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公開番号2025059584
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-10
出願番号2023169746
出願日2023-09-29
発明の名称蓋体及び容器
出願人三甲株式会社
代理人弁理士法人 HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
主分類B65D 6/18 20060101AFI20250403BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】蓋体の上面に形成された突部の近傍に液体を残存し難くすることを目的とする。
【解決手段】容器本体の上方に形成された開口を塞ぐ第1蓋体(20)であって、第1蓋体(20)の上面から上方に向かって突出する突出部(27)の少なくとも第1蓋体(20)の中央部側を向く面には、突出部(27)に向かって流れる第1蓋体(20)上の液体を第1蓋体(20)の外部に排出する方向へ案内する案内形状部(270)が形成されている。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
容器本体の上方に形成された開口を塞ぐ蓋体であって、
上面から上方に向かって突出する突出部を有し、
前記突出部の少なくとも前記蓋体の中央部側を向く面には、前記突出部に向かって流れる前記蓋体上の液体を前記蓋体の外部に排出する方向へ案内する案内形状部が形成されている、蓋体。
続きを表示(約 820 文字)【請求項2】
前記蓋体は、相対する一対の第1側辺部と、相対する一対の第2側辺部と、を含み、
前記案内形状部は、前記一対の第2側辺部の対向方向において、前記一対の第2側辺部のうち一方の第2側辺部側から、他方の第2側辺部側に向かって延びる案内面を有し、前記案内面によって、前記突出部に向かって流れる前記蓋体上の液体を前記蓋体の外部に排出する方向へ案内する、請求項1に記載の蓋体。
【請求項3】
前記案内形状部は、前記対向方向において、前記一方の第2側辺部側から、前記他方の第2側辺部側に向かうにつれ先細りするテーパー形状である、請求項2に記載の蓋体。
【請求項4】
前記案内形状部を平面視したとき、前記案内形状部は三角形状、又は湾曲形状である、請求項3に記載の蓋体。
【請求項5】
前記案内形状部の上面は、前記突出部の上端側から前記蓋体の上面側に向かって傾斜する傾斜部を有している、請求項1に記載の蓋体。
【請求項6】
容器本体と、
請求項1から5のいずれか1項に記載の蓋体と、を備える容器であって、
前記容器は、上下方向に前記容器を複数積み重ねて配置する段積みが可能であり、
前記容器本体には、前記容器が段積された状態において上側の前記容器の変位を規制可能な規制突部が形成され、
前記突出部には、前記蓋体が前記開口を閉じた状態である閉位置に位置した状態にて前記規制突部が挿通される切欠き、又は挿通孔が形成されている、容器。
【請求項7】
容器本体と、
請求項1から5のいずれか1項に記載の蓋体と、を備える容器であって、
前記容器は、上下方向に前記容器を複数積み重ねて配置する段積みが可能であり、
前記突出部は、前記容器が段積された状態において上側の前記容器の変位を規制可能である、容器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、容器の上方に形成された開口を塞ぐ蓋体及び蓋付きの容器に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、例えば特許文献1のように、段積み可能な蓋体付の容器が知られている。特許文献1の容器の蓋体には、蓋体の上面から上方に向かって突出する、平面視にて矩形状の突部が形成されている。蓋体の突部は、上側に積み重ねられた容器の底部と当接することで、上側の容器の変位を防止している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2006-103694号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、蓋体上には、例えば雨水又は容器を洗浄した際の洗浄液等、液体が溜まることが有る。この場合、容器を傾ける等して蓋体上の液体を蓋体の外部に排出することが考えられる。
【0005】
しかしながら、特許文献1の容器では、容器を傾けて蓋体上の液体を排出したとしても、矩形状の突部が液体の排出の妨げになると共に、突部の蓋体の中央を向く面側に水が溜まりやすい。そのため、突部の近傍に液体が残存してしまう可能性が有った。
【0006】
本発明の一態様は、蓋体の上面に形成された突部の近傍に液体を残存し難くすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る蓋体は、容器本体の上方に形成された開口を塞ぐ蓋体であって、上面から上方に向かって突出する突出部を有し、前記突出部の少なくとも前記蓋体の中央部側を向く面には、前記突出部に向かって流れる前記蓋体上の液体を前記蓋体の外部に排出する方向へ案内する案内形状部が形成されている。
【発明の効果】
【0008】
本発明の一態様によれば、蓋体の上面に形成された突部の近傍に液体を残存し難くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の実施形態に係る折畳み容器を上方から見た斜視図である。
図1に示す折畳み容器を下方から見た斜視図である。
蓋体を開けた状態の折畳み容器を上方から見た斜視図である。
組立状態から折畳み状態への状態変化の途中の折畳み容器を上方から見た斜視図である。
折畳み状態の折畳み容器を上方から見た斜視図である。
第1蓋体を上方から見た斜視図である。
図6に示す第1蓋体のA‐A線矢視断面図である。
図6に示す案内形状部を拡大した拡大図である。
案内形状部の構造を示す断面図である。
複数の折畳み容器が段積みされた状態の一例を示す斜視図である。
図10の領域Rを拡大した拡大図である。
本発明の実施形態に係る案内形状部の変形例を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
〔実施形態〕
以下、本発明の一実施形態について、詳細に説明する。なお、以下の説明において、上下方向は、折畳み容器100の底部を下方に位置させた状態の折畳み容器100の上下方向をいう。上下方向は、折畳み容器100の高さ方向でもある。
(【0011】以降は省略されています)

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