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公開番号
2025101189
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-07
出願番号
2023217843
出願日
2023-12-25
発明の名称
ホルダ及び運搬具構造
出願人
三甲株式会社
代理人
個人
主分類
B65D
19/38 20060101AFI20250630BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】無線情報手段の通信を良好に行うことのできるホルダ、及び、運搬具構造を提供する。
【解決手段】IDタグ20をパレットに取付けるためのホルダ21は、IDタグ20を収容して保持可能な収容部22と、収容部22に対してIDタグ20を挿入可能とする入口開口部23と、ホルダ21をパレットのホルダ収容部へ収容させる際の挿入方向に対して直交する方向において対向する一対の対向壁24とを備え、一対の対向壁24は、それぞれ入口開口部23の一部を画定する。ホルダ21は、対向壁24から収容部22側に突出し、IDタグ20と当接して当該IDタグ20を収容部22において保持可能とする排出突部42を備えている。
【選択図】 図7
特許請求の範囲
【請求項1】
無線情報手段を運搬具に取付けるためのホルダにおいて、
前記ホルダは、無線情報手段を収容して保持可能な収容部を備え、
無線情報手段を前記収容部に収容した前記ホルダが、運搬具に設けられたホルダ収容部に収容されることで、無線情報手段が前記ホルダを介して運搬具に取付けられる構成であり、
前記ホルダは、
前記収容部に対して無線情報手段を挿入可能とする入口開口部と、
前記ホルダのホルダ収容部への挿入方向に対して直交する方向において対向する一対の対向壁とを備え、
前記一対の対向壁は、それぞれ前記入口開口部の一部を画定する構成であり、
前記ホルダは、前記対向壁から前記収容部側に突出し、無線情報手段と当接して当該無線情報手段を前記収容部において保持可能とする排出突部を備えていることを特徴とするホルダ。
続きを表示(約 920 文字)
【請求項2】
前記排出突部は、前記ホルダのホルダ収容部への収容状態において水平方向、鉛直方向、又は、水平方向及び鉛直方向に対して交差する方向に沿って延在していることを特徴とする請求項1に記載のホルダ。
【請求項3】
前記ホルダは、前記収容部を挟んで前記入口開口部の反対側に設けられる奥側壁部を備え、
前記排出突部は、前記奥側壁部と連結され、前記奥側壁部から前記入口開口部側に向けて延在する第1排出突部を備えていることを特徴とする請求項2に記載のホルダ。
【請求項4】
前記排出突部は、前記対向壁のうち前記入口開口部側の縁部よりも前記収容部の内側に離隔した位置に設けられていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のホルダ。
【請求項5】
前記ホルダは、前記対向壁のうち前記入口開口部側の部位から前記収容部側に突出し、前記収容部に収容された無線情報手段の前記入口開口部側への変位を規制可能な規制突部を備え、
前記排出突部は、前記規制突部よりも前記対向壁からの突出長が短く、前記規制突部と連結され、前記収容部を挟んで前記入口開口部の反対側に向けて延在する第2排出突部を備えていることを特徴とする請求項2又は3に記載のホルダ。
【請求項6】
前記ホルダは、前記対向壁のうち前記入口開口部側の部位から前記収容部側に突出し、前記収容部に収容された無線情報手段の前記入口開口部側への変位を規制可能な規制突部を備え、
前記ホルダは、前記収容部を挟んで前記入口開口部の反対側に設けられる奥側壁部を備え、
前記奥側壁部には、前記対向壁のうち前記入口開口部側の縁部に沿った方向において前記規制突部の幅よりも広い範囲に形成され、前記ホルダから無線情報手段を取出す際に作業者が指先を挿入して無線情報手段への接触を可能とする操作開口部が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載のホルダ。
【請求項7】
上記請求項1乃至6のいずれかに記載の前記ホルダと、前記ホルダを収容可能なホルダ収容部を備える運搬具とを備える運搬具構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、IDタグ等の無線情報手段の運搬具への取付けに使用されるホルダ、及び、ホルダと運搬具とを具備する運搬具構造に関するものである。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、IDタグ等の無線情報手段をパレット等の運搬具に取付ける場合に、無線情報手段を収容可能なホルダに対して無線情報手段を収容し、当該ホルダを運搬具に取付けることが知られている(例えば、特許文献1等参照。)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-79987号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、ホルダと、ホルダに収容された無線情報手段との間に液体等が滞留し、無線情報手段の通信に悪影響が生じてしまうこと懸念される。
【0005】
本発明は、上記例示した問題点等を解決するためになされたものであって、その目的は、無線情報手段の通信を良好に行うことのできるホルダ、及び、運搬具構造を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
以下、上記目的等を解決するのに適した各手段につき項分けして説明する。なお、必要に応じて対応する手段に特有の作用効果等を付記する。
【0007】
手段1.無線情報手段を運搬具に取付けるためのホルダにおいて、
前記ホルダは、無線情報手段を収容して保持可能な収容部を備え、
無線情報手段を前記収容部に収容した前記ホルダが、運搬具に設けられたホルダ収容部に収容されることで、無線情報手段が前記ホルダを介して運搬具に取付けられる構成であり、
前記ホルダは、
前記収容部に対して無線情報手段を挿入可能とする入口開口部と、
前記ホルダのホルダ収容部への挿入方向に対して直交する方向において対向する一対の対向壁とを備え、
前記一対の対向壁は、それぞれ前記入口開口部の一部を画定する構成であり、
前記ホルダは、前記対向壁から前記収容部側に突出し、無線情報手段と当接して当該無線情報手段を前記収容部において保持可能とする排出突部を備えていることを特徴とするホルダ。
【0008】
手段1によれば、排出突部によって、収容部と、収容部に収容された無線情報手段との間に液体を流動可能とする隙間を形成し、収容部に進入した液体を、前記隙間を通して、無線情報手段から外れた位置、ひいては、収容部の外部に排出することができる。従って、ホルダの収容部に液体等が滞留し、無線情報手段の通信に悪影響が生じてしまうといった事態を防止することができる。結果として、収容部に液体等が滞留してしまうような場合に比べ、無線情報手段の通信を良好に行うことができる。
【0009】
手段2.前記排出突部は、前記ホルダのホルダ収容部への収容状態において水平方向、鉛直方向、又は、水平方向及び鉛直方向に対して交差する方向に沿って延在していることを特徴とする手段1に記載のホルダ。
【0010】
手段2によれば、ホルダや無線情報手段に関し、成形時の若干の歪みや経年使用等に起因する変形等が生じたとしても、排出突部が比較的広範囲に延在することによって、無線情報手段に当接して保持する機能を確実に発揮させることができる。従って、収容部と、収容部に収容された無線情報手段との間に液体を流動可能とする隙間についても確実に形成することができ、収容部における液体等の滞留を防止し、無線情報手段の通信を良好に行うといった作用効果がより確実に奏されることとなる。
(【0011】以降は省略されています)
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