明を実施するための形態】
【0008】
[第1実施形態]
以下、図1から図9を参照して、第1実施形態の箱形容器10について説明する。図1に示される箱形容器10は、所謂、「折り畳み式のボックスパレット」であって、パレットベース11の外縁部に1対の短側壁30,30と1対の長側壁40,40とを回動可能に組み付けてなり、図1に示される組み立て状態と、図2に示される折り畳み状態とに変形可能である。なお、これら箱形容器10を構成するパレットベース11、短側壁30及び長側壁40等の容器構成部品は、何れも、例えばガラス長繊維を含んだ樹脂の射出成形品になっている。
【0009】
図3に示すように、パレットベース11は、平面形状が長方形の底部12の下面四隅から桁部13(「脚部」に相当する)が突出した構造をなし、それら桁部13によって底部12の下方にフォークリフトのフォークが挿入される空間が形成されるようになっている。
【0010】
底部12の上面における1対の長辺側の外縁部からは、1対の長辺土手部14,14が突出し、1対の短辺側の外縁部からは、1対の短辺土手部15,15が突出している。短辺土手部15は、長辺土手部14よりも高くなっている。これら短辺土手部15及び長辺土手部14には、ヒンジ凹部15U,14Uが複数形成されており、これらヒンジ凹部15U,14Uに、短側壁30及び長側壁40のヒンジ部31,45が連結される(図4参照)。各ヒンジ凹部15U,14Uは、上面と内面とに開放し、内側の両側部に規制壁15T,14Tを有している。
(【0011】以降は省略されています)
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